キャンプのワナ
キャンプそれは修学旅行と共に大イベント!!
(実は私なワナ。)

例によっていつものメンバーなワナ。
やはりバスの席配置でもめるワナ。
あの娘とテントが近くてラッキーなワナ。
さらに飯炊きは男女混合であの娘と一緒でさらにラッキーなワナ。
でも俺は水汲みで、あの娘は飯炊き係りなワナ。
おいおい南条!いちゃつくなよのワナ。
なんで俺ひとりこんな重い荷物運ぶんだのワナ。
あの娘がついて来て神様に感謝なワナ。
あの娘が「大丈夫?」と聞いてきて、ここぞとばかりに渾身の力で
荷物を持ち上げ「すごーい!!」にニヤリなワナ。
そこから長く話すためゆっくりテントに向かうワナ。
都築君、手伝いに来てもらってなんだけど、邪魔なワナ。
皆が「すっごーい!」とゆう目で迎えてニヤリなワナ。
何故か飯が炊けたか確認は俺が行くハメになるワナ。
「私も行く」とあの娘がついて来て、また神様に感謝なワナ。
二人でこうしてると恋人みたいと中学生なりに妄想するワナ。
また心配して来てくれた都築君が来たが、「大丈夫!!」と速攻追い返すワナ。
火傷するワナ。
あの娘が「大丈夫!?」と心配してくれてオイシイワナ。
キャンプファイヤーに照らされるあの娘はまたかわいいワナ。
こんな素晴らしい自然の中でなぜヘンテコな替え歌と妙な踊りを披露しなきゃ
ならないのかのワナ。
夜中トイレに起きると、偶然あの娘も起きていて
神様に感謝するワナ。
「なんかいいよね、、、。」あの娘のそんな言葉の意味をどうとらえていいか
わからないワナ。
ひょっとして両想い!?のワナ。
いっそ告白してしまおうか悩むワナ。
せっかくいい感じだったが南条が起きてきたワナ。
オリエンテーリングの班があの娘と同じになって神様に感謝なワナ。
ちょっと歩き疲れたあの娘の水筒を持ってあげてポイントアップを計るワナ。
でも実は自分も限界なワナ。
班員から二人だけはぐれた時いっそ遭難しないかと思うワナ。
集めたキーワードの答えを思いついた時の、あの娘の尊敬のまなざしを俺は
忘れないのワナ。
帰りのバスで「おまえら昨日あやしかったぞ!」と冷やかされたが、
実は冷やかした南条を初めて感謝したワナ。
次の日からは全然普通なあの娘のワナ。

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