現実との違いのワナ
(隣人編)

1人暮らしの美人なお姉さんは絶対に引っ越ししてこないワナ。
お姉さんが「隣りに越して来た。」って挨拶に来るわけがないワナ。
ビデオの接続ができなくて・・・・・と部屋に入れてくれる事もないワナ。
醤油を借りに来ないワナ。
カレーを作りすぎたからと言って持って来るわけもないワナ。
隣りの郵便が間違って入ってて届けたお礼にお茶なわけないワナ。
回覧版を持っていくと、お風呂上りでドッキンってか、普通そんな格好じゃ
出ないだろのワナ。
洗濯物を干してると、偶然お姉さんも鼻歌まじりで洗濯物を干してる事くらいはあるワナ。
パンツなんかが飛んで来てしまうってことまではないワナ。
隣りから男の怒鳴り声が聞こえてくるワナ。
外に出ると泣きながら「なんでもないの。」って事もないワナ。
あくる日偶然帰宅時間が夜中に重なるワナ。
お姉さんがベロンベロンに酔っ払ってるワナ。
もたれかかってきて、もう部屋に運ぶしかないって事にはならないワナ。
なんとかベッドまで運んで、下着がチラリってのもないワナ。
寝ぼけてて突然、抱きしめられ自分の名前を呼ばれたらいいなのワナ。
偶然、街で出会って喫茶店に行くはずもないワナ。
その時に、「アナタみたいな人が彼氏だったらいいのにね。」と言われてみたいワナ。
偶然出張した仕事先でお姉さんがいて、上司におこられてへこんでるワナ。
しつこいストーカーの対策に「彼氏のフリ」をしてと他の人に頼むワナ。
またあくる日偶然出会ったクラスの女の子と一緒にいる所を見つかるが
特になにも気にされないワナ。
その夜衝撃の告白を受けることもないワナ。
そして彼女の名字が変わったワナ。

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