ＳＴ：３５
鋼鉄の人

　　　　　鋼鉄の魔法鎧に身を包む、テッケツのマジックバースト「メタルギア」が発動した。


ペルソナ　　「フン、私もそろそろホンキでかからねば、ならないようですね。
　　　　　　　　アナタを始末し、そこの死にぞこない２人も・・・・・。」

テッケツ　　「やれるものならやってみろ。」


ペルソナ　　「私がホンキになれば、たやすい事！！　マホソード！！」
　　　　　錬金魔法で剣を作りあげた！！
　　　　　その無数の剣が空中に浮かぶ。標的はカホと、アラシである。
　　　　　２人ともダメージがひどく動く事はできない。。。。。


カホ　　　　　「ア、、、、アラシ署長。。。。。逃げて。。。。。」

アラシ　　　　「うっ、、、そう簡単にはいかないかも。。。。。」



ペルソナ　　「まず１人。」


　　　　　　アラシに向かって、剣が飛ぶ！！

テッケツ　　「！！」

カホ　　　　　「オ、、、オクルーラ！！」

　　　　　カホは、魔法を唱えた。。。。。突然の習得であった。
　　　　　転送魔法「オクルーラ」はアラシを安全な所へと転送した。
　　　　　その距離こそ短いが、その場を離れるのには充分であった。


ペルソナ　　「ば、、、、ばかな、、、オクルーラだと。。。。。
　　　　　　　小癪な！！　ならば、オマエから！！」

　　　　　剣がカホへと向かう！！

カホ　　　　　「！！」

　　　　　　が、何かが剣を防いでいる。。。。。

　　　　　　鉄の盾のようなものが廻っている。。。。。


ペルソナ　　「こ、、、これは、なんだ！？　アストか？」
　　　　　　鋼鉄魔法アストの盾であろうか？


テッケツ　　「マジックバースト限定魔導アイテム「コンボイ」！！
　　　　　　鋼鉄の護衛艦隊は、俺の意思とは関係なく対象者を護衛する。
　　　　　　物理攻撃も魔法攻撃も効かぬ。貴様の思惑など、とっくに見通している。

　　　　　　俺の拳で血の海を渡れ！！」


　　　　　　普通にテッケツの鉄拳がペルソナにキマる。


ペルソナ　　「ウ、、、、、、、、、、ゴフッ。。。。。
　　　　　　　　おのれ、、、、殺人光・・・・・・・・・。」


テッケツ　　「そこまでだな。。。。。。
　　　　　　　　覇威覇威覇威覇威覇威ッ
　　　　　　　　覇威覇威覇威覇威覇威ッ
　　　　　　　　覇威覇威覇威覇威覇威ッ
　　　　　　　　覇威覇威覇威覇威覇威亜ーーーッ！！」


　　　　　　　意味の解らない叫びとともに、幾万もの鉄拳が炸裂する。

　　　　　　　両拳は、鋼鉄で覆われており、全身が砕かれるのは当然であろう。。。。。



ペルソナ　　「メ、、、、、メ、メラゾオン！！」

　　　　　　　封印火炎魔法で応戦するペルソナ。。。。。




テッケツ　　　「ふーーーっ。ムダだな。。。。。この鋼鉄の鎧はいかなる魔法も効かぬ。」


　　　　　　　何の防御も無しに、魔法を防ぐ。。。。。


ペルソナ　　　「ばかな、、、ならば、その代償があるはずだ。。。。。」

テッケツ　　　「そうだな。。。。。だが、ここでオマエを倒せるなら、まぁ、いいだろう。」



ペルソナ　　　「！！　ま、、、、待て・・・・・。」

テッケツ　　　「人質を取るやつが、みっともないな・・・・・・・・・。
　　　　　　　　覇威覇威覇威覇威覇威ッ
　　　　　　　　覇威覇威覇威覇威覇威ッ
　　　　　　　　覇威覇威覇威覇威覇威ッ
　　　　　　　　覇威覇威覇威覇威覇威亜ーーーッ！！」






　　　　　　　　再び、鉄拳のラッシュが叩き込まれたあと、
　　　　　　　　ほぼ瀕死のペルソナが無残に倒れていた。。。。。





テッケツ　　　「カホ、大丈夫か？」

カホ　　　　　「な、、、なんとかね。。。。。アラシ先生もＱＢ警視正もなんとかせんとあかんわ。」

テッケツ　　　「ああ。」


　　　　　　　　だが、ＱＢはすでに息が無い。。。。。


テッケツ　　　「！！　お、、おい、、警視正！？しっかりしろ。」





　　　　　　　　だが、その声に反応はなかったのであった・・・・・。















　　　　　　　　数日後。。。。。



サフィア　　　「クンツァ・・・・・。」

アラシ　　　　「警視正まで・・・・。私の力が足りなかったばかりに・・・・・・。」



　　　　　　　　葬儀に来ていたスワンも、しばらく黙ってはいた。。。。。

スワン　　　　「どうやら、魔石ギルドは潰さないといけないようね。。。。。」
テッケツ　　　「ああ。。。。。弔いってわけでもあるが、許せねぇ。。。。。」

　　　　　　　　スワンにはもう魔石ギルドを潰す事しか頭になかったのである。

アラシ　　　　「総監も不在。キュービック警視正も・・・・。
　　　　　　　　これからの指示を、、、、ヘリオル警視。」


ヘリオル　　　「参ったな・・・・・。フリーダムを潰したロイヤル４を確かめねばならぬというのに。。。。。」


スワン　　　　「いえ、もうつながりとかでなく、魔石ギルド自体を潰さないといけないと思います。」

ツグミ　　　　「そうね。。。。。あいつらの企みは、全ての人の生活を脅かすものだわ。」


スワン　　　　「アル、シーマ。。。。。行きましょう。」
テッケツ　　　「行くのか？スワン。」


スワン　　　　「ええ。じっとしてるのはイヤなの。テッケツ、あなたはココを。
　　　　　　　　ヘリオル警視はフリーダムへ向かうわ、手薄になるのは目に見えてるから。。。。。」


ヘリオル　　　「いいだろう。我々はフリーダムへ向かう。
　　　　　　　　　場合によっては、殲滅だ。魔法銃部隊が全滅とあれば、敵も相当なはずだ。
　　　　　　　　　アラシ、サフィア。ここは任せるぞ。」
アラシ　　　　　「了解です。」



　　　　　　　　　ヘリオルは、移動系魔法のためにレヴィン・ティアナを連れフリーダムへ向かう。
　　　　　　　　　マイコと、マロンも同席するようである。

　　　　　　　　　スワンは、アルとシーマを連れ、魔石ギルド本部のある島を目指すらしい。
　　　　　　　　　修行の成果に自信があるのだろう。。。。。


メロン　　　　　「（｡・＿・｡）　ちょっと待った。アタシを抜きで魔石ギルドは無いでしょう？」

　　　　　　　　　と、スワンの前に立ちふさがるメロン。

キャロル　　　「先輩が必要な理由の方がよくわかんないけど・・・・。」
メロン　　　　　「（｀д´）くわっ！！」

　　　　　　　　　実際のところは姿を消したロレンスの行方も探すつもりだったわけだが。。。

スワン　　　　　「いいわ。メロンちゃん。一緒に行きましょう。。。。。
　　　　　　　　　ただ、私たちの、魔法組曲の巻き添えになるかもしれないけど。。。。。なんて。。。」
メロン　　　　　　「魔法、、、組曲？？？？？」



　　　　　　　　　スワンが、アルとシーマに教えたのは、魔法組曲だった。

マロン　　　　　「魔法組曲ってなんですかぁ？」
メロン　　　　　「（°з°）笛からメラ出んだよ。」
マロン　　　　　「（´･ω･`）それじゃ、普通の楽器の魔導アイテムじゃないですか。。。。。」


スワン　　　　　「そうね、、、、魔法組曲で倒せない敵は無いわ。」

メロン　　　　　　「（°з°）！！なんと。それはもう見るしかないな。」



スワン　　　　　「必ず倒さないといけないから。。。。。」








マロン　　　　　　「・・・・・。」


　　　　　　　　　なにやら、異常なスワンの燃え上がりに、イヤな雲を感じるマロンであった。。。。。。















続く。











































メロン　　　　　「ちょっとちょっと、更新間開けすぎじゃね？」
キャロル　　　「そうだそうだ！！もう、誰も読・・・・・・・・。」


マロン　　　　　「何言ってるんですか、作者自ら、最初から読み直したんですよ？」




メロ＆キャ　　「（´･ω･`）それって、ある意味ダメじゃん。」
マロン　　　　「（汗）」




マイコ　　　　「うーん。。。。。結局ルーラが飛ぶ魔法といっても、、、、、、ぶつぶつ。
　　　　　　　　目標値の記憶をたどる時空間において、、、、、ぶつぶつぶつぶつ。」

カホ　　　　　「そうそう、トベルーラもある意味、自分の座標を変える魔法って考えると、
　　　　　　　　結果的には同じ魔法でも、使用者の魔法力の使い方によって、
　　　　　　　　何種類もの系統になっちゃうってこともあるねんて。」

マロン　　　　「（￣□￣；）！！こっちは勉強熱心だ。」

メロン　　　　　「（￣□￣；）、、や、、やだなぁ、アタシたちだって、さっきまで会議だったんよ？」









シオン　　　　「あ、メロン＆キャロルーー。さっきのお釣り忘れてるよーーーー。」







マロン　　　　「（；＾＿＾Ａ　そ、、それはさぞかし、おいしい会議で・・・・。」