ST:34
マジックバースト










ペルソナ   「マジックバースト。。。。。まぁ、魔法警察と戦う時点で覚悟してましたよ。」

      その間に、雪が降ってくる。。。。。
      だが。いち早くペルソナが異変に気づく。

ペルソナ   「抜け目無いですね。警視正。」


      そう、魔導アイテム「ダイヤモンドダスト」の雪ヴァージョンである。
      触れると爆発するのである。


ペルソナ   「ホッホッホッホッホ。魔法の使い方で私と勝負ですか?
        イオラ!!

      爆発魔法イオラを上空に放ち、雪を溶かす。。。。。
      雪の爆弾が空中で誘爆した。


QB      (なぜ、、、こうも色々知っているの?)

アラシ    (お、おかしい。。。なぜ、あの男は我々を知り尽くしているのだ?)



QB    「ベギラゴン!!
     極大閃熱魔法を手に帯させた。

ペルソナ  「知っていますよ。魔導アイテム「ジャッジメント」。。。
        ベギラゴンを収束して、掌に集めましたね。。。。。」

QB    「かわせないなら、意味が無いわ!! ピオリム!!」
     高速魔法ピオリムを何度もかける。

ペルソナ 「ヒャドキルト!!
     身体に氷を纏う。。。。。

     触れた魔法もほとんど無効化される。


QB    「さて、、、時間稼ぎはここで終わり。」
ペルソナ 「フフフ、負け惜しみですか?」

QB    「私の最終奥義は危険なのよ。。。。。もう、あなたしかいないわ。」


     アラシたちはすでに安全圏へと避難した。
     それでも、その戦いを遠くで見てはいるであろう。

     廻りにはペルソナとムクロしかいない。。。。。



QB    「残酷だけど、またこれも仕方の無いことなのね・・・・・。」

     QBが魔法力を集中する。

     *マジックバースト:一定時間魔法力を絶大に高める状態であり、
                この状態でしか使えない魔法奥義も存在する。
                そしていまだ解明されてない能力も・・・・。

     QBの体が瞬く間に光を放つ。


ペルソナ 「マジックバースト・・・・・・。」



QB    「完全降臨マジックバースト「ディグ インザ ダンシングクィーン」

ペルソナ 「ほほぅ。見せてもらいましょうか、その能力・・・・・・・・・・・・・・・・・ん・・・・・・アァ・・・・。
ムクロ   「ガ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ガガガ・・・・・・・・・・。」


QB    「私が降臨した以上、あなた方は正気を保てない・・・・。
       あまりに残酷な様のため使いたくはないんだけど、、、、あとで治療してあげるわ。。。。。
 
       って、聞こえてないか。

      メダパニ・マヌーサを複合した発狂の宴。
      混乱・幻惑・・・・・・ありとあらゆる精神への攻撃が自動的に行われる。
      精神力や魔法抵抗力の低い者は本当に発狂してしまう。
      全ての行動に影響を与えてしまう、そしてその効果はQB自身も制御できていないという。
      まさに混沌の女神。。。。。



      そして。QBはイオラーガを数発ペルソナとムクロに向かって放った!!

カホ    「イオラーガが連発で撃てる・・・・・。なんて魔法力。」



テッケツ 「(;^_^A うわー。ひとたまりもねぇな。
      俺もあの高みに昇れるんだろうか。。。。。(汗)」




      凄まじい爆炎のあとに、2人は倒れていた。。。。。

      ムクロは翼も折れている。。。。。


QB    「これ以上やると、本当に死んでしまいかねないわね。。。。。」

      
      マホトーンの手錠をムクロにかける。


QB    「そういえば、ペルソナはなぜこの手錠がはずせたのかしら?」






      離れてみていたカホは少し残念に思った。
      ヘルズゲートの空間移動を解明したかったのである。

      ちょっとムクロの方によってみた。。。



カホ    「QB警視正〜。このムクロのヘルズゲートの謎わかります?」
QB    「ダメ!!こっちへ来たら!!」


カホ    「!!そのマジックバースト、、、、、敵味方問わず!?」

      効果範囲はそこそこ長いようである。

QB    「奥義を使うまでもなかったわ。。。。。マジックバーストは解除すると、
       数日は絶対使えないから、本当に奥の手なの。」


      QBは「ディグ インザ ダンシングクィーン」を解除した。






      次の瞬間。

      QBを刃で貫く者がいた。。。。。

QB    「!! な、、、、、、、なぜ!?」


      その者は、、、、、ペルソナ!?


カホ    「えっ!?」


      地面に倒れているのも、ペルソナ。


QB    「そういう事・・・・・・なのね・・・・・・。」




ペルソナ2 「そう、、、、初めから私は2人いたのですよ。。。。。
      もちろん、クローンですけどねぇ。。。。。そこに倒れてる私の魔法力が薄くなった、つまり
      完全に意識を失ったと判断しましたね? 警視正。」


      なんと、「魔法力の弱いクローン」がいたのである。


ペルソナ2 「さて、あちらにいるアラシ署長と、、まぁ、ついでにアナタも殺しておきましょうか。」

カホ     「え、、、、、、、、、、あ、、、、、、あぁ。。。。。」



      離れていてもその状況を見ているアラシとテッケツ。


アラシ    「!!」
テッケツ   「クソッ、、、、、、。」


アラシ    「テッケツ先生、、、、私はいいですから、、、、、早く、、、。」


       と言うが早いか、すでにテッケツは走っていた。



       数秒でテッケツがペルソナと対峙したとき、
       すでに、カホを刃が貫いていた。。。。。



ペルソナ   「少し、遅かったようですね。」


テッケツ   「テメェ、、、、、。」

        テッケツの怒りがMAXとなった。
        ペルソナは短剣を構えた。。。


テッケツ   「そんな刃で、この俺を倒せるとでも思っているのか?
         残念だが、オマエはココで、潰させてもらう。」

ペルソナ   「ホッホッホ。魔法警察で最強と名高い、キュービック警視正が
         マジックバーストを使用して勝てなかった私に、オマエがどうやって?
         それとも、、、、。」
テッケツ    「見切った。」

ペルソナ   「なんですと!?」






テッケツ    「見切った。って言ったんだよ!!
          怒りを魔法力に変える。魔族の血を!!魔法力を全て!!」



          テッケツが気合いを入れる。



ペルソナ    「こ、、、、これは、、、まさか、、、、。」






          錬金精製された、鋼鉄のパーツが身体を包む。

          完全武装の鎧のようである。



テッケツ     「テッケツ流マジックバースト。
    メタルギア完成!!
 もう、オマエに手加減はしねぇ!!」





          鋼鉄の戦士が誕生した。。。。。













続く。

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