ST:32
奇術師







     2体のペルソナ。。。。。
     1体は動きを封じられ、もう1体が宙に浮いている。


ペルソナ 「まぁ、私も魔法を使ってる事にかわりはないのですが、
      アナタたちのように普通に魔法効果だけを狙うなんてしないのですよ。」

クンツァ 「フン、、結局、魔法を使うんだろ?」

ペルソナ 「タネもシカケもある。。。。。なんて、奇術師は言いませんよ。
      フッフッフッフッフッフ。」

アラシ  「早めに終わらせていただきます。。。」

     アラシの魔導アイテム「ジャイロスナイプ」
     集束したバギクロスを撃ち出す!!

     その弾丸をシルクハットで受け止めるペルソナ。


クンツァ 「ど、、どこからそんなもんが!? こ、、こいつ魔導アイテム。。。。。」

ペルソナ 「ソレですよ、ソレ。アナタ方はすぐ、魔導アイテムにも頼っている。。。。。
      イキナリジョーカーを使うバカがありますか。。。。。
      魔法・魔導アイテムそれらをうまく切り替え、時にはそれを気づかせずに戦う
      これこそ、奇術師、、、いや、魔術師な〜んてね。フフフフフ。」


アラシ  「なるほど。そのシルクハットの奥に自らの手で、集束魔法マホプラウスで
      敵の魔法を集める事もできるって事ですね。」

ペルソナ 「そうですよ。そして、そのタネは教えなければ、魔法の魅力は
      無限大です。」


クンツァ 「オマエは何が言いたいんだ!!」

ペルソナ 「いえいえ、魔法警察の重役の方々がこの程度なのか。。。。と
      あまりにも嘆かわしくてね。」
クンツァ 「俺に勝ってから言えよ。 アラシ、コイツは俺がやる。」
アラシ  「そう言ってる場合では。。。。。」


クンツァ 「以前使うだけ使って、タネあかししてない俺の魔導アイテム。
      ちょうどいいだろう。。。。。」

      クンツァは魔導アイテムの名を呼ばず、剣を出現させた。
      そして、、、、、。
クンツァ 「練金剣魔法マホソード!!

      さらに魔法で具現化した無数の剣が出現する。

ペルソナ 「ほほぅ。中々の数の剣ですね。。。。。」

      はじめに出した剣をメインで扱うようである。

      メインソードがペルソナへと飛ぶ!!

ペルソナ 「なるほど、剣を念力魔法サイルーラで、、、簡単なタネですね。フッフッフ。」
クンツァ 「おいおい、奇術のネタをバラすのはルール違反じゃないのか?フッ。」

      剣を振る!!その度にマホソードの剣もペルソナを襲う!!

ペルソナ 「なに!?ば、、ばかな、、、あんな大量の剣を全てサイルーラで!?」

      無数の剣全てがペルソナを襲う。

クンツァ 「残念だったな、見破れなくて。」


ペルソナ 「ええぃ!!」

      と、射程距離から離れるペルソナ。


ペルソナ 「仕方無い、キメてしまうか。ジャビオン!!
      そして、マヒャド!!

      極大水撃ジャビオンで出した水の玉を、極大氷撃魔法マヒャドで
      凍結させ、巨大な氷の塊を作り上げた。


ペルソナ 「喰らうが良い!! レミラオン!!

      光線魔法レミラオンを氷の塊に向けて放った!!


アラシ  「!!あ、、、あれは!!」
クンツァ 「ま、、、マズイな!!」


      なんと、氷の塊がレンズ化している。
      レミラオンが増幅され、熱線と化している。。。。。

ペルソナ 「大人しく黒コゲになってしまうがいい!!」


クンツァ  「おい、アラシ、アレはオマエの「サンクチュアリ」で防げるか?」
アラシ   「(;^_^A ちょっと無理だな。。。。。(汗)」

クンツァ  「ならば、相殺するしかないのか。。。。。」

アラシ   「バギマクス!!
クンツァ  「バギマクス!!

      W封印真空魔法バギマクスである!!

アラシ   「ジャイロスナイプ!!」

      ジャイロスナイプで撃ち出した高速の風の弾丸に、
      バギマクスの渦が加わる。

ペルソナ  「多少はやるようだが、そんなもので、この熱線が止められるとでも
       おもっているのか!!」


クンツァ  「停まるぜ。。。。。」



ペルソナ  「!!」

      ガラスの砕け散るような音が辺りを包む。。。。。

クンツァ   「元から断つだけなんだがな。。。。。」



      と、1人の魔族が飛来してきた。

ペルソナ  「うむぅ。。。。。そっちはうまくいったようですね。」


アラシ   「リ、、、リマさん!!」

      なんと、その魔族の腕にはリマの姿が。
      どうやら気絶しているようだ。。。。。

ペルソナ  「ま、、、いいでしょう。これで。。。。。」


クンツァ   「ま、、、待て!!」


      ペルソナと魔族はルーラで飛び去った!!


クンツァ   「アラシ、リリルーラで追うぞ!!」
アラシ    「いや、その前に魔法病院が心配です。。。。。」

      2人は魔法病院にトベルーラで向かった!!




      影で隠れてた、ミルミィとカホも病院へと。


カホ    「ねぇ、誰か入っていった?」
ミルミィ  「そんな気配もなかったのに。。。。。なんでリマ先輩が!?」



      魔法病院の中に入った4人。


アラシ   「な、、、、なんと、、、、。これはヘルズゲート。。。。。」

      床に異空間の扉の跡が残っていた。

クンツァ  「だとすると、さっきの魔族は、、、、、、ムクロか。。。。。」

カホ    「ムクロって誰なん?」
アラシ   「ギルドのラリマーの兄弟で幹部だ。。。。。」
クンツァ  「ヤツの魔導アイテム「ヘルズゲート」か空間移動なんだ。
       リマが狙いだったのか。。。。。いったい、なぜ?」

ミルミィ  「リマ先輩を連れていくとなると、悪用されそうな魔法は、
      レミラオンと、マホイミかな。。。。。」
クンツァ  「過剰回復魔法で、細胞を破壊。。。。。」
アラシ   「そ、、そういえば、ペルソナという男。。。。。魔族では無いということか?」

カホ    「(´・ω・`)?」

クンツァ  「そ、、、そうか、レミラオンは魔族には使用できない。。。。。
       なぜ、デビラオンを使わなかったのかと考えると、人間である可能性が。。。。。」
アラシ   「やはり、ギルドに深く関わる人間がいるようですね。」


クンツァ  「よし、追うか。。。。。」
アラシ   「そうしましょう。リマさんを取り返しに。」

       リリルーラでペルソナとムクロを追った。


カホ    「ウチも行く!!」

ミルミィ  「え!?ダメだよぅ!!」
カホ    「どうしても、空間を扱う事を知りたいねん!!
      ミルちゃんは、この事を知らせておいて!!」
ミルミィ  「絶対、無理しちゃだめだよ!!」
カホ    「うん。」


      カホもリリルーラでアラシを追った。。。。。





カホ    「ヘルズゲート。。。。。もしかしたら、ウチにも。。。。。」










ペルソナ  「ほほぅ。本気で死にたいようですね。。。。。」
ムクロ   「グウウウウウウウウウウウウウウウウウウ。」



クンツァ  「さて、本気で始末させてもらうぞ!!」

       クンツァはまた、魔導アイテムの剣を出した。。。。。。








続く。





























マロン   「アラシ署長の魔導アイテム「サンクチュァリ」ってどんなんなんだろ?」
メロン   「(´・ω・`)聖域。。。。。うーん。魔法陣かなぁ。」
スワン   「クンツァの魔導アイテム名。私知ってる。」

マロン   「(`・ω・´)え!!」

メロン   「(´・ω・`)てか、アタシ効果もいまいちよく解ってない。。。。。」


スワン   「(;´д`)・・・・・。」

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