ST:25
呼び寄せる魔力












     ヘルノートに込められている追跡魔法「リリルーラ」の震源地をつきとめるために
     ヘノから頼まれた、テッケツ・レヴィン・シオン。

     は、その魔法力を頼りに行く。。。。。


テッケツ  「ん?どうした?」
レヴィン  「こ、、、ここは、、、港町。。。。。。」

テッケツ  「となると、例の森か?」

     例の森。。。。。

     蟲族の出現したあの森であり、ギルドの所有してた魔法石があったところである。

シオン  「マホイミ・ザオラル・パルプンテ。。。。。ずいぶん高LVな魔法石ね。
      私なんて、永遠に使えないんじゃないのかな?(汗)」
テッケツ 「多少はできるようになったのか?」

シオン  「師匠がもっと魔法の訓練とかしてくれないからねぇ。。。。。」
テッケツ 「バカモノ!!拳以外を教えると思ったか!!

シオン  「щ(゜Д゜щ) 魔法学校教師でしょ!?



     魔法力を辿っていく。。。。。
     洞窟の多い地帯へと着いた。。。。。
     
シオン  「でも、この辺って、洞窟多いよね。。。。。」
テッケツ 「何かを隠すには、いいかもしれんが、浅い所で埋まってる洞窟の方が
      多いからな。。。。。」
レヴィン 「・・・・・。ん? ここか、、、魔法力はこの中か。。。。。
      なにやら、風を感じるが、、、、。」
シオン  「ホントだ、、、、何か冷たい。。。。。」

テッケツ 「あ、、、ああ、そ、、そうだな、冷たいな。うん。」

シオン  「(¬_¬)この人はどうやって、魔法学校教師免許を。。。。。」


     どうやら、結構長目の洞窟のようである。。。。。

     なんと、巨大な氷の壁が行く手を阻んでいた。
     その厚さもかなりのものである。


レヴィン 「こ、、、、これは、、、、、永久氷壁。。。。。」

テッケツ 「なんだそれは!!ウマイのか!?」
シオン  「・・・・・・・。」

     と、シオンがその巨大の氷の壁に何かを見つけた。

シオン  「ねぇ、、、、レヴィン先生!!あれ!!」

レヴィン 「!? あ、、、あれは、人なのか?????」

     氷の中に人のようなものが閉じ込められている。
     だが、かなり奥の方であり、人間であるかどうかは微妙である。

シオン  「人に見えますよね。。。。。」
レヴィン 「見難いが、、、、人のようだな。確かに。」

テッケツ 「どうする。。。割るか?
レヴィン 「触れない方がいい、触れた瞬簡に凍る。。。
      凍ってしまえば、モロく砕ける。」
シオン  「あ、中の人も砕けちゃう可能性が?」

レヴィン  「そうだな、、、、、おそらく中は、一種の冬眠状態だ。。。。。
       凍結状態で生きている。。。。。」

シオン  「( ̄□ ̄;)!!そうなんですか!?」
レヴィン 「ああ、だから、このヘルノートで、ここまで追えた。。。。。」
シオン  「でも、今はどうしようもないのかしら?」

レヴィン 「ここに、閉じ込めた張本人か、解凍する魔法使いでないとな。。。。。
      まぁ、とりあえず、現状報告と行くか。。。。。」
テッケツ 「そうだな。校長んとこ戻るか。。。。。」



      「シオ・・・・・・・・・・・・・・・ン・・・・・・・・・・・・。」




シオン  「ん?」

テッケツ 「どうした?シオン。」

シオン  「誰か、、、呼んだ。。。。。」
レヴィン 「???」


シオン  「なんか、、、、聞いた事あるような。。。。。」


      「シ・・・・・・・・・オ・・・・・ン・・・・・・・・。」



シオン  「!! 氷の中の人だ!!」
レヴィン 「何!!」










      *その頃の魔法学校。


ヘノ    「うーむ。。。。。やはり、魔法力が微力じゃのぅ。。。。。」
ロレンス 「くっ、、、、、こればかりは仕方ないものなのか。。。。。」

ヘノ    「微力でも魔導システムに変換すれば、、できる。。。。。
      確かに、魔法を詠唱する事はスグには無理じゃ。。。
      だが、魔導アイテムとは別じゃからのぅ。」
ロレンス 「では、、俺は何を、、どんな魔法でイメージすれば。。。。。」

ヘノ    「・・・・・・・・・・・・・・・・。」



















       氷の中の人を眺める3人。

シオン   「誰だろう。。。。。」
テッケツ  「レヴィン、オマエ聴こえたか?」
レヴィン  「いや。。。。。。」


シオン   「も、、、、、もしかして。。。。。ツグミ先生!?」

テッケツ  「な!!なにいいいいいいいいいいいいいいい!!」
レヴィン  「伝説の教師か!?」


テッケツ  「そういわれても、ツグミ先生の魔法力を感じない。。。。。
       ただ、微々たる魔法力があるだけだ。。。。。」
シオン   「えっ?????」

テッケツ  「ギリギリで生かされている。。。。。」
レヴィン  「そうだな、、、、しかし、なんのために!?」
テッケツ  「解らぬ。。。。。」


      そして、テッケツたちは、外で誰か来るか見張る事にした。
      来たギルドを捕まえるのである。。。。。

      人が来るのに、時間はかからなかった。。。。。



ギルド1 「どうする?」
ギルド2 「イオナズンで、塞ぐか???」

ギルド1 「静かにやれと言われていただろう。。。。。」
ギルド2 「そうだな。。。。。」


     と、現れた2人をテッケツが捕まえる。


テッケツ 「よう、オマエら。ちっと、金貸せや。」


シオン  「(; ̄Д ̄)!! 違う違う。ツラ貸せや!!だってば。」
レヴィン 「女性がそんな美しくない言葉を使うでない。。。。。」
シオン  「(; ̄Д ̄)・・・・・・。はぁぃ。」


ギルド1 「マズイぜ!!」

     当然戦闘態勢に入る!!
     もちろん、テッケツたちも予測済みである。















続く。































シオン  「おー。アタシの活躍かなぁ?」
テッケツ 「流れ的に、、、、コイツじゃないのか?(笑)」




レヴィン  「ん?」



シオン  「(; ̄Д ̄)・・・・・。久々の出番なのに。。。。。」

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