ST:21
白服の正体を暴け!!












マイコ  「(`д´)そんなバカな事あるわけないじゃない!!


     マイコの怒号が響く。

カホ   「マイコちゃん、マロンさんだって、本物とは言うてないやん。」
マロン  「(;´д`)・・・・・。」

     昨日の話である。。。

     あの雷の剣を持つ者は、ジェードの可能性が高いと。。。。。

マイコ  「そんなの、変身魔法「モシャス」に決まってるんだから。」

マロン  「ですから、ヘノ校長も顔は見てないって言ってました。
      ただ、モシャスにしては魔導アイテムが同じなのは非常に稀だと。。。」
カホ   「せやなぁ。。。。。ほな、混乱魔法「メダパニ」でもかかってるとか、
      洗脳できる魔導アイテムがあるとか。。。。。」

マロン  「そうですねぇ。ジェードさんが魔石ギルドに協力するなんて
      考えられません。」
カホ   「ジェードって。双子の兄弟とか居てへんのやろか?」

マイコ  「・・・・・・・・・・・・。」



      ジェード、マイコたちと同期だった魔法学校の生徒であった。
      雷撃魔法「デイン」系を得意とする。
      3年前の戦いののち、ヘリオルと共に、
      魔法警察の世界進出の遠征に行ってしまった。
      魔導アイテム「ロードブリティッシュ」は雷の剣。
      そう、昨夜の事件である。

      だが、皆、ジェードの性格は知っていた。
      「悪」を憎み正義に燃えマイコに恋する男であった。(笑)





マイコ  「(`з´)絶対違うんだから。。。。。ブツブツブツ。」

      マイコは帰宅途中、とある男を見つけた。

マイコ  「ロレンスさん!!」



ロレンス 「ああ、、、マイコか。。。。。どうした?」
マイコ  「あのー。。。。。」


      と、マイコは色々話してみた。
      魔石ギルドを追うロレンスなら、何か話してもらえると思ったのである。

ロレンス 「ま、俺はジェードという男の性格を詳しくは知らんからな。
     我々を裏切ってと言う事も考えつく。」
マイコ   「そ、、、そんな。」
ロレンス 「まぁ、人間なんて人が思っているより、、、、、、、、、、、、。」
マイコ   「(・_・、)・・・・・・・・。」

ロレンス 「なんだ? ジェードやらは、オマエの恋人か?」
マイコ   「(;°◇°)なななななな、何言ってるんですか!!
ロレンス 「ならば、自分の目で確かめるか?
      俺は毎日どこかで行われてる取引を差し押さえねばならない。。。。。」
マイコ  「うん。行く。」



      その夜から、マイコはロレンスと共に廻る事にした。。。





      そして、ちょうど現場に出くわすのであった。。。。。

マイコ  「あんちくしょー。」

ロレンス 「待て、、、、今行った所でまた逃げられるだけだ。。。。。
      なんとかヤツラを逃がさない方法はないものか。。。。。」
マイコ  「全部凍らせちゃえばいいんですよ。」

ロレンス 「合図したらやるぞ。」
マイコ  「解りました。」



     2人はその現場へと出る。



ロレンス 「そこまでだ。確かめるまでもなく、ギルドだな。」
マイコ  「全員動かないで!!逮捕します!!」(ん?)


青ローブ 「また、オマエたちか。。。。。」
白服   「性懲りもなく。。。。。」


     青ローブは逃げようとする。


ロレンス 「全員逃がさん!! ヒャドSZFCB!!

     威力は充分マヒャドを超える!!
     数人は逃れる!!

マイコ  「逃がさないわよ!!
     右手からマヒャド!!左手からマヒャド!!
     合体!!絶対零度マヒゼロス!!
     氷撃封印魔法を、なんと合体魔法で出した!!


     みるみるうちに、辺りが凍結していく。。。。。

     が、その中、ひとりだけなんともない。。。。。
     それは白服である。


マイコ  「!!」

白服   「フン!!」

     白服の手から雷を帯びた剣が出てきた!!

マイコ  「!!ロ、、ロードブリティッシュ!!
     ジェード!? ジェードなの?」


     白服はそのままマイコに斬りかかる!!
     マイコはなんとか、その顔の部分を見ようとフードを取ろうとする。

ロレンス 「メラCFHSB!!
     火炎封印魔法メラゾオン級の炎である!!

     白服は剣で炎を払う!!

白服   「バギマクス!!
     剣から、真空封印魔法が発動!!炎とぶつかりあう!!


ロレンス 「くっ、、、、封印魔法まで使うとはな。。。。。」



マイコ   「うーーーーーーーーん。フードを。。。。。。」

ロレンス  「マイコ!!危ないぞ!!」

マイコ   「だって、だって!!」

ロレンス  「ちっ、魔導システムが、、、、、強力な魔法使ったからな。。。。。」

     ロレンスの身に纏う魔導システムから煙があがった。。。。。
     オーバーヒートである。


     と、後ろから白服の獣人が襲いかかる!!


ロレンス  「!!しまった、コイツ凍ってなかったのか!!」


     その隙をついて、白服の人間が逃げる!!


     が、逃げた先にもマイコがいた!!

     そう、分身する魔導アイテム「ナインテイル」である。



マイコB  「捕まえた!!」

     スグにマイコ(A)も追いつき、フードを取った!!



マイコ   「!!」


ロレンス 「お、、、、オマエは、、、、、ま、、、まさか。。。。。」




















続く。Ψ(`∀´)Ψ































スワン  「なるほど、やはり音楽も色んなものに役立つんだなぁ。。。」
シーマ  「師匠〜。何してるんですか?」
スワン  「今後の見せ場に向け・・・・・・オホホホホホホ。なんでもないのよ。」

シーマ  「もー。」


スワン  「あれ?アル君は?」

シーマ  「最近魔法をかなり勉強してるみたいですよ。」

スワン  「あ、なるほど。寂しいんだ。」

シーマ  「(`д´)違います。」




カホ   (シーマちゃんて、マイコちゃんに似てない?)
マロン  (そうですねぇ。少し性格が似てるかもしれませんねぇ。)

シオン  (そうかなぁ。。。。。)

カホ   「( ̄□ ̄;)!!シオンちゃんいつから!?」
シオン  「えへへへへ。」

マロン  「と、いうことは。。。。。」







「メイプルシロップ
 おかわり!!」

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