ST:18
舞い降りた竜の戦士












     インプレッサのメガンテの爆音が鳴り響いた。。。。。


ヘノ   「くっ、、、、なるほどな、、、、オマエは逃げ切る自信があったわけか。。。。。」


     アヤメはすでに離れた位置にいた。

     いくらドラゴンの皮膚やウロコが硬いとはいえ、メガンテのダメージはデカい。

     そして、斬られたキャロルは。


キャロル 「わああああああああああああああああああああああああああああ。。。。。。
      ああああああああああああああああ。。。。。って、あれ?
      先輩!!」

     なんと、目の前にメロンがうつ伏せになっている。
     キャロルをかばったのであろう。。。。。

アヤメ  「標的は違えど、私のキラー・ザ・キラーは確実に斬り刻む。。。。。」


ヘノ   「なんと、そんな方法があったのか。。。。。」
アヤメ  「!?」


メロン  「アイタタタタタ、、、、鼻打った。。。。。」



アヤメ  「な!!なんだと!!」


メロン  「へへーん。アタシの魔導アイテム「ドラグナー・ハーツ」だもんね。」

アヤメ  「何!?それは、ドラゴラムの効果じゃなかったのか!?」

メロン  「そうそう、このバカパンダが変身したから思い出したんだよー。」
キャロル 「え?その魔導アイテムはドラゴラムの効果なんですかぁ?」


     なんと、メロンはドラグナー・ハーツの効果で、
     自分の両腕だけをドラゴン化したのである。
     
アヤメ  「!!」
     アヤメの魔導アイテム「キラー・ザ・キラー」の爪はボロボロになった。。。

アヤメ  「なんてこと、、、この小娘。。。。。」
メロン  「オッホッホッホ。その小娘にやられたのはどこの方でしょうね?」
アヤメ  「殺す!! マホソーーーーード!!
     練金魔剣魔法「マホソード」。剣を出現させる魔法である。


ヘノ   「剣術もやるのか。。。。。」

     そこで、ヘノがドラゴンのままブレスを吐く!!
アヤメ  「マホザンバ!!
     魔法切断魔法で、ブレスを斬る!!


メロン  「ん?なんだかできちゃいそうな予感!!」

     メロンが腕に魔法力を集中する!!


アヤメ  「あ、、、アレは!?」

ヘノ   「!!」

メロン  「うおおおおおおお!!メロナズン!!

      手からなんかの魔法弾みたいなのが出た!!
キャロル (センス無ーーーーーーーーーーーい。)


     アヤメの剣をへし折った!!


アヤメ  「この、小娘。。。。。ちっ。。。。。」

     アヤメは逃走した!!

メロン  「あ、てめーこのやろー!!」

ヘノ   「追うな!!」




     そして、ヘノはパンダに戻った。。。。。

ヘノ   「さっきの技は、、使うな。」
メロン  「へ?メロナズン?」
ヘノ   「アレは、竜闘気魔法「ドルオーラ」じゃ。」
キャロル「どるおーら?」

ヘノ   「人間には仕えない。。。。。竜人族専用の魔法じゃ。
     その威力はマダンテすら超える。。。。。」
メロン  「え?なんで、アタシ撃てるん?」

ヘノ   「いや、まだドルオーラに比べれば、屁みたいなもんだが。
     そうか、竜人族はドルオーラは両手から放出する。。。。。
     オマエの「ドラグナー・ハーツ」が両腕だけ竜に変えたとはいえ
     なぜかその竜人族の技を使えてしまうとは。」
メロン  「強いなら、ドンドン撃ったらいいじゃん?」

ヘノ   「竜闘気魔法は、己の魔法力と生命力を放つ。
      オマエは一応人間じゃ。。。。。ドルオーラなど撃っていては
      身体がもたんわい。。。。。」

メロン  「(°з°)えー。こんなに強いのにー。」
キャロル 「先輩はやっぱり、人間じゃなかったんですねぇ。。。。。」
メロン  「ヘ( ̄- ̄ ) こら、助けてもらっておいて。。。。。」
キャロル 「( `ー´)oありがとですー。先輩。」


メロン   「でも、この腕戻らない〜〜〜。」
ヘノ    「そのうち戻るわぃ。ドラゴラムも使えんくせにナマイキな。」
メロン   「パンダが竜に変身なんてナマイキな。」

キャロル 「しっかし、結婚できなさそーな腕ですねー。
      私、もっとラブリィな
   魔導アイテム
にしよーっと。」
メロン   「Σ( ̄□ ̄;)・・・・・。」


キャロル  「そういえば、あの女逃げちゃったですぅ。」

ヘノ    「いったい、何を企んでおるのだ?????」
メロン   「へへーん。またアタシがとっちめてやるから。」






ヘノ    (ドルオーラを見て、顔色が変わったな。。。。。。まさかな。。。。。)









      魔石ギルドは変わらず水面下で何かをたくらんでいるようであった。






続く。




























キャロル  「しかし。。。。。」
ヘノ     「しかし。。。。。」

メロン    「(°з°)?」


キャ&ヘノ 「メロナズンはないよなー!!」
メロン    「Σ( ̄□ ̄;)!!」


ヘノ     「センスないのぅ。」
キャロル  「私だったら、キャロナズン?」
ヘノ     「じゃ、ワシはヘノナズン?」


メロン   「おめーら、ちょっと来いやぁ!!」


ヘノ    「ひゅ〜〜〜〜。」
      トベルーラで逃げるヘノ。


キャロル  「キャハハハハハハハハハハ。」
メロン   「こらまてー!!」




キャロル  「でも、先輩♪」

メロン   「ん?」


キャロル  「かっこよかったですよ♪ キャロル感動しちゃいました♪」
メロン   「(〃▽〃)やめてよぅ。ホッペが赤くなるじゃんよ。(笑)」





















ヘノ    「単純じゃのぅ。。。。。。」

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