ST:15
走り出す最強の組織









      舞い散る雪。。。。。


オニキス 「封印魔法をWで魔導アイテムにこめられるとはな。。。。。」

QB    「それだけで済むとでも?」

     雪が大気の塵とさらに合成され、刃となった!!

オニキス 「氷撃の千刃を浴びせようと言うのか。。。。。」


QB    「生命を冒涜する者の運命ね。。。。。
      ここにある魔法石にこめられた魔法は「ザオリク」「パルプンテ」
      ドコで見つけたかは知らないけど、パルプンテで変動させて
      「生命を生み出す」のが目的のようね。。。。。
      そして、あの「蟲」の遺伝子か何かで新しい戦闘種族を誕生させた。。。
      ってとこかしら?」

オニキス 「フン、、、、さすがだな。。。。。だが、それだけじゃ合格点はやれないな。」

QB    「後でゆっくり聞かせてもらうわ。。。。。
      神の審判を受けるといいわ。」


      QBの合図で降り注ぐ氷の刃!!

オニキス 「メラゾオン!!
      最強の火炎魔法で、自分の身を守るオニキス!!


      そして、無数の爆発が起こった!!
オニキス 「な、、、、、、、、なんだと!!」


      凄まじい爆発がおこったあとに、オニキスは倒れていた。。。。。

QB    「これでも手加減したんだけどね。。。。。」


      なんと、ダイヤモンド・ダストはマヒゼロスをWで放出し、無数の氷の刃を
      形成し、その中に封印爆発魔法「イオラーガ」をこめていたのである。
      封印魔法3つを同時にこめた魔導アイテムなのである。
      普通の魔法使いであれば、魔法力が足りないだけでなく、
      連続で封印魔法を放つ事すら容易ではないだろう。。。。。



      そして、倒れてるオニキスに近づくQB。

QB    「!!な、、、なんてこと、、、、すでにクローンが。。。。。
      まさか、ザオリクとパルプンテの効果が、、、、、、、
      そんな、、、、、、。」


      オニキスは偽者であった。。。。。
      だが、オニキスのDNAから作られたクローンであると
      QBには解ったのである。。。。。

QB    「アイツら、一体どれだけの企みが。。。。。」






      急いで魔法警察に帰るQB。

アラシ  「警視正!!ヘリオル警視が戻りました。」
QB    「よかった。。。。。早かったわね。」

ヘリオル 「俺にしかできんだろう。。。。。コレは。。。。。」

      どうもヘリオル警視の魔導アイテムは何千キロも離れた所から
      スグ帰ってこれるものらしい。。。。。

QB    「クンツァ警部、サフィア巡査部長も呼びなさい。」

キャロル 「なんか、慌しいですねぇ。」
メロン   「(`з´)アタシらヘッポコは用無しじゃけんのぅ。」


QB    「・・・・・・。いいわ、アナタたち2人も来なさい。
      アナタたちでしか見えない何かもあるでしょう。。。。。」

メロン   「(;°◇°)σ ほんとですか!!」
キャロル 「(;°◇°) な、、なんか緊張するなぁ。。。。。



      緊急会議となった。。。
      それぞれの調べた情報を交換するのである。


アラシ   「えっと、まず、ロイヤル4ですが、なんと全員、
       3年前からの記憶が無いのか、曖昧のようです。」
ヘリオル  「あと、俺のあっちで調べた情報だと、以前フリーダムに魔響が来た
       時に、ロイヤル4が何か取引をしているという目撃情報があった。。。」

クンツァ  「どうも、俺も思うに魔響・特にロイヤル4と魔石ギルドは何か繋がりがあるんじゃ
       ないかと思うんだよ。」
サフィア  「そう。今私たちが調べてる事件は全てつながるんじゃないかと。。。。。」
アラシ   「え?ツグミ先生も?」

サフィア  「なんとなくですが、シルヴィアはツグミ先生に似てると思いませんか?」
クンツァ  「た、、、確かに。。。。。」
サフィア  「ヒトハちゃんの言うことが、タダの勘違いには思えないんですよ。」

QB     「シルヴィアは、、、、、まさか、、、ツグミ先生のクローン!?」

クンツァ  「バカな。。。。。」

QB     「現に私はオニキスのクローンと戦ってきたわ。
       この、不思議魔法「パルプンテ」と、蘇生魔法「ザオリク」の魔法石を
       使って、、、、、、、。」
アラシ   「そんな事が可能なんですか!?」


ディモン  「不可能とも言えないな。。。。。」


      突然登場。ディモン警視総監。

メロン   「( ̄□ ̄;)!!大ボス!!」
キャロル 「( ̄□ ̄;)!!ますます緊張!!」

QB    「総監!! どうでした?」

ディモン  「ああ、とりあえず私の留守を皆ご苦労だった。。。
      私は色々調べていたことがあってな。。。。
      そして、今、QBの持って来た魔法石で全てが繋がった。。。。。
      ドコから説明しよう。。。。。」

      なにやらQBも知っているようである。

ディモン  「練金精製魔法「ホムクルス」を知っているか?」

クンツァ  「文献で読みました。。。」
アラシ   「アスト・マホチェイン・バキュなどと同じ練金魔法ですね。」
サフィア  「でも、今は練金精製なんてありえないと思ってました。。。。。」


メロン   「( ̄□ ̄;)なんで、練金で?」
キャロル 「そうですよねぇ。。。。。鉄人でもできるんですかね。」
メロン   「( ̄□ ̄;)あの人みたいな?」







テッケツ  「ぶえっくしょい!!






QB    「そう、練金魔法で生命を産みだすのです。
      ある種の生命の冒涜と言うことで、禁断魔法とされたうえに、
      誰も使用者がいなかったために、ここ数百年忘れられてます。

サフィア 「では、その魔法を使う者が魔石ギルドに!?」

ディモン 「いや、、、その「パルプンテ」と「ザオリク」の魔法石がポイントだ、
      おそらく、それを使って「蟲」などを誕生させてしまったのだろう。。。」

アラシ  「その技術で、、、、シルヴィアをツグミ先生のクローンと・・・・・。」

ヘリオル 「ありえるな。」


メロン   「(^ー^*)ロイヤル4の獣人ウィンダムも、獣と人間のクローンとかね。」

ディモン  「その可能性はある。」

メロン   「щ(゜Д゜щ)なんですと!!


アラシ   「それで、過去の記憶が!?」
クンツァ  「なんという事だ。。。。。だとしたら、ツグミ先生は!?」

QB    「待って、まだ決めつけるのは早いわ。それならば、なぜ魔石ギルドは
      ツグミ先生のクローンを作ろうとしたの?
      ツグミ先生のクローンだったら、魔石ギルドには敵になるって事も考えられるわ。
      それに、オニキスのクローンはほぼ本人だったわ。。。」
ディモン  「そうだな。。。。。」


キャロル  「ロイヤル4の子供。フィリーは?」


クンツァ   「そうだな、アイツだけ12、13歳だな。そんな子供のクローン?」
サフィア  「何か特別な能力を持っているとか?」

アラシ   「しかし、ロイヤル4が魔石ギルドと組んでるって確証は無いですよ?」
ヘリオル  「そうだな。あくまで、そんな感じのを見た。ってだけだな。」 



QB     「ザオリクの魔法石。。。。。」
サフィア  「蘇生魔法が誕生の魔法になるなんて。。。。。」


ディモン  「そして、もう1つ。魔法漢方師ノアと言う人物を知ってるか?」
QB     「港町にいる?」
ディモン  「ああ、なんでも最近、漢方の薬草を自分の魔法で生やせると。。。」
QB     「魔導アイテムですか?」
ディモン  「わからん、、、、ここ最近の話だが、、、なんか、、、な。」
サフィア  「そちらも調べた方がいいですか?」

QB     「待って、あまり急に私たちが動くとマズイわ。。。。。」



      と、メロンを見る。


メロン   「(°з°)?」

アラシ   「メロン巡査。何気に自然に漢方師の所に行け。」
メロン   「´ρ`)y─┛~~やはり、有能なアタシしかいないってことかぁ。」
キャロル 「先輩が一番警官に見えないからじゃないですかぁ?」
メロン   「(`д´)!!オメーに言われたかないやい!!」

クンツァ  「じゃ、頼んだぞ。」

メロン   「えー!!ちょっと、、、そんな。」

ディモン  「よし、各自、もう一度情報の収集だ!!」
QB    「あまり、大々的に聞き込みとかしないように!!」
ヘリオル 「よ〜し、解散だ!!(笑)」


メロン   「щ(゜Д゜щ)聞いてねぇし!!


      魔法警察が総動員で動き出した!!

      下っ端メロンは、魔法漢方師に探りを入れにいく任務であった。。。









続く。































キャロル  「先輩〜♪ キャロルもついていっていいですか〜?」
メロン    「(`з´)なんかね、私服で行けって言われたよぅ。」
キャロル  「だから、先輩は警官に見え・・・・・・・・・・・・」



ばきっ!!



キャロル  「(ノ_<。)わあああああああん。先輩がぶった〜〜〜〜!!
       パパにも殴られた事ないのに〜〜〜〜。」
メロン    「(`з´)ふふん。」

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