ST:14
粛正の乱れ雪月花









      蟲がメロンを襲う!! うずくまるメロン!!

キャロル 「先輩ッ!!」

メロン  「わあああああああああああああああ!!
     レミーーーーーーーーーラ!!
      魔法力をこめまくった光源魔法レミーラの閃光が包む!!
      蟲は一瞬目が眩んでしまった!!

QB   「よくやったわ!!」


      その閃光がおさまった。。。。。


蟲    「!!」
QB   「動かないで。。。。。」


     すでにQBは後ろにまわっている。
     蟲の頭部に向けて手をかざしている。。。
     その手には炎が宿っている。。。。。

蟲    「ソンナ炎デ、私ヲ倒ソウト言ウノカ?」
QB   「見くびらないで。」
蟲    「ソウカ、魔導アイテムカ。。。。。」
QB   「!! アナタはいったい何者なの?人間並みの知識を持ち、、、、、。」

     蟲はQBに襲いかかろうとした!!

     次の瞬間、蟲の身体が爆発した!!
     圧縮された極大火炎魔法メラゾーマが爆発したのである。

QB   「だから、言ったのに。。。。。」




メロン  「カッコイイ!!」
キャロル 「さすが、警視正。。。。。」

QB   「私の魔導アイテム「ジャッジメント」
      この手袋は魔法を集束するから、見た目は高等魔法でも
      実際は封印魔法って事もできる。。。。。」
メロン  「( ̄□ ̄;)!!見た目は「イオラ」で、実際は「イオラーガ」!?」
キャロル 「( ̄□ ̄;)!!なんかもうLVが全然違うね。。。。。」


QB    「しかし、、この蟲族はいったい。。。。。
      この辺りを探索してみますか。。。。。」
メロン   「無理ですー。」
キャロル 「また、さっきのヤツ出たら殺されちゃいますぅ。」

QB    「そうね。」

メ&キ  ( ( ̄□ ̄;)!!ハッキリ「そうね。」って!? )

QB    「アナタたちはスグに帰って。」
メロン   「はぁい。」
キャロル 「早く帰るですぅ。」

メロン   「警視正、ジャケットだけは着ておいてくださいね。」
QB    「ありがとう。」



      そして、QBは単身で探索を始めた。

QB    「魔法力を感じるわ。。。。。って、ベタな洞窟ね。。。。。」

      森の中の崖下に洞窟を見つけた。
      最近掘ったもののようだ。

QB    「あの蟲が? 中にいるのかしら。。。」

      そして、QBは魔導アイテム「ジャッジメント」で、
      催眠魔法「ラリホーマ」を数発集束し、洞窟内へと放った。

QB    「これでいいかな。。。」
      自分は「マホステ」を唱えて、ラリホーマの効果を消し洞窟へ入った。


QB    「・・・・・・。ここで生活しているわけではないのね。。。」

      洞窟内を調べる。。。。。
      そして、魔法力を感じる所へ行った。。。

QB    「こ、、これは魔法石!? 中の魔法は、、、、、、
      まさか!! こ、この2つの魔法石。。。。。」
男A    「オマエ!!何をしている!!」

      3人の男が居た。
      青いローブ。魔石ギルドである。

QB    「なるほどね。。。」

男B    「なんだぁ?ガキか?」

      QBは見た目はかなり若く見えるのである。

男C    「この制服、、、魔法警察だぜ!?」
男A    「それはヤバイな。。。。。」
男B    「早く、眠らせちまうか?」


男D    「待て。」

      さらに1人の男が入って来た。。。。。
      3人の態度から、少し上の位であろう。。。

男D    「この感じ。。。。。ラリホーマを唱えていたな、
       その残留魔法力でわかる。。。。。そして、その後自分にマホステを唱え
       この中へ入ったな。まだ、マホステを帯びている所を見ると、
       魔法力はかなりなもんだな。。。。。」
QB    「魔石ギルドも、結構バカにできないものね。」


男D    「魔法警察警視正キュービックだな。。。。。」
QB    「あら、覚えててくれてるなんて光栄だわ。。。。。オニキス。。。。。」

      その男は魔石ギルド幹部の「オニキス」であった。

      3年前の戦いでの中心人物の1人である。

QB    「アナタたちの企みは、解ったわ。」
男A    「解った所で、生きて帰らなければ意味はねぇよな。」


オニキス 「ジャック・ザ・リッパー。。。。。」

      オニキスが呟いた。。。
      オニキスの魔導アイテム「ジャック・ザ・リッパー」
      相手の周りを風の壁で球状に包み、
      その空間内でバギクロスを乱反射させ切り刻むのである。

QB    「!!」
      咄嗟にWマホスカラで、ダメージを抑えるQB!!


QB    「イオラーガ!!

オニキス 「!!」


      洞窟の半分が吹き飛んだ!!
      凄まじい粉塵が舞う。。。。。

      手下の3人はイオラーガでダウンした。

オニキス 「おいおい、自然を破壊してもいいのか?」
QB    「アナタを仕留めなければ、もっと失うものが大きいわ。
      覚悟するのね。。。。。全く、、、これを使う事になるとはね。。。」

オニキス 「切り札の魔導アイテムか。。。。。」

QB    「そうね、指輪をしてる者には気をつける事ね。。。。。」
オニキス 「・・・・・。」

      QBは両手をかざした!!

オニキス 「ヒャド系か。。。。。。!! こ、、これは!!」
QB    「覚悟した方がいいわよ。」

      なんと、両手から封印氷撃魔法マヒゼロスである!!

      冷された大気の塵が、雪の結晶と成り降り注ぐ。

オニキス 「!? 雪だけか!? 凍結させるつもりか・・・・・・。」


QB    「粛正の乱れ雪月花。。。。。」
オニキス 「フン・・・・・・・。」















      一方帰って来たメロン&キャロル。

メロン   「ふー。さすが、警視正だねぇ。」
キャロル 「キャロルもあんな人になりたいですぅ。。。」

アラシ   「(;^_^A おかえりなさい。」

      と、あった事を報告する。

アラシ   「あの方なら心配ありません、魔法使いとしてなら、
      私はあの方以上の人を知りません。。。。。」
メロン   「ディモン総監は!?」

アラシ   「総監は体力・知力・魔法力・統率力全てを兼ね備えています。
      ですが、魔法だけは警視正にもかないませんよ。」
メロン   「( ̄□ ̄;)!!」

アラシ   「事実上禁断の効果を持つ魔導アイテムの持ち主ですし。。。。。」
メロン   「( ̄□ ̄;)!!なんですと!!」

アラシ   「ま、なぜ禁断かといえば、あの方ですら魔法力を
      ほとんど失ってしまうからなんですけどね。」
キャロル 「( ̄□ ̄;)!!ま、、、マダンテですか!?」


アラシ   「ダメージは変わらないんじゃないかな。。。。。」















       その禁断の魔導アイテムの名は「ダイヤモンド・ダスト」

       それがオニキスに向けて放たれた!!
       その雪が一体なにを。。。。。









続く。






























マイコ   「出た!!魔石ギルド幹部「オニキス」!!」
カホ    「出たなぁ。って事は、アヤメとかラリマーもおるんかいな?」
マイコ   「ラリマーって、腕斬り落とされたじゃない?」
カホ    「せやったなぁ。」


マロン   「あれ?カホさん、久々に。。。。。」

カホ    「( `ー´)o」


マイコ   「私も次の魔導アイテム指輪にしよ。。。。。」
マロン   「そうですね、一番手軽ですし、いつも身につけてられますし。」
カホ    「テッケツ先生みたいに、何もない所から具現化するのもスゴイわぁ。」
マイコ   「そうね、ジェードもそうだわ。。。。。って、アイツ今何してるんだろ。。。」

マロン   「(^ー^*) 気になります?占いましょうか?」

マイコ    「┐(´ー`)┌ そんなんだったら、自分の事占ってもらうよ。」


カホ     「(;^_^A・・・・・。」

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