ST:11
魔導工学研究所








     魔導工学研究所。
     あくる日。アルはシーマと共にやってきた。。。。。
     といってもなぜか、ヒトハも。



ガネット  「ん?」

シーマ   「こんにちは〜。」
ガネット  「´ρ`)y─┛~~ お?シーマちゃんじゃねぇか。」

シーマ   「見学に来ました〜〜〜〜。アル。おいでよ。」
アル    「こんにちは。」

カイコ   「あ、キミは、魔法学校の。。。。。」
アル    「あ、カイコ先生。」
カイコ   「魔導工学に興味がでてきた?」
アル    「ええ、「魔導工学も魔法」だと思いまして。。。」
カイコ   「そうか。。。じゃ、魔導アイテムとの関係を知りたいのかな?」

シーマ  「え?関係あるの?」

カイコ   「無いとも言えない。魔導アイテムのほとんどは、魔法を具現がしたもので
      ほとんどが、魔法石を媒体としていたりしている。
      そう考えれば、人間が魔導超伝導システムと・・・・・・。」

     と、会話がだんだん難しくなっていく。

シーマ  「アルは、これでいいと。。。。。私は何を見ようかな?
      ガネットさん。なんかいいのない?」
ガネット 「うーん。魔導超電装システムも難しいしなぁ。。。。。」

研究員  「ガネットさん。ちょっとええかな?」
ガネット  「ん?どうした?サイファー。」

      と、サイファーと呼ばれた研究員がいた。
      妹(ルーチェ)も研究員である。

サイファー 「ここなんやけど、超電装が行われるまでのタイムラグを。。。。。」
ガネット  「ココは、魔法力を練金させ、その魔法金属マホメタル
       蒸着させるわけだろ?」
サイファー 「せやけど、その魔法力が尽きた場合は自動的に・・・・・。」
ルーチェ  「ちゃうやろ?お兄ちゃん。そのために、太陽の赤赦の力・・・・・。」
サイファー 「それはわかっとるがな。俺がいいたいのは、それを持続させる力を
       どうやってってことやろ?」

ガネット  「そこを、太陽魔法「ラナライズ」の魔法石でだな。」
サイファー 「それをどこに・・・・・。」
ルーチェ  「バックルとかでええんちゃう?それか、効果だけを焼結させる・・・・・。」

シーマ   「あ、、あの、それ、なんですか?」

ガネット   「これが、さっき言った魔導超電装システム
       ま、魔法の鉄の鎧みたいなもんだ。でも、まだ未完成なんだけどな。」
サイファー  「後は、魔法力をいかに持続させるか。。。。。」
ガネット   「また、実験だな。 やっとけよ。」
サイファー 「せやから、俺は骨折しとるっつーの。」

       なぜか1週間前に足を骨折したらしい。。。

ルーチェ  「ホンマお兄ちゃんはアカンなぁ。」

シーマ   「うーん。カホ先生みたいな会話ですね。」

ルーチェ  「カホとは、出身が一緒やからね。」
シーマ   「最近、カホ先生学校こないんですよ。」
ルーチェ  「実家帰ってるでー。」
シーマ   「そうなんですか。」

ガネット  「なぁ、この子。。。。。誰かに似てないか?」
ヒトハ   「にゅ?」

       何かの部品で遊んでたヒトハ。

サイファー 「んー、知らんけどなぁ。。。。。」
ルーチェ  「心あたりないわぁ。」

カイコ    「そういわれると・・・・・・。」
ガネット   「ツグミ先生か?この髪の色。」
シーマ    「でも。。。。。」


       と、シーマは前あった事を話した。


ガネット   「ほぅ。。。。。ピアス、、、ってツグミ先生の魔導アイテムか?」
サイファー  「魔導アイテムの効果は?」

シーマ    「えっ?知りませんよ。」

ガネット   「使用した魔法の効果を倍にする「マエストロ」がそのピアスなのか。。。?
        そんなにじっくり見た事ないからな。。。。。」
ルーチェ   「ほんなら、魔導アイテムが呼んでるとしたら、シルヴィアが
        母親って事になるんちゃう?」
サイファー  「せやけど、昨日は母親やない言うたんやろ?」
ガネット   「しかし、ピアスが持ち主に共鳴したなら、、、、、、、。」
サイファー  「せやから、毎回呼んでるわけじゃない・・・・・と。」

ガネット   「ヒトハちゃん、ほんの少しでいいから、そのピアス貸してくれるかい?」
ヒトハ    「だめー。」

シーマ    「ヒトハちゃん、少しだけよ。ママ見つかるかもしれないよ?」
ヒトハ    「ホントに?」

       ヒトハはピアスをガネットに渡した。


       ガネットはピアスを集中して見た。。。

ガネット   「こ、、、、これの魔法石は、、、、封印魔法バイバーハ。」
ルーチェ   「なんやて!? そんな魔法入れてどうするん?」
サイファー  「なるほどな。。。それで、効果が倍になるわけか。。。」

       光膜魔法フバーハ=火炎や吹雪のダメージを軽減する魔法。
      反射魔法バイバーハ=その火炎などを倍にして跳ね返す魔法。

      すなわち、自分の魔法を自分で反射させ、
      それを自分の効果として
使用していたのであった。

ガネット   「ま、同じ効果の魔導アイテムがあっても不思議ではないが、
       ツグミ先生の魔導アイテム「マエストロ」である確率も高いな。。。」
シーマ    「ツグミ先生って方は今どこに?」

ガネット   「3年前の戦い以来、姿を消してしまった。。。。。」
シーマ    「ねぇ、アル?」

       アルはまだ、カイコの話を聞いていた。
カイコ    「と、いうわけでまだ取得してない魔法でも、なぜか具現化できる場合も
       あるということです。 私の魔導アイテム「バジリスク」も正確に言えば
       魔法を遠隔から撃てるのではなく、「モシャス」を具現化し、
       杖自身が私の代わりに魔法を放つと言う原理である。
アル    「え?では、術者の魔法力は?」
カイコ    「取得してない魔法の魔法石を遠隔で維持するわけなので、
       魔法力は膨大に失っていく。。。」
アル    「なるほど。。。。。」

シーマ   「もう、アルってば〜。」
アル    「え?あ、、ああ、ゴメン、なんだぃ?」
シーマ   「( ̄□ ̄;)全然聞いてなかったの?」
アル    「(;^_^A ゴメン。。。」


ガネット  「うーん、、ツグミ先生の居場所がわからない今、
       どうしようもないが、ツグミ先生とシルヴィアの関係というか、
       なぜ、シルヴィアをママと呼ぶときがあるのか?ってとこから
       調べないとダメだな。。。。。」



      で、シーマはツグミと言う人物から調べる事にしたのであった。

      その辺は全て、テッケツに聞いたのであった。
テッケツ 「ってとこか。。。。。」
アル   「じゃあ、現代の時代と違う時代の人が甦ったなんて。。。。。」
シーマ  「校長室にある、金の像の謎もわかったわね。。。」

テッケツ 「そして、伝心魔法メールーラが唯一できたであろう漢がいたがな。
      他にツグミ先生と、メールーラができる者がいれば。。。。。」
シーマ  「その唯一できた男の人は・・・・・?」
テッケツ 「・・・・・・・・・・・・。3年前の戦いで、、、、、、死んだ。。。」
シーマ  「そうですか、、、、、、、。」


テッケツ 「誰かに似てるとは思ったが、言われてみれば
      似てると言えば似てなくもないが、違う人に似てると言えば、、、、、
      うーーーーーーーーーん。」
シーマ  「ツグミ先生を探せないですかね?」
テッケツ 「うーーーん。探索魔法フローミで探しまくるか?
      とりあえず、魔法警察に依頼してみるか。。。。。」
アル   「そうですね。」


      テッケツはこの話をアラシに持って行く事にしたのである。。。。。






シーマ  「シルヴィアが、お母さんなのかなぁ?」
アル   「そう言えば、シーマの師匠スワンさんが、魔響のTOP4人は
      かなり悪どいって言ってたけど、やはりロイヤル4の事なのかな?」
シーマ  「そう思うけど、確固たる証拠はないみたい。。。。。」

アル   「それも、どういう事なんだろう・・・・・。」


      色々交差する事が、アルの頭で廻っている。。。。。

      アル自身、今、自分が何をすればいいのかわからなくなっていた。。。。。













続く。































クンツァ  「捜索者か、、、、、。そういえばツグミ先生はいったいドコへ?
       そして、なぜ。。。。。」
サフィア  「鈍いのね、、、、、、そういうのは。。。。。」
クンツァ  「?」

アラシ   「事件を手分けして指揮しよう。」
クンツァ  「そういえば、ヘリオル警視からも連絡来てた。。。。。
       ロイヤル4について、、なんとか。。。。。」

アラシ   「(;^_^A じゃあ、そっちは私が。」
クンツァ  「魔石ギルド対策本部は、俺が。」
サフィア  「ツグミ先生捜索は私が。」

メロン   「新発売のポテチ試食はアタシが。」
キャロル  「(≧▽≦)キャハハハハハハ。」

クンツァ  「(¬_¬)・・・・・。」

メロン   「冗談です。。。。。って、そうじゃなくて、
      魔石ギルドと戦う正義のヒーローがいるらしいですよ!!」
アラシ   「ええ。。。。。いますが。。。。。」

メロン   「その正体も調べないと!!」

アラシ   「(;^_^A まぁ、今の所、害はないので。。。。。」
メロン   「(`з´)はぁーい。」





キャロル 「先輩〜♪ キャロルたちで調べればいいんですよぅ。」
メロン   「( ̄ー+ ̄)だな。」

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