ST:04
魔法学校授業













     魔法学校。
     アルが通いだして数日が過ぎた。。。

     放課後にアルがプリメェラとすれ違った。。。。。


プリメェラ「アル君。。。どうかしら?ここは。」
アル   「思っていたより、ずっと楽しいですね。。。
      しかし、ついつい魔法科を選んでしまうんですよね。。。
      音楽科も選びたいんですが。。。。。」
プリメェラ「別に期間制限も無いからゆっくりでいいわよ。」
アル   「しかし、ホント色んな年齢の人がいますね。」

プリメェラ「そうね、「数学」「語学」などの普通科はそれなりの子供が多いけど、
     魔法科や音楽科、魔導工学科、戦闘応用科などはさまざまな年齢の人が
     いるからね。。。。。おかげで教師は人手不足だけどね。」
マイコ  「プリメェラ先生!! 会議室に集合ですよ〜。」

     マイコ先生が遠くで呼んでいる。

プリメェラ「はいはい〜。 じゃ、アル君。頑張ってね。」
アル   「はい。」


     プリメェラ・マイコは会議室に入った。
     小さいパンダが偉そうにイスに座ってる。。。。。
     3年位じゃ何も変わってない、ヘノ校長である。。。

ヘノ   「全員そろったかな?」
マイコ  「揃ってます。」

ヘノ   「先日話した通り、教師を募集しているわけだが、どうじゃな?
     基本的に「魔法」が使用できないと採用はしないわけだが。。。。。」
プリメェラ「でも、どうしてですの? 普通科専門でなら。。。。。」
ヘノ   「だって、「魔法学校」だもん。
マイコ  「いや、「だもん」とかカワイク言われても。。。。。」

カホ   「せやねー。原点は魔法学校で、付加で普通科があるわけやし。
     やはり、極大魔法免許取得は条件から外せへんやん。
     せっかくウチも極大免許取ったんに。」

     生徒だったカホも、極大免許を取得し、教師になった。

マイコ  「以前の魔法学校のように、他の職業の人にも協力してもらうように
     すればいいんじゃないですか?」
ヘノ   「そうじゃのぅ。。。。。魔法弁護士会にも連絡してみるか。。。。。」

カホ   「マイコ先生〜。マロンさんにも頼んでみる?」
マイコ  「マロンさんは占星術師になってからは慌しいと。。。。。」
カホ   「うーん。。。。。」

     扉を突き破り1人の男が参上した!!
     魔法学校一熱き血潮の「漢」テッケツ(31)である。

テッケツ 「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

カホ   「(;´д`)あちゃー。。。。。」

テッケツ 「誰が呼んだか〜誰が呼んだか
    テッケツ男児〜〜〜♪

       扉もブチ抜き大見参!!
ヘノ   「減給な。」

テッケツ 「(;´д`)へ、、ヘノのダンナ!!そりゃ無いっすよ。。。。。」
カホ    「普通にアンタが悪い。」

テッケツ 「教師を連れて来たんだから、いいじゃないかよぅ。」

プリメェラ 「教師を!?」
テッケツ  「おい、入ってこ〜い。」

      テッケツに連れられ2人の教師候補が入って来た。

レヴィン  「皆さん、初めまして。レヴィンと申します。」
ティアナ  「お初よろしゅうに。ティアナと申しますー。」

      と、履歴書を提出する。

ヘノ    「26歳か。。。フリーダム魔法学校を卒業か。。。。。
      何!?レヴィン君にいたっては、封印魔法免許も!?」
レヴィン  「バギ系を全て習得したかったので、マホチェインと2つだけですが。」

ヘノ    「ティアナ君は、、、補助魔法のエキスパートとな?」
ティアナ 「エキスパートとは言いはりまへんが、魔法の使い方はそれなりに
      活かして使ってるほうやと思っとります。」

ヘノ   「よし、採用じゃ。」
レヴィン 「ありがとうございます。」
ティアナ 「あんじょうよろしゅうに。」

テッケツ 「よし!!ヘノ校長、ボーナスUP!?」
ヘノ    「いやぁ、入校生ではないからな。教師だからダメじゃ。(笑)」
テッケツ 「(;´д`)!!


マイコ  「両先生は、「DQ風に戦闘作戦」を指示するなら、何を?」
テッケツ 「俺は 「超ガンガンいこうぜ!!」 」
カホ   「(;´д`)聞いてないよ。。。。。テッケツ先生。。。。。」

ティアナ 「そうどすなぁ。「命を大事に」どすなぁ。」
ヘノ   「なるほど、魔法の使い方も見えてくるもんじゃなぁ。」

レヴィン 「私は、、、、「美しく戦え!!」ですね。」
ヘノ   「( ̄□ ̄;)!!」
マイコ  「( ̄□ ̄;)!!」
プリメェラ「( ̄□ ̄;)!!」

カホ   「(;´д`)テッケツ先生の廻りは、、、、、濃いなぁ。。。。。」

レヴィン 「美しく戦わねば、残らぬモノもある。。。。。
     では、3年前にゾーマを倒したテッケツ先生が、もし。。。。。
     お尻から魔法を出して倒したなら、語り継がれる事があったでしょうか?」
カホ   「ある意味、伝説になると思うけど。。。。。」
テッケツ 「尻からイオナズン!?」

ヘノ   「うーーーん。まぁ、人それぞれの価値観って事でな。」
マイコ  「(;^_^A なんか違うと思うけどなぁ。。。。。」



      こうして、2名の新人教師が入ったのであった。
      それでも教師不足なのは相変わらずだった。。。。。


      プリメェラ授業「魔法知識(火炎)」

プリメェラ 「すなわち、同じ極大魔法でも、メラゾーマは火炎の範囲が
      狭い分、ベギラゴンよりダメージが高いんですね。」
生徒   「先生!!もし先生がメラで、僕がメラミ使った場合は
      魔法力が高い方が勝つんですか〜?」
プリメェラ 「メラとメラミの差があっても、魔法力により状況が変わる事はありますが、
      基本的にメラはメラですよ。相当な魔法力を集中して火炎にしてしまったら、
      もうそれはメラではないですね。。。。。」
生徒   「ふむふむ。」

プリメェラ 「メラは少量の魔法力でできる火炎。って感じですからね。」
生徒    「なるほど。。。。。」

プリメェラ 「ですが、メラでも指先だけに集中させれば、一点はかなりの高熱になりますよ。」
生徒    「なるほど、メラだからってバカにしてはいけないと。。。。。」


      マイコ授業「魔法知識(合体魔法)」

生徒   「水流魔法ジャビオンと、火炎魔法メラゾーマだと火を消しちゃうって
      事にならないんですか?」
マイコ  「その場合、高熱溶岩マグゾーマになります。
      えっとですね、合体魔法の副産物とでもいいましょうか、
      沸騰した水に、大気に散らばるチリが吸収され、それが溶岩となる。
      そんな魔法なんですよ。」
生徒   「なんかソレ、スゴイですね。。。。。」
マイコ  「そうですね。できるだけ同じ系統の魔法を合体させると効果も
      わかりやすく、威力だけなら増幅されますね。
      火炎魔法メラゾーマ閃熱魔法ベギラゴンで、
      閃熱大炎メゾラゴンですからね。」
生徒   「名前と組み合わせがややこしいなぁ。。。。。」
マイコ   「近いうちにテストやりますから、しっかり選択してくださいね〜。」



      テッケツ授業「魔法(回復魔法)」

テッケツ  「皆の者、最初に言っておく。
      俺は回復など一切できん!!
生徒    「( ̄□ ̄;)!!こ、この授業は無駄って事ですか!?」
テッケツ  「バカを言え。俺とて一応(?)教師だ。。。。。
       たとえ代理とはいえ回復魔法の知識くらいある。。。。。
       仕方無い、漢として不本意だが、軟弱な回復魔法について説明しよう。」
生徒    「(;´д`)・・・・・。なんだかなぁ。。。。。」


      レヴィン授業「数学」

レヴィン  「答えは合ってます。ですが、美しくない。。。。。」
生徒    「(;´д`)え?字が汚いって事ですか。。。。。」
レヴィン  「それもあるんですが、書く姿に「美」を感じない。。。。。」
生徒    「え、、、でも、数学ですよね。。。。。」
レヴィン  「数学とは、数字のアートなのです。」
生徒    「は、、、はぃ。。。。。」
レヴィン  「つまり、アートの原点の流れを受け入れれば、ココはこうで、
      ココはこうなって、こう。。。。。いかがです?」
生徒    「な、、、なるほど。」
レヴィン  「もちろん、今の私の解答の書く姿も重要です。」
生徒    「(;´д`)な、、、なんかそんな気がしてきたかも。。。。。」


      ティアナ授業「語学」

ティアナ  「ここはどすなぁ、訳しますと、「あんじょう、よろしゅうに。」に
       なるんどす。」
生徒    「せ、、、先生、それは何語なんでしょうか?」
ティアナ  「いややわ、ウチ地元育ちがなごかったからやわ。。。。。」
生徒    「なんか、それも微妙に違うような。。。。。
       ティアナ先生ドコで誰に語学習ったんやろ?」
生徒B   「それ以前に、「語学」だから共通語でやらなきゃ。。。。。」




       さて、どの授業がどの先生にあたるかは、、、、、。
       もはや博打。

       いいのか、ヘノ校長。




ヘノ    「( `ー´) この新発売ポテチは、おいしいのぅ。。。。。ぽりぽり。。。。。
      箱買いしてよかったわぃ。」










続く。



























メロン   「(iдi)ぬおおおおおおおおおおおおお。
      新発売のポテチが売り切れたぁ。。。。。」
カホ    「ん? どんなん?」
メロン   「スパイシーアナゴチェリー。。。。。」
カホ    「( ̄□ ̄;)聞いただけで、お腹いっぱい。。。。。」


マロン  「密かに過去に登場したポテチも、、、、危ない味ですね。。。。。」

メロン   「(iдi)誰だよ、箱買いしたヤツは。。。。。」

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