ST:39
魔導アイテムへの道










     今度はプライベートで黄昏。。。。。


マイコ   「_| ̄|○||| なんで、魔導アイテムないんだろ。。。。。
      うっうっ、、、、ビールおかわり〜。」

ヴィクトリ 「おぅよ!!」

     今日もヴィクトリは鍋を振るう。。。。。
     てか、呑みかよ、マイコ。。。。。


マイコ   「ううっ、、、、トイレ〜〜〜〜。」

     と、席を立つ。。。。。酔っ払いのフラつきで、、、、、。


     ガシャーン

ヴィクトリ 「おいおい、大丈夫か!?」

マイコ   「_| ̄|○|||  うっうっ、、、。」



ローズ  「あらあら、大丈夫?」

     と、魔法病院婦長ローズ、、、、とミルミィ。。。。。

マイコ  「Σ( ̄□ ̄;)ご、、ごめんなさいっ、はっ!?
     ローズ婦長さんと、ミルミィしゃん!!」

ミルミィ 「何してるんですか?」
マイコ  「_| ̄|○||| き、、聞かないで。。。。。」

ヴィクトリ 「ハッハッハ。魔導アイテムが具現できずにやけ酒ってとこだ。」

マイコ  「Σ( ̄□ ̄;)バラすなー!!」
ミルミィ 「大丈夫よー。私もまだだから。。。。。」
マイコ  「( ̄□ ̄;)だって、ミルミィしゃんは、魔法できないんでしょ?」
ミルミィ 「ちょこっと、使えるけどね。。。。。」

ローズ  「あら、魔法と魔導アイテムは関係ないわよ?
      魔法力を具現化するとか、効果に昇華するんだから、
      魔法を覚えてなくても魔導アイテムは可能よ?」

ミルミィ 「( ̄□ ̄;)そ、、そうなんだ!!」
マイコ  「( ̄□ ̄;)そうなんだー!!」

ヴィクトリ 「料理本の中の料理ができなくても、オリジナル料理はできるからな。」
ローズ  「(;^_^A うーん、、、同じかな。。。。。?」


マイコ  「( `ー´)o あ、ヴィクトリさんは魔導アイテムあるのー?」
ヴィクトリ 「ん? いつも目の前で振ってるだろ?」

マイコ  「( ̄□ ̄;)!!えええええええええ!?」

      ヴィクトリの魔導アイテムは中華鍋!!
      「メイルストローム
      鍋自体が「火炎魔法」の効果を持続する。。。。。
      そう、魔法力だけで料理ができる。

マイコ  「うおっ、そういえばコンロ使ってないし!!」

ヴィクトリ 「ただし、メラからメラミ弱ほどの火力しかないから、
      超強火はメラミを使うけどな。。。」


ローズ  「料理の魂が、鍋に呼応して昇華したのね。。。」

ミルミィ  「私も、婦長みたいに、人を助けるアイテムにできるかなぁ・・・・・。」
ローズ  「そうね。その想いがあれば。。。。。」


マイコ  (Σ( ̄□ ̄;)でも、婦長さんの魔導メスって、
      デッドオアアライブって名前だよね。。。。。
       「生か死か」・・・・・。すっげぇ名前。。。。。)


ミルミィ  「そうかぁ。。。。。なんとなくイメージはあるんだけどな。」

ローズ  「マイコさんは、イメージがあるの?こんなのがイイとか。」

マイコ   「( ̄□ ̄;)・・・・・・。あぅあぅ。。。。。」
ローズ  「なかったらダメよ? そのインスピレーションが一番大事なんだから。。。」






      帰った後も、マイコはその言葉が響いていた。。。





      一方次の日のマロン。
      たまに休みには買い物に行くのである。。。



マロン   「みんな、魔導アイテムできてくぅ。。。。。
       私は何をアイテムにしたいんだろう。。。。。」

      マロンはつい自分の闇「ホタル」の存在を考えてしまうのである。

マロン   「ザラキの出まくる壺とかだったら、やだなぁ。。。。。」


      と、店のショーウインドウの壺を見て、一人悩む。(笑)
      店から出てきた者がいた。

ヴィクトリ  「おお、マロンさんじゃないか。」

マロン   「ヴィクトリ店長〜。」
      以前ヴィクトリの店を手伝ってから、たまにバイトしてたりするのである。
ヴィクトリ  「なんだ?調理器具でも買いに来たか?
      お菓子とか得意なんだっけ。。。。。ああ、そうだ、、、、。
      来週の「魔法料理人大会」、、どうも、アシスタント無しじゃダメらしいんだ。
      一緒に出てくれねぇか?」

マロン   「はい。いいですけど。。。。。」

ヴィクトリ  「よし、、、後1人だな。。。。。」


      魔法料理人大会。
      魔法料理人が集まり腕を披露する、ただし、料理の炎などは 
      すべて、魔法で行うのが基本である。

      普通の調理器具ではさばけない硬い魚も、魔法で解体するなど
      魔法料理人にしかできない事も多い。
      
      そして今回はアシスタントを2名用意してもいいとの事。
      






      で。


マイコ   「出る出る出る出るーーーーー!!
      なんか変わった魔導アイテム持ってる人多そうだよね。」

ヴィクトリ  「そうだな。俺たちは戦闘なんざあんまり考えないアイテムだからな。」
マイコ   「見てみた〜い。」

マロン   「(;^_^A料理大会なんですけど・・・。」





      こうして魔法料理大会にヴィクトリは出場登録した。
      アシスタントはマロン&マイコ。
      (魔導アイテム無いコンビ。縁起悪ーっ。(笑))



マイコ   「うっわー。スゴイ人だぁ。。。。。」
マロン   「皆さん、料理人っ!!って感じですね。」


マイコ   「見て、あの人、筋肉ムキムキ。。。きっとスゴイ料理人だよ。」


男     「おい!モタモタすんな!!そんなんだから、料理できねぇんだよっ!!」
筋肉    「す、、すいません!!」

      筋肉ムキムキは怒られていた。。。。。
マロン   「アシスタントのようですねぇ。。。。」
マイコ   「だねぇ。。。。。」



ヴィクトリ  「さて、今回の「お題」はなんだろうな。。。。。」


      料理大会は、「お題」の料理名が発表され、おびただしい食材の山から
      色々選び料理をする。

      そして、料理するわけだが、もちろんコンロなどはない。
      火炎系魔法で料理したりするのである。
      (魔法料理人の免許は「火炎魔法メラミ」まで使えるのも条件なのである。)
      (関係ないが、魔法消防士は「ヒャダイン」までである。)



司会   「さて、本日の大会のお題は、、、鳥料理!!
      そして、その鳥とは、獄炎鳥(ごくえんちょう)!!」



マロン   「(;^_^A 獄炎鳥って、かなり高LV魔物じゃないんですか?」
ヴィクトリ  「そうだな。吐くブレスはメラゾーマ級だな。」
マイコ    「щ(゜Д゜щ)なんですって!!」


司会    「獄炎鳥は、この奥のドームに用意してます!!
       早いもの勝ちです!!」

マイコ   「( ̄□ ̄;)!!し、、、死ねる。。。。。」
マロン   「(;^_^A 誰が行くんでしょう。。。。。」


     数十人は、獄炎鳥と聞いただけで辞退していった。

ヴィクトリ  「!!やはり来たか、、、ホークアイ。。。。。」
ホークアイ 「やぁ、ヴィクトリ。もちろんですよ。今日、勝つのはボクだよ。」

マイコ    「いや〜ん。なんかさわやか系〜♪」

     やわやか君。。。いや、ホークアイ。
     ヴィクトリと共に料理修行をしたライバルである。

ヴィクトリ  「勝つのは、、、俺だ!!」


     ヴィクトリは迷わずドームへ向かう。
     マイコ&マロンはドーム入口で見学。(笑)
     ホークアイも入っていった。

ヴィクトリ  「しかし、ここまでやるか? 獄炎鳥だぜ?
     高LV魔導士でも、3体相手もやんないぜ?」
ホークアイ 「いやぁ。元気だなー。」


マイコ    「( ̄□ ̄;)え、あのさわやかさん、ほのぼの系?」
マロン   「変わってますねぇ。。。。。なんだか。」




     ドーム内で、獄炎鳥を倒して、肉を手にいれようとする2人であった。
     他にも何人かがドーム内に入っている。


     料理人でも、自分自身で入手困難な食材の魔物を倒す者もいるため、
     かなり屈強の料理人もいるのである。
     
     おそらく、そういう意味でヴィクトリ達も「魔物狩りのスペシャリスト」であろう。
      (ただ、食材にならない魔物には見向きもしないのである。(笑))





    始まった料理大会。
    ヴィクトリは、ホークアイは、いったい何を作るのであろうか。




続く。



















メロン   「次回、「何をしてるのマイコちゃん」でお送りいたします。(笑)」
マイコ   「違うもーん。「いつもハラペコメロンちゃん」だもーん。」

テッケツ  「いやいや「ケーキ大好きテッケツ先生!!」で。」

マロン   「(;^_^A えっと。。。。。多分「料理大会」とかそんな感じだと
       私は思うんですけど。。。。。」
カイコ   「私もそう思います。。。。。」


メロン   「面白くないじゃん。」


スワン   「「何をしてるのマイコちゃん」もあんまり・・・・・・。」

メロン   「(・_・、)ぐす。」

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