ST:35
想いに宿る武器












    
    氷撃が辺りを包んだ。。。。。


ジェード  「俺は、、、ここで死ぬのか。。。。。。。。」











ハウ   「グッ!! おのれっ!!」


   なんと、ハウライトがダメージを受けている。。。。。


ハウ   「ここまでの氷撃使いが俺の他にいるとはな。。。。。」



アラシ  「いえいえ、氷撃ならもっと上がいますけどね。。。。。」


   魔法警察巡査長アラシ参上。

   真空系・氷撃系を極めた男。。。。。
   あえて、氷撃にしたのはハウライトの意識を向けるためであろう。

   ジェードをかかえ、マイコのもとへ。


アラシ  「よく、頑張りました。あとは私に。。。。。」
マイコ  「アラシ巡査長♪ よかった〜。」

  2人にベホマを唱える。


ジェード 「待ってくれ・・・・・。アラシさん、、、、、、、、。」

アラシ  「ん?どうかしました?」

ジェード 「ダメなんだ、、、アナタだけには負けるわけには。。。。。。。。。。。」
マイコ  「何いってんの!!ジェードじゃ勝てないよ。」

ジェード 「回復してもらって、フェアじゃないけど、、、、、それでも
     俺がアイツを倒したい。。。。。」
マイコ  「ばか!!アラシ巡査長来たからいいじゃん!!」


ジェード 「このままじゃ、、一生「負け」なんだ。。。。。。」

アラシ  「・・・・・・・・。そういう事ですか。。。。。。なるほど。。。。。」




    ジェードはハウライトの前に立った。


ハウ   「なんだ、、、サンダーボーイ、、、、オマエが???」


ジェード 「俺がいれば、安心できる。。。。。俺がいれば頼れる。。。。。
      俺がいれば傷つく事はない。。。。。。俺はそうなりたい。。。。。。
      アラシさん、、、、、もし俺が死ぬとしても、絶対助けないでくれ。。。。。」

マイコ  「なにいってんのよ!!おかしくなったんじゃないの!?」

アラシ  「マイコさん、、、彼の想い、、、きづいてますか?
     それとも。。。。。。。」


マイコ  「だからって、だからって、死んじゃったら、、、なんにも・・・・・・・・・・・。」



ジェード 「ハウライト、、、、、、、俺のこの一撃、、、、かわされれば終わりだ。。。。。
      あえて、宣言する。俺の全ての力を一撃にかける!!」

ハウ   「面白い。。。。。サンダーボーイにふさわしく、、、、、散れ。」







ジェード 「行くぞ!!」


    ジェードは走った!!
    両手に魔法力を注ぐ!!
    マイコのみようみまねの両手魔法だろうか!?

    ハウライトに向かって飛んだ!!


ハウ   「ふん、、、ギガデインかと思ったがライデインか。。。。。」

ジェード 「食らえ!!」



ハウ   「W魔法でも、合体魔法でも俺にはきかぬ!!
     行け!!氷の刃!!全てを斬り刻め!!
     マヒャド!!

    マヒャドがマリオネットにより、氷の刃となってジェードを襲う!!


ジェード 「くらえええええええええええええええええええええええええ!!」






     まばゆい雷撃の光が、氷の刃を砕く。。。。。

     反射した光の中で、崩れ行く、、、、、、、、ハウライト。




アラシ  「なるほど。。。。。」






マイコ  「あ、、、、あれは。。。。。」





ジェード 「俺の魔導アイテム、、、、、、、、、やっと手にいれたぜ、、、、、。」



マイコ  「雷撃の剣。。。。。。?」

     正確には「剣」ではない、両手の拳から手甲爪のように
     長く伸びた雷の剣。。。

ジェード 「これが欲しかった、、、、「剣」が欲しかった。。。。。
     俺は剣は使えない、、、自分の誇れる力なんて雷撃しかない。。。。。
     守れる力が欲しかった。。。。。

     そして、、、手にいれた。。。。。
     魔導アイテム 雷撃剣「ロードブリティッシュ」」
マイコ  「ロードブリティッシュ。。。。。」


ジェード 「アラシさん、、、俺、、勝ったよな。。。。。」
アラシ  「ええ、さすがです。。。。。この目でしかと。。。。。」
ジェード 「良かった。。。。。」


     ジェードは倒れこんだ。


アラシ  「マイコさん、彼はアナタのために戦いました。
     アナタが彼をどう思ってるかは知りませんが、、、、、
     せめて、介抱くらいしてあげてください。。。。
     私は、まだやる事がありますので。」


     と、ハウライトを見た。



     なんと、、起き上がって来た。


ハウ  「ぐううううううううう、、、、俺の髪が崩れたじゃねぇか。。。。。」


アラシ 「アナタの敗因は、氷の刃を剣で斬られた事。
     相手を見謝って、魔法のLVを落とした・・・・・ってとこですか。。。。。
     でも、おかげで、彼を死なせずにすんだし、彼のプライドを守ることも
     できましたけどね。。。。。」


ハウ  「もう、手加減はしねぇ!!ブッ殺してやる!!
    最強の氷の乱舞、見せてやるよ!!
     マヒゼロス!!

     マヒゼロスの氷撃が氷の刃となって襲う。

アラシ  「すみませんね、まだ生徒の方々はいるので。。。。。」


     アラシは魔導アイテム「ジャイロ・スナイプ」を構えた。
     回転集束したバギクロスの弾丸の前には、
     氷の刃も撃ち抜かれるだけであった。。。。。




マイコ  「い、、、一撃。。。。。」

アラシ  「おっと、アイツはロードブリティッシュの一撃ですでに死んでいたんです。
     いいですね。」
マイコ  「はい。。。。。」




アラシ   「さて、、、あっちは終わったのでしょうか?」













   ルチルvsカホ・マロン・カイコ


   その圧倒的な魔法の前に3人はほとんど防戦一方であった。


カホ   「3人なのに、、、魔法が、、、、、。」

ルチル 「アナタたちのヘボ魔法なんて、ホントはよけなくてもいいんだけどね〜
     服が汚れちゃうからね♪」


カイコ  「他から。。。。。他の場所から。。。。。。」




ルチル 「行くよ〜〜〜イオラーガ!!




    もう何度目の爆発だろう。。。。。


    さすがに3人も、防御しつつけてるとはいえ、
    もう立ち上がれない。。。。。


ルチル 「さ〜てと。。。。。。。」



   と、後ろから魔法が!!
   ジャビが飛んできた。



ルチル 「!! ああああ、服が濡れた!!」


   後ろを見る。。。。。



ルチル  「あれ? 誰よっ!!出てこないとブチ殺すわよっ!!」



   また後ろから、ジャビの水がかかる。



ルチル  「むかつくわね!!」




マロン  「????」
カホ   「????」



カイコ  「どうやら、、、魔導アイテムがあっても、、、、、使用者の魔法力が
     ないと、、、あんまりなんですね。。。。。」


   カイコは立ち上がった。。。。。
   合図をしたら、何かが腕を這って来た。



カホ   「へへへへ蛇!?」


カイコ  「違います。。。。。そう見えるだけです。。。。。
     蛇の擬態を持つ杖。それが私の魔導アイテム「バジリスク」。。。。。」


マロン  「魔導アイテム。。。。。バジリスク。。。。。」



ルチル  「何よっ、そのキモイ蛇は!!それに水吐くだけじゃんか!!
      ザコのくせに服濡らしてくれて!!」


カイコ  「私がジャビとバギしかないのが欠点です。。。。。」


    バジリスクは魔法力で杖を擬態化させ操り、遠隔で魔法を放つのである。
    その魔法はあらかじめ杖にこめておくのである。


    ディアボロスが過去に集めていた杖の中の1つを気にいったカイコが
    貰ったもので、それを魔導アイテムに昇華させたのである。





カイコ  「それでも、時間稼ぎはできました。。。。。」



ルチル  「なんのよぅ。。。。。」




ダイヴァー 「さて、ルチル、、、お前のナマイキさには前からむかついてたんだ。」


    さっそうと登場ダイヴァー先生。

ルチル   「負け犬のディアボロスじゃないの!」


マロン  「ダイヴァー先生!!」
カホ   「よかった。。。。。」

カイコ   「後は頼みます、、、ディ・・・・いえ、ダイヴァー先生。。。。。」



ダイヴァー「最強魔法ばかり操る、バカ女におしおきの時間だ。。。。。」








続く。














きゃっほーい。出番だー。@作者






メロン  「みんな、おいしい。。。。。」
スワン  「私たちは魔導アイテムあるからねー。」


マロン  「私はまだですぅ。」
マイコ  「_| ̄|○||| 私も。。。。。」






ヒメ   「私たちの出番は、この後でしょうねぇ。」
テッケツ 「最近出番少なくないかな。。。。。」





キャラ多いですしね。(笑)

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