ST:90
孤島に潜む影
ある孤島。
オニキスが魔導士っぽい者と話している。
オニキス 「ふん、、、あまり魔石の集まりがよくねぇな。。。。。」
魔導士 「そうだな。反抗するようなヤツがいない所は、
大した魔法石はないな。」
オニキス 「やはり、魔導アイテムの魔法石が一番いいかもな。。。。。」
魔導士 「俺が潰した国は、魔法が存在しない国だったしな。」
と、そこへ1人の男がルーラで帰って来た。
男 「危ないぜ、、、、近くにいなかったら帰ってこれなかったぜ。。。。。」
オニキス 「なんだ、オマエも近くにいたのか。。。。。相当稼げたんじゃないか?」
男 「ちっ、、、、、。」
魔導士 「どうやら、、、やられたようだな。」
男 「あ、、、あれは、、、、あの男が。。。。。」
オニキス 「ふん、、、自分の実力があれば、、どうとでもなっただろう。。。。。」
男 「な、、、なんだと!!」
魔族 「ちっ、、、、なんだってまた、ココは遠いんだよ。。。。。」
オニキス 「!!」
1人の魔族もあらわれた。
男 「ちょっと油断しただけだったんだ、俺が本気なら
負けはしない!!」
魔導士 「ハッ、どうだか。」
魔族 「おいおい、くだらねぇ争いしてんじゃねぇぞ。。。。。」
男 「くだらないとは、なんだ!」
魔族 「実力不足で、やられて帰って来たようなヤツには、、、、、
用は無い!! バギ!!」
なんと、バギだけで男の頚動脈を斬り殺した。
その男はどうやら、何かの任務を失敗して帰ってきたらしい。。。。。
魔族 「コイツの魔導アイテムは、、、、、と、所詮やられる程度のモノか。。。。。」
オニキス 「あいかわらず、勝手なヤツだ。。。。。」
魔族 「まぁ、そう言うな、、、、、クックックック。」
どうやらその魔族はルーラの射程外からやって来たようである。
魔族 「おい、この辺りに同胞は何人くらいいるんだ?」
オニキス 「俺の知る限りじゃ、3人だったはずだが、、、、、。」
魔族 「集めておけ、、、、デカイのを狙う。」
オニキス 「勘違いするな、、俺はオマエの部下になった覚えはないぞ。」
魔族 「クックックック、、確かにな、そういうオマエの意気を買ったんだな。」
オニキス 「・・・・・?」
魔族 「次は、魔導アイテムの魔石を狙う!!」
オニキス 「そんなものが大量にでもあるのか?」
魔族 「ああ、マジックテリアだ。。。。。強い信念とやらが具現化した魔導アイテムの
魔法石は実にイイ。。。。。」
オニキス 「そういえば、俺もかなりいい魔導アイテムを見つけたな。。。。。」
魔族 「ソレ狙いで行くぞ。」
オニキス 「マジックテリアは、アトラ大陸の南西部か。。。。。
結構近いじゃねぇか。。。。。」
魔族 「バンリ・イエローゲート周辺のギルドの者を集めるぞ。
俺は魔族から引っ張った。」
オニキス 「やってやるか。。。。。」
また1人の男がやって来た。
魔族 「クックックック、、、役に立たない傭兵に用は無いぞ!?」
傭兵 「フッ、、、まぁ、上には上がいたって事か、、、、、。
言い訳がましいな。。。。。俺はもう降ろさせてもらう。
オマエらギルドとは契約しない。」
オニキス 「勝手にしろ。。。。。俺らの邪魔をするなら殺す。
それだけは覚えておけ。。。」
傭兵 「俺は依頼で動くだけだ、、、どこかで会うかもな。。。。。
今回の依頼の契約達成不可、慰謝料代わりに置いていくぜ。」
その傭兵は数個の魔法石を置いていった。。。。。
魔族 「ん? 来たか。。。。。」
傭兵と入れ替わりに、魔族がまた入って来た。
魔族B 「おいおい、ルーラでこれる所にしろよ。」
魔族 「まぁ、そういうな、、、結構静かでイイ島だ。。。。。クックック。」
魔族 「潰すぞ。一気に殲滅する。。。。。目標はマジックテリア。」
魔族B 「面白いな。。。。。だが、魔法警察は手ごわいぜ?」
魔族 「そうだな。。。。。まぁ、奇襲かければいいだろう。。。。。
クックックックック、殲滅だ。。。。。人間は。。。。な。」
魔族B 「ハッハッハッハッハッハ!!」
魔石ギルドのアジトらしい。。。。。
幹部には魔族もいるようである。。。。。
いったい、黒幕はどんなやつなんだろうか。。。。。
その頃。
メロン 「(・_・、)ごちそうさま。。。。。」
ヘノ 「なんじゃ、もういらんのか?」
ギブソン 「ヨクナイネー。ご飯モリモリー、元気モリモリー。」
メロン 「いらない。。。。。」
メロン 「ねぇ。ヘノパンダ〜。ロレンスはどこ入院したのさー。」
ヘノ 「秘密じゃ。」
メロン 「なんだぃ。このヘノパン。」
ヘノ 「(;´д`)・・・・・。」
メロン 「アタシ、ちょっと散歩してくるょ。。。。。」
ヘノ 「ギブソン、、、、。」
ギブソン 「(・_・、)?なんだい?マジックマスター。」
海。
人は寂しい時海へ来るという。
そんなリサーチが昨年魔法警察から発表された。(嘘)
メロン 「お。あんなとこに洞窟?」
海岸>岩場と人の入れない向こうに洞窟があるのはよくあること。
メロン 「(・_・ )怪しい。。。。。」
岩場を進んでいく。上は崖のため目立たない。。。。。
メロン 「ん?あんなトコに島が。。。。。って珍しくないわな。」
なんと!!洞窟の中に小舟が!!
メロン 「( ̄□ ̄;)こ、、、コレか!!コレであの島へ!!」
乗ってみた。。。。。
沈んだ。。。。。
メロン 「( ̄□ ̄;)あでー。」
濡れたまま海岸を歩く。
メロン 「(=_=)。。。。。」
老人 「おい、姉ちゃん。」
メロン 「( ̄□ ̄;)ビクッ!」
漁師かなんだかな老人が話し掛けてきた。
老人 「服のまま泳ぐとは危険じゃのぅ。。。。。
ただでさえ海の魔物が増えたと言うのに。。。。。」
メロン 「( ̄□ ̄;)なんでっ!!」
老人 「大魔王ゾーマが復活してしまったからのぅ。。。。。」
メロン 「( ̄□ ̄;)やっぱりか。。。。。ねね、おじーさん、あの島ってナニ?」
老人 「あの島は、、、、、普通の島じゃが?
ちょうど、このバンリと、そうじゃなイエローゲートの間じゃないかのぅ。
普通に人が住む島じゃ。」
メロン 「( ̄□ ̄;)アジトー。。。。。。」
老人 「ワシも、、、、、ただあの島の方に漁に行ってただけなんじゃが、
魔物にな、、、、手をやられてしまってな。。。。。」
老人の手はかなりの傷で、ほとんど動かないらしい。。。。。
メロン 「(・_・)・・・・・・・・・・・・・・。そうだ、、、アタシにはやることがあった。
おじーさん!ありがとう!!ゾーマはアタシがブッ倒すからね!!」
メロンは走り去った。
老人 「ゾーマを。。。。。なかなか元気な子じゃなぁ。。。。。」
メロン 「ギブソン!!ヘボパンダ!!行くよっ!!」
ヘノ 「ん?なんじゃ、イキナリ。」
ギブソン 「WHY〜?」
メロン 「ゾーマブッ殺すのよ!!行くよ!!マジックテリアに!!」
3人はマジックテリアに向かった!!
続く。
ツグミ 「はいは〜い♪ ツグミ先生の世界案内〜〜♪
え〜。わかりやすくぶっちゃけちゃうと。」
アトラ(アトランティス大陸=太平洋の真ん中)
イエローゲート(日本)(キョウは京都)
バンリ(中国)(バイバダッダの聖地はモンゴル)
フォウトレス(ブラジル)
ディノ(ハワイ周辺)
フリーダム(アメリカ)
魔王殿(オーストラリアよりもっと南東の海)
ツグミ 「あとは、どっかあったかな〜〜〜〜。(笑)
こんな感じでイメージしてください〜〜〜♪」
メロン 「(°з°)モンゴルってドコだっけ?」