ST:88
魔界奮闘











     魔界の奥にある、魔族の城。
     それはもう魔界のダイナスティ(王朝)である。


     魔族の少女ティアに案内された、テッケツとカホは城に入った。

カホ   「喰い殺されたら、どないしよぅ。。。。。」
テッケツ 「逆に俺が喰う!!」


ティア  「やっばー。近衛隊長のビリディンだ。。。。。」

     ティアは隠れてしまう。

カホ   「って、それじゃウチら、怪しさ100万倍じゃん!!」

ビリディン「何奴?」
テッケツ 「マジックテリアの熱き獅子!!テッケツ!!
カホ   (えっ、なにその自分でつけたような異名は。。。。。)

ビリディン「そなたは?」
カホ   「え〜〜っと。マジックテリアに咲く一輪の華カホ。。。。。」

ビリディン「・・・・・。変わった人間だな。。。。。なんのようだ?」
テッケツ 「なかなか紳士的じゃないか。聞いたイメージとは違うな。」
ビリディン「拙者は、騎士としての振る舞いをしているにすぎぬ。
     だが、城主クロラストロ様は、人間を嫌っておる。」

テッケツ 「この城にタイガーズアイという者がおるだろう。」

ビリディン「ほぅ。将軍様になんの用だ。。。。。」
テッケツ 「我が同志の命を救うべく、その魔法力を借りに来た。」
ビリディン「正気か?その根性は見上げたものだな。。。
      なんにせよ、クロラストロ様の許可がいる。」

テッケツ 「面白い。そのクロラッ!!バチン!!

カホ   「うっわー。派手に舌噛んだ〜。」



     クロラストロの玉座に案内された。


クロラ  「ビリディン。。。。。人間をここに通すとは、どういう性分だ?
     ん・・・・・? なんだその男、、妙な波動だな。。。。
     魔族、、、、、いや、、、オマエ、、、ゾーマにやられたな。。。。。」
テッケツ 「ハヘ、ハハッタンハ。」

カホ   「はいはい、舌にバンソウコウ巻かないの。」

テッケツ 「なぜ、見破った。。。。。」
クロラ  「ふん、、ゾーマごときにやられるような雑魚とは話をしたくないわ。
      さがってよい。」
テッケツ 「タイガーズアイ将軍とやらを連れて行く。」

クロラ  「不山戯るな!!」

テッケツ 「こっちも人の命がかかってるんでな。」
クロラ  「ビリディン!!こいつらをつまみ出せ!!」

ビリディン「客人。。。。お引取り願おう。」

     城を出された2人。
     こうなったら勝手に探してタイガーズアイを連れてくことにした。
     一応危険っぽいので、カホはZD内の異次元空間に入った。





     と、そこへ。

兵士   「将軍!!お帰りで。」

     向こうの方に魔族兵士と、なにやらモノモノしい鎧を来た魔族がいた。

テッケツ 「( ̄□ ̄;)いたーーーーーーーー!!

    走りせまるテッケツ。

将軍   「な、、、なんだオマエは!!」


テッケツ 「将軍!!お手合わせ願う!!
      俺が勝ったら人間界に来い!!」
将軍   「何を突然。なんだコイツは!誰なんだ!!」
カホ   (空気読んでよ。先生〜〜〜。)

テッケツ 「俺か? マジックテリアの蒼き猛獣!!テッケツ!!
カホ   ( ( ̄□ ̄;)!!さっきと違うじゃん!!


将軍   「同じ魔族のようだが混血か?。。。。。なんだコイツ、、、、バカか?」
テッケツ 「(i皿i)はーーーん!!バカ言うもんがバカろ!!」
カホ   ( ( ̄□ ̄;)!!泣くなよ!!


テッケツ 「いざ、勝負!!」



     結局勝負する事となった。
     思い立ったらスグ実行。コレ、テッケツの常識。


兵士   「トレボー将軍!!頑張ってください!!
カホ   ( ( ̄□ ̄;)え?)
将軍   「ふん、この私が負けるわけなかろう。」


テッケツ 「ねぇ。今、、、なんて?
将軍   「は?この私が負けるわけないと。。。。。」
テッケツ 「いや、そっちのオマエ。」
兵士   「将軍頑張ってください。。。。。」

テッケツ 「何将軍? 名前、何?」
将軍   「????? 私か?トレボーだが。。。。。」
テッケツ 「m(__)mスマン!!
  人違いだ!!

トレボー 「( ̄□ ̄;)!!」
兵士   「( ̄□ ̄;)!!」


     どうやら、「将軍」は複数いるらしい。。。。。

テッケツ 「すまぬ。。。。。タイガーズアイ将軍を探しているのだ。」
トレボー 「アイツか。。。。。滅多に城にいないからな。。。。。」


テッケツ 「(=_=)困ったなぁ。カホよ。」
カホ    「将軍ってそんなにいっぱいいるんだね。」



     |壁|_・)  ちらり。

テッケツ 「あ。ティア!!」

ティア  「アハッハッハッハ。ごめんね〜。私ビリディン苦手なんだ〜。」
テッケツ 「なぁ。ティア、、将軍って何人いるんだ?」
ティア  「そうねぇ。私含めて、8人だったかな。。。。」
テッケツ 「8人!? てか、オマエも将軍かよ!!
ティア  「ええ。実力主義だからね。イオラーガとか使えるし。」
カホ   ( ( ̄□ ̄;)ガビーン。イオラーガ!? )

      ちょっとショックなカホ。
      でも、ティアは少女だけど魔族だから年齢はテッケツよりもはるか上。

カホ   「将軍が全員集まってくれたらいいのにね。」
ティア  「よほどの緊急事態でない限りねぇ。。。。。それに全員ここにいるわけじゃないし
      人間界に住んでる魔族もいるよ。」
テッケツ 「そうだな。」

カホ   「なんや、魔界ってえっらいフレンドリーな世界やなー。」
ティア  「中にはタチ悪いのもいるよ。将軍の中にも人間みたらスグ殺しにかかるヤツとか。」
カホ   「(=_=)・・・・・・・・・・。」
ティア  「あそこに。。。。。」




テッケツ 「!!」

      テッケツが突然伏せる!!
      その後に鎌が飛んで来た!!

テッケツ 「貴様!!」

ティア  「やっぱりなぁ。。。。。タイミング悪いなぁ。。。。。
      何しに来たの? ラリマー。」

      ローブに身をつつむ魔族将軍ラリマー。
ラリマー 「クックック、、、人間の臭いが嫌いでな。。。。。
      もちろん、翼もない混血も嫌いでな。。。。。ザラキ!!
テッケツ 「フン、、、、。一応魔族だからな。ザキ系が効くわけないだろう。。。」
ラリマー 「クックックックック。。。。。」

テッケツ 「ん?な、、、なんだそれは!?」
      手に持つ鎌がさらにデカくなる。

カホ   「きっと、ザラキの魔法力を吸って大きくなるんよ。
      あんなモヤシみたいな魔族やっちゃえ〜。」

      次の瞬間!!何が起こったかはわからなかった。。。

ラリマー 「クックックック、、、、、血は赤いようだな。。。。。」
テッケツ 「!!」


      すでに、後ろへ廻ってた。
      そして、数箇所斬られていたのである。
ティア   「ラリマー!! やめて!!」
ラリマー  「やめないねぇ。。。。。邪魔するならオマエも斬るぜ・・・・・。」
テッケツ  「ティア、下がってろ。俺が倒す!!」



カホ    「やっちゃえ!!先生!!」

テッケツ  「死神魔族ラリマーよ、、、、貴様は、
       マジックテリアの白き白馬テッケツが倒す!!」



     テッケツvsラリマー対決である。







続く。





















マイコ   「白馬なんだから、白いに決まってるじゃんね〜。」
シオン   「ま、まぁね。。。。。」
ジェード  「俺はさしずめ、蒼い雷かな?」
マイコ   「┐(´ー`)┌あっはっは。私は躍る氷炎師とかかな。」

ジェード  「┐(´ー`)┌ はらぺこエブリデイでいいんじゃないか?(笑)」
マイコ   「(`д´)ソレ私じゃないもん!!














メロン   「へっくし!」(くしゃみ)





ヘノ   「へっくし!」



ギブソン 「OH!風邪デスカー?」












シオン  「アタシは、、、荒ぶる轟炎、、いや、爆炎、、、火炎、火焔。。。。。
      うーん。。。。。」

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