ST:86
それぞれの使命











     フォウトレスからすでにマジックテリアに帰ってきたダイヴァー。



ダイヴァー 「ふぅ。。。。。なんとか着いたな。。。。。」
イヴ     「遠いようで近いね。。。。。」
トルマリン 「で、ダイヴァー先生。。。結局ヒメ先生を治すのは。。。。。」

ダイヴァー 「ヒメ先生には悪いが、、、もう少し。。。。。な。」


      学校に戻って来た。
ツグミ   「ダイヴァー、、、、、。」
ダイヴァー 「ツグミ先生。。。。。魔王殿だ。。。。。
       4大魔導士の1人は、、、、、。」
ツグミ   「ええ、テッケツとカホちゃんが向かったわ。」

ダイヴァー 「テッケツか。。。。。なら、いいか。。。」
ツグミ   「で。そちらはどなた?」

ダイヴァー 「ああ、イヴって言う召喚士だ。」
ツグミ   「召喚魔法。。。。。か。」
イヴ    「ん?召喚魔法を対した事ない魔法だと思ってるクチ?」
ツグミ   「なによ。誰もそんな事言ってないわよ。」
イヴ    「どうだか。。。。。」

ツグミ   「ちょっと、ダイヴァー何よ。あの女。」

イヴ    「聞こえてるわよ。」

ダイヴァー 「(;^_^A・・・・・。トルマリン、、、どうしたらいいと思う?」
トルマリン 「俺に聞かないで下さい。。。。。」



ダイヴァー 「とりあえず、、、、逃げとくか。。。。。」
トルマリン 「待って下さい!!」

      2人共、その場を去る。

マロン   「ダイヴァー先生〜〜!!」
ダイヴァー 「おう、マロン。元気か?」
マロン   「元気か?じゃないですよぅ。ヒメ先生どうなるんですか〜?」

ダイヴァー 「4大魔導士の情報をなんとか手にいれて、できる事からやる。
      心配はするな。。。。。」
マロン   「(ノ_<。)は〜い。」





ダイヴァー 「残る夫婦の魔導士はいったいドコにいるんだ。。。。。」
カイコ    「あ、そう言えば、アイオさんの元助手がスゴイ魔導士だって聞いたなぁ。」
ダイヴァー 「アイオ?」

      カイコとガネットはアイオの話をした。
      アイオがフリーダムと言う国にいた時の事である。
      そこで、助手をしていたメロードと言う女性がかなりの魔導士だったと
      話を聞いたことがあった。

ダイヴァー 「ふむ。。ま、当たってみるか。。。。。」


ツグミ   「ちょっとダイヴァー。また行くって言うの?」
イヴ    「アタシは何の用で来たんだ?」

ダイヴァー 「ああ、ウチの生徒を迎えにいってほしい。」
イヴ    「え?」
ダイヴァー 「中途半端な実力の者で行っても危険だろ?
       だからと言って複数で行くのもあまりできない。。。。。

ツグミ   「あの子たち、ドコにいるかわかるの?」
ダイヴァー 「ああ、マイコたち3人は、イエローゲートより南、キョウにいる。
       その辺りの情報屋ならいくらでもいるからな。
       メロンは、方向から行ってバンリを西に行ったはずだ。。。。。」

      と、イヴにキョウへ向かうように伝えた。



ダイヴァー 「さて、俺はフリーダムか。。。。。ふぅ。。。。。」

スワン   「あ!ダイヴァーめっけ!」
ダイヴァー 「ん?」
スワン   「またどっか行くの?」
ダイヴァー 「ああ、スワンも行くか?」
スワン   「えっ、、い、、いや、私はいいよ。。。。。
       お店あるしさ。。。。。」
ダイヴァー 「そうか。。。。。」

マロン   「スワンさんはねー。ぼそぼそぼそぼそ。」
ダイヴァー 「┐(´ー`)┌ ハッ。」
スワン   「なによー!! 好きな人と一緒にいたいもんじゃないのー?」
ダイヴァー 「(°з°)うーん。。。。。。。(¬_¬)ちら。」
ツグミ    「(°з°)?」


ダイヴァー 「俺には、やらなければならない事があるからな。」
スワン   「( ̄ー ̄)ふーん。」ニヤリ
マロン   「( ̄ー ̄)ふーん。」ニヤリ


ダイヴァー 「トルマリン!!オマエはどうする?」
トルマリン 「あ、、、、。俺は。。。。。」

ダイヴァー 「どうした?」
トルマリン 「いえ、、、、、。」

ダイヴァー 「屋台のおやっさん、待ってるのか?」
トルマリン 「な、、なぜ!?」

ダイヴァー 「隠れて料理練習してるのは知ってるしな。(笑)
       おやっさんも、弟子が欲しかったみたいだしな。
       いくらこんな状態とはいえ、オマエらには今後の生活もあるしな。」
ツグミ   「そうよぅ。本来アタシたち教師だけでなんとかしないと
       いけないと思うよ。アタシは。」
ダイヴァー 「ん?」
ツグミ   「アタシが行くって言ってんの。」

      行く気マンマンのツグミ。

ダイヴァー 「フリーダムがどれだけ危険なのか知ってるのか?
       あの広大な大陸を横断するんだぜ?」
ツグミ    「ええ。大型の魔物も多いわね。
       で、アタシは仮にもアナタの師匠よ?」
ダイヴァー 「いやまぁ、、、そうだが。。。。。」
ツグミ    「じゃあ、勝負しましょうか?」

スワン   「( ̄ー ̄)はい。ダイヴァーの負け〜〜〜。」
マロン   「( ̄ー ̄)ですねぇ。ウフフフ♪」


ダイヴァー 「( ̄▽ ̄;)ま、、、まぁ、仕方ないな。。。。。
       この学校は、アラシに頼んであるから安心しな。」
スワン   「(^ー^*)ええ。ニコニコニコニコニコニコニコ。」


      ダイヴァーはツグミと、フリーダムへ向けて出発となった。




      一方魔法警察では、
QB    「ディモン総監は、私が様子を見てきます。」
サフィア  「警視正自らですか?」
QB    「ええ、アラシ巡査長は、魔法学校を、
      サフィア巡査長は、この魔法警察を、
      クンツァはマジックテリア内の巡回を引き続きお願いします。」
クンツァ 「アトラ大陸内の、マジックテリアだけでいいんですか?」
QB   「ええ、この大陸で狙われるなら、マジックテリアしかありません。。。。。」
アラシ  「了解しました。警視正もお気をつけて。」




アラシ  「ディモン総監。。。。。ご無事で。。。。。」


      長く帰らぬ総監の身を案ずる4人。
      だが、心のどこかで、悪い予感がしたりもしていたのである。







続く。




























ヒトハ   「ねぇ。もう、いいんじゃない?帽子」
ラン    「いやですー。せっかくパパがくれたのに。(ノ_<。)」
ハガネ  「┐(´ー`)┌ また買ってもらえばいい・・・・・・!!」

ライカ   「(^ー^*)に゛っこり」
ヒトハ   「さ、、、さぁ、探そうよ、ハガネ!!」
ハガネ  「そ、、そうだね。。。。。」



ヒトハ   「アタシたち〜は探すのよ!」
ハガネ  「探すのよ!」
ヒトハ   「ランちゃんの帽子をね。」
ハガネ  「あ、帽子をね。」

ヒトハ   「探す!」
ハガネ  (めんどい!)
ヒトハ   「探す!」
ハガネ   (めんどい!)

ヒトハ&ハガネ 「ドコだろね〜〜〜〜♪(ハモリ)」

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