ST:75
マイコの修行














     符法師を探し、マイコたちは南下して行った。。。。。
     そして、やったらゴールデンな屋敷に着いた。


マイコ  「なんだか、金ピカですねー。」
シオン  「普通ならイヤミな建物だけど、この国ではそれが神秘的ね。。。。。」

ジェード 「で、ココが符法師の家なのかな?」


マイコ  「この扉、いくらするのかなー?」
シオン  「もう、そんなのいいからさー。」


     と、ごちゃごちゃしてたら、1人の男が出てきた。


男    「何をしてるのですか?アナタがたは。。。。。」

シオン  「あ、えっと、、その。。。。。」

マイコ  「うっわ!!帽子、長っっっ!!

     *平安貴族のような烏帽子を想像してください。(笑)




     と、いつのまにか中へ案内された。




マイコ  「なんか、、、この中、、、、、静かっていうか、、、なんだろ。。。。。」
シオン  「たしかに、、、なにか。。。。。」


男    「ん?アナタ、、、そのカンザシ。。。。。」

シオン  「え?」


男    「こ、、、これは、、、式神。。。。。」
ジェード 「式神?????」

男    「式神をご存知ない?」



     その男の名はクジャク。。。。。「式神使い」である。
     で、式神を知らないマイコたちはその説明を受ける。


マイコ  「ふぅ〜ん。召喚魔法みたいなものか。。。。。」
ジェード 「ただ、国が違うから呼び方が違うだけなんだな。。。。。」

シオン  「で、アタシのこのカンザシに式神が封印されていると?」
クジャク 「そうです。。。。。この中に、眠っていますが、炎の精霊が。。。。。」
シオン  「(〃▽〃)え?じゃあ、アタシ、いつか炎使い?」

クジャク 「そうですね。ちゃんと式神が目覚めて、アナタと心を通じたならですが。。。」
シオン  「クジャクさんの式神は。。。。?」


クジャク 「私の式神は少々荒っぽいので、よほどの戦いでないと。。。。。
      それにこの屋敷は、強力な結界が貼ってますので、いかなる魔物も
      近づけないでしょう。。。。。
      大魔王ゾーマは復活してから、魔物が空を覆っています。。。。。」

マイコ  「ゾーマを倒すの。。。。。倒さなきゃいけないの!!
      クジャクさん、、、、式神の超強いのとかいないんですか?」

クジャク 「式神は、呼び出して戦うのもありますが、基本的には共に戦うんですよ。
      その力をお互いに呼応させて。」
ジェード 「そうか、、、ま、俺は魔法で行くぜ!!この剣と。。。。。」


クジャク 「いいでしょう。。。。。私がアナタがたに稽古をつけましょう。。。。。
      本当にその学校を、皆を助けようと言う心意気はわかりました。。。。。
      その正義があれば。。。。。」
ジェード 「クジャクさん、剣術もできるんですか?」

      見た目が文系(笑)

クジャク 「少々ですが、それでも充分ですよ。」
ジェード 「( ̄□ ̄;)・・・・・。何気に自信たっぷりだ。。。。。」

      そして、ジェードは剣術を習うことにした。
ジェード 「まずは?」

クジャク 「そうですね。中庭を50周してください。」
ジェード 「50周!?って、中庭なら、、、、まぁ、、、楽だな。。。。」

      と、中庭へ案内される。。。。。

ジェード 「( ̄□ ̄;)!!やっぱそういうオチかよっ!!」

      恐ろしく広〜〜〜〜い中庭です。
      ジェードは基礎体力からでしょうか?



クジャク 「シオンさんは、瞑想です。
      まず、精霊の声を聞いてくださいね。。。。。」
シオン  「うっ、、、、じっとしてるの苦手なんだよな。。。。。」

      シオンは瞑想。。。。。
      座禅を組んでじっとしてるのが、かなり苦手な様子。
クジャク 「何があっても、私がヨシと言うまで動いてもいけませんし、
      何も話してもいけません。目も閉じててくださいね。」




      マイコは魔法の指導を受けている。
      正確には、魔法の使い方である。。。。。
クジャク 「そうじゃないです!!そこで焦らずに両手の魔法力を同じに。。。。。」
マイコ  「こっち放出すると、どうしてもそっちに意識が。。。。。」

      メドローアの特訓であろう。。。。。



ジェード (うへぇ〜。あと39周〜〜〜。)

シオン  (あ〜〜〜、いらいらするなぁ。。。。。)

マイコ  (あ〜〜〜ん。右をアレすると、左がワッショイ。。。。。)

     3人それぞれ、修行に打ち込むのであった。



クジャク 「さて、食事にしましょう。」


ジェード 「おお!!やっとだ!! 疲れた〜〜〜。」
マイコ  「私は精神的に疲れた〜〜〜。」
シオン  「足が、、、、、シビれた。。。。。」


マイコ  「さ〜て、ゴハン〜〜〜。」


さて、賢明な読者ならもうオチが読めたであろう。。。。。



ジェード 「なんだこの草?」
シオン  「ま、、、まさか精進料理!?」
マイコ  「(;´д`)お肉食べたいよ〜〜〜〜。」

クジャク 「山菜おいしいですよ。」

マイコ  「(=_=)。。。。。魔導士の道は遠いのね。。。。。」




     そして、就寝前。。。。。



マイコ  「といれ〜〜〜〜〜〜。」


     と、本堂の前を通るとクジャクが座禅を組んでいた。

マイコ  「クジャクさん?」

クジャク 「マイコさん。。。どうかしましたか?」
マイコ  「あ、こんな時間に何をしてるのかなーと。。。。。」

クジャク 「私も精霊と心を通わせないといけませんからね。。。。。
      来たる日のために。。。。。。」




マイコ  「来たる日。。。。かぁ。。。。。」


     布団に入ってからもマイコはその言葉を考えていた。。。。。








続く。




















マイコ  「肉〜〜〜〜〜〜。」

メロン  「もしゃもしゃもしゃ。」
マイコ  「?」

メロン  「( ̄ー+ ̄)ポテチ、グリルビーフ味。」
マイコ  「(`д´)んまぁ!!」




ヘノ   「ふふふふふ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
     この新発売の「一味ヨーグルト」味も、なかなかイケるわい。。。。。」





ロレンス 「獣人はやはり偏食だな。。。。。2人そろって。。。。。」


メロン   「(`д´)2人!?アタシがなんの獣人って言うのよ!?」
ロレンス 「う〜〜〜〜ん。。。。。カバ?
メロン   「(=_=)・・・・・・・・・・・・・。」

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