ST:71
4人目の仲間










    ヘノが大声をあげた。

ヘノ   「格闘王バイバダッダ!?」

ロレンス「なに!?」
メロン  「ずずーーーーー。うへー。茶がウマイ。。。。。」


   なんと、その老人がバイバダッダであった!

メロン  「えっ!!オジーサン付き人とかじゃないんだ!?」
ヘノ   「こらこら、無礼な!!」

メロン  「m(__)mごべんなざい。」


ロレンス 「!!そういえば、よく見れば鍛え上がった身体。。。。。」

ヘノ   「お会いできて光栄です。バイバダッダ様。」
バイバ  「おお、魔導士ヘノ。。。。。ワシの門下生をいつぞや治してもらったのぅ。」
ヘノ   「いえいえ。あれは桃のチカラで。。。。。」
バイバ 「謙遜せんでもよい。あの桃を育てるのは並大抵の事ではなぁ。」

メロン  「(・_・、)そうなんだ。ももももも。」


ヘノ   「偶然近くへ来たもので、ご挨拶をと。」

メロン  「( ̄ー+ ̄)バリバリバルカン様を仲間にすれば怖いものなし?」
ロレンス 「 「バ」しか合ってねぇよ。。。。。」

バイバ 「ホッホッホ。ワシなんぞ連れていってもスープのダシにもならんわぃ。」
ヘノ   「いえいえ。すみませぬ。このパーティに格闘系がいないもので。。。。。(汗)」

バイバ 「お。ワシの門下生が1人旅に出たいと行っていたな。。。。。」
ロレンス「!! 願ってもないな。」
ヘノ   「ほぅ。しかしバイバダッダ様の格闘を極めたわけではなかろうに。。。」

バイバ 「なんでも、自分の力を試してみたいとか言っていたのぅ。」

メロン  「( ̄ー ̄)仲間にしたいねぇ。」

バイバ 「本人が良いと言えば良いのではないか?」

     3人はその門下生に会う事にした。



メロン  「どんな人だろう?」
ヘノ   「名前くらい聞いておけばよかったのぅ。」
ロレンス「拳法の使い手かな?」
メロン  「いやいや。筋肉隆々な人でしょ?」
ヘノ   「( ̄ー+ ̄)女の子かもしれないぞ。」
メロン  「(¬_¬)この、エロパンダ。」


     と、ふもとに戻ると、さっきの民がいた。
民    「おお。お帰りですか。」
メロン  「ねぇねぇ。誰か旅に出たい人がいるってホント?」
民    「ええ。 あそこで修行してるのがそうです。」


     やや遠くで、木に向かって打ち込みをしてる者がいる。

ロレンス 「やはり、男の拳法家だ!!」
メロン  「あら、かっこいいじゃないの。」


     3人は近寄ってみる。

男    「ん?」

メロン  「アタシたちと冒険しませんか?」
ロレンス (おいおい、イキナリかよ。)

男    「OH!!イェーーーーーーーーーーーーーーイ!!」

メロン  「( ̄□ ̄;)ビ、ビクン!」

男    「OKOK!!この俺を連れてってくれるのかぃ?ベイベー。」

メロン  「( ̄□ ̄;)。。。。。う、、、、うん。。。。。」

男    「ちょうど、この俺の拳法を試す旅に出たかったんだよ。
     俺の名はっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

メロン  「( ̄・ ̄;)」


男    「ギブソン!!よろしくな!!エブリワン。」

ロレンス「よ、、、よろしく。。。。。」
メロン  「( ̄□ ̄;)よ、、、よろしく。。。。。」

ギブソン 「ん? なんだ?このパンダさんは?」
ヘノ   「(=_=)・・・・・・・。」

メロン  「これでもウチで一番の大魔導士なのよっ!!」
ギブソン 「( ̄□ ̄;)アンビリーバボー!!」

ヘノ   「(=_=)魔導士ヘノじゃ。。。。よろしく。」
ギブソン 「( ̄ー+ ̄)よろしくオネガイシマスー。
      マジックマスターヘノ!! 俺は全然魔法できないからソンケーするぜー!!」
ヘノ   「(;^_^A」


メロン  「こ、、、これで、パーティは4人ですねー。」
ヘノ   「バランス取れてれば最良の人数なんじゃがな。
     ワシらは魔導士多いな。」
ギブソン「鉄拳制裁なら、まかせてクレ!!
     ワレラ、メロンと愉快なナカマタチー!!」


ロレンス「( ̄□ ̄;)・・・・・・・。確かに、、、、愉快かもな。。。。。」




     こうして、メロンパーティは4人になりました。

ヘノ   「で、これからどうするんじゃ?」
ギブソン「もちろん、ゾーマを倒すんじゃないのか?エブリワン。」
ロレンス 「なに?」

メロン  「ゾーマ復活した?」

ヘノ   「なんと、、、、やはりこの大きな邪悪魔法力はそうだったのか。。。。。」
メロン  「えええええええええええ。学校に魔石置いてあったのに!!」

ヘノ   「なんじゃと!!」

     メロンは知ってる限りの事をヘノに話した。

ヘノ   「なんと、、、、遺跡からか。。。。。そうか、、、封印が解けてしまったか。」
ロレンス「ヘノ、、知ってるのか?まぁ、歳食ってそうだからな。。。。。」

ヘノ   「(`д´)くわっ!! まぁ、どうせ年寄りだからな。。。。。」

ギブソン「バイバダッダ様は、まだゾーマは半分眠ってる状態と言ってたから
     この俺がオーイエー!!パーンチ。」
ヘノ   「どうした事か、その魔石は3つだったと言う事は。。。。。
     う〜む、、、、魔法学校へ行ってみるとするか。。。。。」

メロン  「( ̄□ ̄;)ええ〜。なんで〜。。。。。ってでもしょうがないなぁ。」

ヘノ   「ふ〜む。。。。。どうやって戻るかだな。。。。。
     ルーラを使うと、ゾーマに発見される恐れがあるのだ。」

     上空を飛ぶために、その放出される魔法力を探られる恐れがあるのである。
メロン  「見つかったらマズイの?」
ヘノ   「まぁ、ワシとか魔法力高いヤツが狙われるからのぅ。」


ロレンス 「トベルーラで飛ばすか?」
ヘノ   「そうじゃな。低空を高速で飛ぶしかないかもな。」
メロン  「ギブソンは?」

ギブソン 「トベルーラで飛ぶ?空飛べるのか?
      陸があれば走るから心配ないぜベイベー。」




      で。

メロン  「( ̄□ ̄;)!!走ってる!!走ってる!!
     しかも、すっごい早い!!」

ギブソン 「ヌハアアアアアアアアアアアアアアアーーー!!」

ヘノ    「( ̄□ ̄;)。。。。。」
ロレンス  「だが、少し遅れてるな。。。。。」

     3人はトベルーラで飛んでいる。

ヘノ   「ピオリム!!」

ギブソン 「ウオオオ!? こ、、これが魔法かぁ!?
      ヌオオオオオオオオオオオオオ!!ジャーックポーーーーーーーット!!」

    意味がわからないがとにかく、ひたすら走ってるギブソンだった。

    こうして、4人はアトラを目指すのであった。








続く。













メロン  「休憩。。。。。はぁ〜。疲れた。。。。。」

ロレンス 「くっ、、、、魔法力消費と言う意味では一緒だからな。。。。。俺も。」

ヘノ   「ホッホッホ。まだまだじゃのう。(笑)」

メロン  「ん?ギブソンなにしてんの?」


ギブソン 「腹筋。」




メロン  「( ̄□ ̄;)体力バカ!? で、魔法力バカのヘノ!!」


ロレンス 「で、ポテチバカのオマエと。。。。。」

メロン  「なんだよ!機械バカぁ!!」

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