ST:64
倒れた女王














ラピス   「さすがね。。。。。魔法学校でも1・2を争う魔導士が2人じゃあね。。。
      ベホマ!!

ダイヴァー 「な、、、なにぃ!?まだ、魔法力が!?」
ヒメ     「そんな、あれだけの時間マホアバレを使っておいて。。。。。」

ラピス   「私の魔導アイテム「マジックアブソーブ」」
      と、額につけた宝石を見せる。

ダイヴァー 「そ、それは自動的に魔法力を吸収する。。。。。」
ヒメ     「私たちの魔法力を!?残りはほとんどないのに!?」

ラピス   「コレ、、、、もう、、いらないわ。。。。。」

      と、魔石を数個捨てた。

ヒメ    「!! 魔法力の入った魔石を携帯していた!?」
ダイヴァー「なるほどな、、、それで魔法力を回復したって事か。。。。。」

ヒメ    「さて、、、、、どうしましょうかね。」

      魔法力がほぼカラの2人。
      それに比べて、魔法力を回復したラピス。


ダイヴァー「ヒメ、、、、ルーラで帰れ。。。。。残りの魔法力は貰う。
      マホトラ!!
      マホトラでヒメの魔法力を吸収したダイヴァー。

ヒメ    「で、、でも、今あげた魔法力なんて、ほとんど。。。。。」

ダイヴァー「やるしかなかろう。。。。。くそ、魔法力がないのは。。。。。」

ヒメ    「魔法力が回復できたら、倒せる?」
ダイヴァー「難しいが、できなくはないな。。。。。」


ヒメ    「いい、ダイヴァー? 私を必ず連れて帰ってね。
      メガザル!!
ダイヴァー「うお!!イキナリ、、、おい!!ヒメ!!」

      ヒメはその場に倒れた。。。。。
      自分の命と引き換えに他人の命を救う自己犠牲魔法メガザル。

ダイヴァー「!! 生きている!?な、、なるほど、、私が死んでいたわけではないから、
      さほど、生命力を使わずに済んだということか。。。。。」

      だが、生きていると言い切れる状態ではなかった。
      生命力を変換してしまい、脳や心臓を動かすエネルギーを
      ほぼ全て使ってしまったのである。。。。。

ラピス  「愚かな。。。。。それでは生き返ったとて、後遺症があるやもしれない。
      その前に、少しのショックで死んでしまうではないか。。。。。」

ダイヴァー「・・・・・・・・・・・・・。
      ラピスよ、、、話してる時間も無いからな、、、、本気でいかせてもらうぜ。
      オマエとは色々あったが、それも今日までだ。」

ラピス   「フフフ。。。。。1対1で私に勝つつもりかしら?」
ダイヴァー「ああ、、、、、、一瞬で焼き斬る。。。。。」


ラピス   「それができるかしら?これでも、、、、、。
      ジャビディオ!!
      封印水撃魔法!! 大量の水流がラピスを包む。


ダイヴァー 「クリムゾンッッッッッ!!
   エンドッ!!



ラピス   「最強の水流の前に、火炎なんて、メラゾオンとて。。。。。。!!」

ダイヴァー 「残念だったな。。。。。ラピス。お別れだ。。。。。。」

ラピス   「な、、、、、、、、、まさか。。。。。」


      ダイヴァーはギルティ・ダイスでメラゾオンの威力を高める。(6分の1の確率)
      そして、その轟火炎をクリムゾン・エンドで剣にして斬ったのである。。。。。

ラピス   「メラゾオンを、、、ギルティ・ダイスで、、、、、。
       しくじったら死ぬと言うのに。。。。。」

ダイヴァー「命を賭けて、命を救った者がいるのに、死を恐れてどうする?」

ラピス   「、、、、、、、、、。ゾ、、、、、、、、ゾーマ、、、、、、様。」

      ラピスを倒した。

ダイヴァー 「ヒメ!! ザオリク系の蘇生回復でないと無理っぽいな。。。。。」

       ヒメの容体がかなり危ない。

ダイヴァー 「しかたない!! ザオラル!!


      し〜ん。



ダイヴァー 「くっ、やはり無理か。。。。。」

      ヒメの意識は戻らない。。。。。




      ダイヴァーはヒメをかかえ、魔法学校へ帰っていった。。。。。


スワン   「ヒメ!!」
校長    「な、、、なんと。。。。。」

テッケツ  「おい!!ダイヴァー!!オマエがついておきながら
       なんてザマだ!!」
ダイヴァー 「・・・・・・・・・・・・・・・。すまねぇ。。。。。
       まさか、メガザルをやるとは。。。。。」


      そして、ヒメはすぐさま魔法病院へ運ばれた。
      超緊急入院であろう。


リマ     「!!ヒメ先生!!」
ミルミィ   「!!」

      事態を知ったリマとミルミィは驚愕する。
      ローズは、リマに全てのネットワークでザオリク系の蘇生回復を
      使える者を手配する。

ローズ   「困ったわ。。。。。ザオリク・ザオラルを使える者なんて、、、、、。
       4大魔導士くらいしか。。。。。」
リマ    「ローズ先輩!! とりあえず、私の「ブラッディ・マリー」で
       回復を続けます!!」

ローズ   「体力回復というか、生命維持の方向でね!!
       過剰回復に気をつけて!! あと、無理しないようにね!!」
リマ    「はい!!」


ローズ   「先生。。。。。どうしましょう。。。。。」
       魔法病院でも最高の腕を持つ医師:アーウィン (30)

アーウィン 「こ、、これは、、、治療とかそういう問題ではないが、
       今はただ、生命維持に全力を注ごう。」
ローズ   「わかりました!!」




      この事態は魔法学校にも知れ渡った。

カホ    「ヒメ先生。。。。。大丈夫なんやろな。。。。。」
マロン   「絶対大丈夫です!!」

トルマリン 「なんてことだ。。。。。」
カイコ   「もし、これでゾーマが。。。。。」
ガネット  「バカ言うんじゃねぇよ!!」




       と、突然ダイヴァーは駆け出した!!

テッケツ  「ダイヴァー、、、、4大魔導士の2人を探すのか?
      リリルーラですら追えない、このデカイ世界で探せるのか!?」
ダイヴァー 「だからと言って、ここで待っていてもしかたあるまい。。。。。」



トルマリン 「ダイヴァー先生!!俺も行きます!!」
ダイヴァー 「ん?」
トルマリン 「俺はフォウトレスから来ました。その辺の地域でなら
       多少なり役に立てると思います!!」

ダイヴァー 「いいだろう。。。。。ついてこい!!」

      ダイヴァーはトルマリンを連れて4大魔導士を探しにいった。
      4大魔導士ゼロと、魔界の魔導士を除く2人である。
      
      だが、実はゼロ以外の3人はダイヴァーやヒメたちは
      名前すら知らないのである。。。。。


      そして、ヒメを助けるための旅も始まった。




続く。





















メロン   「( ̄□ ̄;)!!ヒメ先生死んじゃった。」
マイコ   「( ̄□ ̄;)!!瀕死!!死んでないってば。」
スワン   「(ノ_<。)ヒメ〜〜〜〜〜。」



カイコ   「また、外の世界にパーティが1つ行ってしまいましたね。」
ガネット  「トルマリンめ、、、出番増やすために。。。。。」

カホ    「( ̄□ ̄;)ちゃうやろ。。。。。」

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