ST:63
死闘












    トベルーラ(飛翔魔法)で、移動する2人。

ヒメ    「ねぇ。。。。。ゾーマの封印。。解けてしまうかな?」

ダイヴァー「今の所、阻止する方法はないな。。。。。
      ま、魔石に封印した所で、そうなる事はわかってたと思うんだが。。。。。」

ヒメ    「当時の人間界最高魔導士ゼロたちですら、魔石に封じるのが、
      せいいっぱいだったんでしょうね。。。。。」
ダイヴァー「しかも、大魔導士4人がかりでな。。。。。」

ヒメ    「4人の1人って、魔族よね?」
ダイヴァー「ゼロ以外の3人はあまり知らないが、
      ZD(ゼロディメンジョン)を持つ2人の魔導士と、
      魔族が1人って聞いたな。
      おそらく、ZDの力で魔界へ行き、どういう経緯か知らないが、
      魔族が仲間になったんだろうな。。。。。」
ヒメ    「ZDは、もうないのかしら?」
ダイヴァー「あとの2人の魔導士はもう持っていないと聞いた。。。。。
      あの魔導アイテムは2つないと、魔界や時空を超える確率はほとんどない。
      そう聞かされたぞ。。。。。」


    ゼロが死んでしまった今。ZDはカホの持つモノだけなのである。


ヒメ    「ゾーマが復活にしたら・・・・・・。」
ダイヴァー「復活する媒体によるだろうな。。。。。乗り移られた者が強大であれば
      復活したゾーマもまた、、、、、。だからラピスは今のウチに。。。。。」
ヒメ    「( ̄□ ̄;)!!ラピスは自分を復活の媒体にするってこと!?」
ダイヴァー「恐らくな。。。。。」


    そして、2人はゾーマの城(廃墟)に着いた。

    すでにラピスは外にいた。

ダイヴァー「ふん、、気づいてたようだな。」

ラピス  「それだけ魔法力を出しながら滑空していれば。誰でも。。。。。」

ヒメ   「悪いけど。アナタ、ここで倒させてもらうわ。」
    ヒメは魔導アイテム「クイーンズ・ロア」を出す。

ダイヴァー「そうだな。。。。。クリムゾンエンド!!ソード!!」
    ダイヴァーも魔導アイテム「クリムゾン・エンド」を剣状に出現。


ラピス  「・・・・・・。さすがに、アナタ方2人相手では分が悪いわね。
     私も本気でいかせてもらうわ。。。。。
     マホアバレ!!

ヒメ   「!! 獣化魔法、、、、マホアバレ!?」

ダイヴァー「やはり、それで来たか。。。。。」

      自分を獣化させ、攻撃力・防御力・素早さを増大させる魔法。
      だが、知力の低下を伴う。
      さらに使用中はどんどん魔法力が消えていく。


      ラピスの身体が獣化する!!
      目付きが変わり、牙も生えてきた!!

ラピス  「ウウウウ・・・・・・・・・・。ディアボロスゥ!!」

ダイヴァー「おうおう、せっかくの美人が、、、、。そんなんじゃ、
      嫁には行けないな!! 行くぞヒメ!!」

     2人は、それぞれラピスを囲むように後ろへ廻る。

     炎の剣で斬りかかるダイヴァー。
     簡単に手で受け止められる。
ダイヴァー「くっ、、、、こ、、、これは予想外。」


ヒメ    「クイーーーンズロア!! ライデイン!!
     ムチにライデインを帯びさせ、ラピスに巻きつける!!

ラピス  「グウウウウウウウウウウウウウウウウウウアアアアアアアアアア!!」

ヒメ    「( ̄□ ̄;)!!うっそ!!引き千切られそう!!
      てか、ライデインが効かないの!?」

ダイヴァー「封印魔法で、一気にやるか? 効かなかったら、、、、、。
      どうするかな。。。。。」

ヒメ    「やるしかないわね!!」
ダイヴァー「マホチェインできるか!?」
ヒメ    「( ̄□ ̄;)・・・・・・・・・。完璧じゃないけど。
      マホチェイン!!
     ダイヴァーのマホチェインに比べると、細い鎖ではあるが、
     ラピスを縛りつける。

ダイヴァー「これで終わらせる!!ザキキルト!!
     触れた者を死に至らせる触殺魔法ザキキルトで、
     黒いオーラを手に纏った!!

     そしてダイヴァーの拳がラピスに触れようとしたとたん。
     ラピスはマホチェインの鎖を引く!!
ヒメ    「あ!!」
     
     引っ張られたヒメがダイヴァーの方へ飛ぶ!!
ヒメ    「( ̄□ ̄;)!!拳もイヤだけど、死ぬのもイヤ。
      シャナク!!

      ダイヴァーにぶつかる直前にザキキルトをシャナクで相殺!!

ダイヴァー「ちぃ!魔法力の無駄だったな。」

      体制を立て直す2人。

ダイヴァー「ジャビオン!!
      極大水撃魔法!!
ヒメ    「マヒゼロス!!
      ラピスの足元の水流を凍らせる!!

ラピス   「オオオオオオオオオオオオオオオオオン!!」
      氷を手で叩き割ろうとしている!!

ダイヴァー「バブル!!
      油でできた泡がラピスを包む!!
ヒメ    「メラゾーーーーマ!!
      油がメラゾーマの炎をより強くする!!
ラピス   「オオオオオオオオオオオオオオオ!!」


ダイヴァー「ヒメ!!行くぞ!!メラゾーマ!!
      なんと、ヒメに向けてメラゾーマを放つ!!
ヒメ    「そろそろ、魔法力ヤバイから、決めてよね!!
      マホカンタ!!

ダイヴァー「マホプラウス!!
      ヒメへと唱えた、メラゾーマはマホカンタでダイヴァーに跳ね返る。
      そのメラゾーマを集束魔法マホプラウスで集める!!

ヒメ    「行くよっ!!メラゾーマ!!
   メラゾーマ!!メラゾーマ!!


      メラゾーマ3連発を、マホプラウスに!!


ダイヴァー「これで、終わりだ!! マホプラウス!!開放!!」

      集束されたメラゾーマ4発がさらに燃えさかりラピスを包む!!

ラピス   「ウウウウウウウウウウアアアアアアアア!!
       ディアボロスウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!」

ヒメ    「とどめ!! イオナ・・・・・・・・・・!!

      炎の中で暴れるラピスの鉄拳がヒメにヒット!!

ヒメ    「!!ああああああああっ!!」
ダイヴァー「ヒメ!! くっ! ベホイミ!!
      もう、これで最後の魔法力だ!!
      クリムゾンエンド!!ブレード!!
      メラゾーマを刀のカタチにする!!

ヒメ    「バイキル・・・・? いや、マホキルト!!
      マホキルトでダイヴァーの魔法攻撃力を上げる。


ダイヴァー「もらった!!」

      ラピスの身体を貫く!!


ラピス   「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

      マホアバレの効果が解けて行く。。。。。


ダイヴァー 「勝負あったな。。。。。ラピス。。。。。」

ヒメ     「よしっ!!」




      ヒザをつく、ラピス。
      ダイヴァー&ヒメの勝ちのようである。。。。。
 
      が、密かに笑みを浮かべるラピスであった。。。。。





続く。



















メロン   「強い!! うぬううううううううううう!!」
マイコ   「( ̄□ ̄;)く、、、くやしいなぁ。。。。。」


カイコ   「私もいつかは、あれだけの戦いができるようになりたい。」

メロン   「(`д´)くやしいから、お菓子食べよ!!

カホ    「( ̄□ ̄;)意味わからへん。。。。。」

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