ST:62
早く進め










     イエローゲートを北上するマイコたち。


シオン  「ほんと、この建物、、、なんかいいわぁ。」

    シオンはすっかり和風の虜。
シオン  「あれ?マイコちゃん、、その頭の。。。。。」

    なんと、マイコは土産屋で、カンザシを買っている。

マイコ  「(^ー^*)えへへへ。買っちゃった。」
シオン  「( ̄□ ̄;)!!ずるーーーーーーーい!!」


ジェード 「┐(´ー`)┌ 緊張感の無いパーティ。(笑)」

マイコ  「だって、髪が寂しかったし、気にいったんだもん。」
シオン  「次の土産屋で、私も買うっ!!」

ジェード 「あれ?そう言えば、帽子。。。。。」


    そう、ランの帽子である。

マイコ  「( ̄□ ̄;)。。。。。持ったまんまだ。。。。。
     どうしよう、、持ち主わかんないや。。。。。」









    そして、その持ち主は。(時は前後する。)


ラン   「はぁ。。。。。せっかくママから貰ったのに。。。。。」
ヒトハ  「?」
ラン   「帽子だよー。」
ヒトハ  「う、、うん。」

    別にいいじゃん。みたいな感じ。(笑)

ライカ  「待って!!ラン、、もしかしてあの帽子って、、、、、。」

ラン   「うん。。。。。風神の魔石が。。。。。(ノ_<。)」
ライカ  「帰る前に見つけないと、、、、ヤバイじゃん。」


ハガネ 「いや〜、さすが港町。食べ物おいしいわぁ。」

ヒトハ  「あ。どしたん?それ?」
ハガネ 「なんか、屋台やってたよ。
     スグ横で、ヘンなものいっぱい売ってたわ。
     拾ったものかなぁ?
ヒトハ  「( ̄□ ̄;)!!」

ライカ  「拾ったようなもの? ラン、帽子見てこよ。」
ラン  「(ノ_<。)うん。」

    4人はその屋台の方へいく。


    仕方なく、この町を拠点に暮らしていたのである。

    結構、港町を楽しんでいるようである。


ハガネ 「おっちゃん!!アタイ、ケーキ頂戴!!」
屋台主 「おじょうちゃん、さっきも買ったなぁ。(笑)」

    ハガネは屋台でケーキを食べる。
ヒトハ  「なんだ?この、団子って。」
屋台主 「ここからいけるイエローゲートの名物だよ。」

ヒトハ  「( ̄□ ̄;)う、、、うまい!!」


    ライカとランは、横のジャンク屋(?)へ。

ライカ  「ないなぁ。。。。。」
店主  「何か、探してるのかぃ?」
ラン   「私の帽子。風で飛んだの。。。。。(ノ_<。)」

店主  「さすがにそんなのは置いてないよ。(笑)
     いくら拾ったような物ばっかりでもね。」
ライカ  「( ̄▽ ̄)>」

店主  「帽子っていえば、こないだ変わった帽子を持ってる子がいたな。」

ライカ  「変わった帽子?」

店主  「そんな豪華な帽子じゃないんだけど、豪華な宝石がついてたなぁ。
     なんか、不思議な感じがしたなぁ。」
ライカ  「( ̄□ ̄;)!!そ、、それだ!!」

ラン   「その人はどこ行きました?」
店主  「さぁねぇ。。。。。」

屋台主 「な、それって、魔法学校の生徒じゃないか?」
店主  「知らねぇよ。」
屋台主 「3人組みだろ? イエローゲートなんて滅多に誰もいかないからな。」

店主  「そうだな。異人種を珍しがるからな。。。。。」

ヒトハ  (イエローゲート・・・・・・団子。)

ハガネ 「風神の魔石ついてんなら、残して帰るわけにはいかんし。。。。。
     行ってみる? イエローゲート。」
ヒトハ  「そ、、そうだね。行ってみようよ、ラン。」

ラン   「(ノ_<。)うんうん。」


     ちょうど、イエローゲートからの舟が来た。

ヒトハ  「ほら!!ちょうど舟も来たし。行くよ!!」


     4人はイエローゲートへ向かう。

船頭   「お嬢さんたちが行くのかぃ?」
ハガネ  「そうやけど?」
船頭   「最近若い子では、イエローゲート観光が流行ってるのかね?」
ライカ   「最近、他にも行った人いるんですか?」
船頭   「5日くらい前かな。。。。。3人の若い子たちが。」
ライカ   「間違いないね。よし!!みんな行くよっ!!」

     4人はマイコたちの後を追う事にした。
    

店主   「なぁ。。。。。イエローゲートってなんかあったか?」
屋台主  「あったか?(笑)」
店主   「今の四人も、変わった格好だな。。。。。
      世界は広いなぁ。。。。。」
屋台主  「ケーキ食ってた子は、魔族の血を引いてるな。」
店主   「そうなのか?」





     一方マイコ隊は。

     土産屋でおおはしゃぎ。

ジェード 「ぉーぃ。そろそろ行かないと、、、、、。」
マイコ  「待ってよん♪」
シオン  「うわー。ほんといっぱいあるんね。」

     2人はカンザシに夢中。


シオン  「ん? これ、、なんかキレイ。。。。。」
マイコ  「ホントだー。なんか、宝石がぶら下がってるね。」
シオン  「でも、なんかコレだけ、他のと感じが違うね。
      イエローゲートっぽくない。。。」
マイコ  「そうだね。。。。。」
シオン  「でも、なんかコレ、、ひかれる。。。。。」
マイコ  「そう?」


     シオンはその宝石のカンザシを買った。


ジェード 「(;^_^A そろそろ、夜が更けるんだが。」
マイコ  「( ̄□ ̄;)んまぁ。あんまり進んでないような気がするんだけど。」
シオン  「(;^_^A 実際進んでないと思うよ。。。。。」


ジェード 「( ̄□ ̄;)。。。。。仕方ない、今日はこの辺で宿を取ろう。。。」
シオン  「ね、、、お金あるの?」
マイコ  「(^ー^*)うふふ。ゴールデンゴーレムを倒して以来。それは安心。(笑)」



     そして、宿でのゴハン中。


シオン  「え?呼んだ?」
マイコ  「(・_・)?」
ジェード 「(・_・)?」
シオン  「あれ?きのせい?」


     その日は、シオンがなにやらおかしかった。
     マイコもジェードも呼んでいないのに、
     突然返事をしたりするのであった。。。







続く。


















メロン  「うお。またあの4人娘が出たよ!!」
マイコ  「出たね。。。。。本編に絡める気だ!!」

スワン  「(・_・、)ますます出番なくなっちゃうかな?」


ホークアイ「はっはっは。ボクはココにすら登場しないけどね。(笑)」

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