ST:57
八百八町(3)











    用心棒だけでなく、奉行から拳銃をつきつけられた一行。






奉行   「死ねぃ!!」


    拳銃を撃った!!
マイコ  「危ない!! アス・・・・・・・・・・・!!
    マイコはアストを唱えようとした。

ミト   「神懸り「金剛」!!

    なんと、ミトは拳銃の弾丸を跳ね返した!!
    おそらく、身体を硬質化する技であろう。


奉行  「ば、、、、ばかな、、、、、。」


ミト   「スケィド! カークス! 懲らしめてあげなさい!!」

スケィド 「応!!」
カークス 「応!!」

ジェード「俺等もやるぜ!! ロードブリティッシュ!!」
    ジェードの魔導アイテム:雷撃の剣が出現!!


    6人は襲い来る敵をことごとく払い除けた。

カークス 「ジェード殿。そなた、剣術を学べば素晴らしい剣士になろうぞ。」
ジェード 「そ、そうか?」

スケィド 「そうだな。まして普通の刀と違って、いつでも出せるんだろ?
     俺たちはいつでもミト様をお守りできるように、格闘術を特に
     やってるけどな。」



ミト   「スケィド!カークス!もう、いいでしょう!!」


スケィド 「控えぃ!!控えぃ!!」
カークス 「この紋所が目に入らぬか!!」
     
     ドーーーン!!
     カークスは懐から、印籠を出した!!

奉行   「!! あ、、、あれは、、、、。」
エチゴ  「な、、、なんと。。。。。」

スケィド 「こちらにおわすお方をどなたと心得る!!
     エド国の副将軍様がご令嬢、ミト公にあらせられるぞ!!」
カークス 「皆の者、頭が高い!!控えおろう!!」


奉行   「ハハーーーーーーー!!」

     その場にいる全員(マイコたち除く)がひれ伏した。
     こっそり隠れていたマンゲツ屋の3人もひれ伏した。
店主   「な、、、、なんと!!」



マイコ  「( ̄□ ̄;)!?えっ、、えっ、、。」
シオン  「( ̄□ ̄;)なんかわかんないけど、ハハーーーー。」
ジェード 「m(__)m ハハーーーーーー。」

     3人もひれ伏してみた。


ミト   「イエローゲート南町奉行所奉行ダイカン!! そなた、エチゴ屋と手を組み、
     マンゲツ屋を落としいれようとした行為。しかと見届けた!!」
奉行  「・・・・・・・・・!!」

ミト   「そして、エチゴ屋店主エチゴ!! そなたも日夜汗を流し働いている
     マンゲツ屋から卑怯な手で営業を妨害するとは。
     人をもてなす者にあるまじき行為!!」
エチゴ 「・・・・・・・・・。」

     うなだれるエチゴ。

カークス 「こやつらを引っ立てい!!」

     奉行・エチゴは駆けつけた別の奉行所に連れていかれた。


ミト   「店主。これで、あなたがたを邪魔する者はいなくなりました。
     また、明日からマンゲツ屋を守り立ててください。」
店主  「ありがとうございます!!」
女将  「副将軍のご令嬢とはつゆ知らず、数々のご無礼、失礼いたしました。」

ミト   「いえいえ。女将、、ひさびさに心温まる接客を見せてもらいました。」
女将  「ありがとうございます。」

ツキ  「ミト様!!ありがとうございました。」
ミト   「おツキさんが無事でなによりです。」


マイコ  「副将軍のご令嬢って。。。。?う〜〜ん。」
シオン  「まぁ、、王女様って所かな。。。。。」

マイコ  「m(__)mははーーーーーーーーーー。」

ミト    「(笑) いいですよ。マイコ殿。」
ジェード 「なんだよ。ちりめん問屋の娘とか言っておいてさ〜。」

マイコ  「ちりめん問屋って、、、、なんだろう!?」

スケィド 「扱う品物は、「紙」だよ。マイコ殿。」
マイコ  「へぇ〜。(78へぇ)」


     そして、一行はマンゲツ屋いたっての申し出で、
     もう一泊して、次なる旅路を急ぐのである。


マイコ  「ミト様。また、どこかで会えるといいね。」
ミト    「そうですね。でも、そのミト「様」ってやめてください。」
マイコ  「ええっ、、、でも。。。。。」
ミト    「マイコ殿の方が、年上なんですよ?」
マイコ  「( ̄□ ̄;)!!なにぃいいいいいいい!!

スケィド 「ミト様は、18だからな。。。。。」
ジェード 「( ̄□ ̄;)!!ぬお!!」
シオン  「(^ー^*)アタシよりは上だね。」

     その大人びた雰囲気は、マイコたち以上に思わせる風格を
     漂わせていた。

マイコ  「じゃあ、そのマイコ「殿」ってのも、やめてよね。」
ミト    「(^ー^*)承知しました。」


ジェード 「じゃあ、店主!!また、ここに寄った時は、、、、
     また来るぜ!!」
店主   「ええ、ぜひ!お待ちしております。」
シオン  「その時は、ちゃんと料金とってね!」
ミト    「ああ、そうですね。店主、本当に我々の宿泊金は・・・・・・。」

店主   「何を言われます。今、こうして商売できてるのも、
      皆様のおかげです。」



ミト    「では、参りましょう。スケィド、カークス。」
スケィド 「はい。」
カークス 「ジェード殿たちも、達者で!!」

ジェード 「ああ。次会うときまでに、剣術を!!」
カークス 「その時は、お手合わせ願おうかな。」


マイコ  「おツキちゃ〜ん。コレあげるよ。」
ツキ   「ん?」

     MOVAパンダである。

ツキ   「うわ〜〜〜。熊猫だぁ!!」
マイコ  「私の学校の看板なんだ〜。」
ツキ   「ありがとう〜。 私もいつか他の国見てみたい。。。。。」
シオン  「その時は、案内してあげるよ!!」
ツキ   「(^ー^*)約束だよっ!!」




     そして、マンゲツ屋を後にした。

     ミトたちも、ここでマイコたちとはお別れである。

ミト   「それでは、、、また、どこかで会った時は。」
マイコ 「うん。じゃあね。。。。。ミト。」

ミト   「マイコ・・・・・・・・・・・・・・・・。」
マイコ  「ん?」

ミト   「・・・・・・・・・・。いえ、、、お達者で。」
マイコ  「?う、、、うん。ミトもね。」



     ミトたちと別れた。



ジェード 「身分隠しての、世直しの旅か。。。。。若いのにスゴイなぁ。」
シオン  「全くだね。」
マイコ  「さて、では北へ向かいたいとおもいまーす!!」

     マイコたちは進路を北へと向けた。
     イエローゲートで、次なる町には何が待ちうけてるのであろう。













ミト    「・・・・・・・・・・・・・・・。」
スケィド 「ミト様。。。。。どうなされました?」

カークス 「もしや、、自由に旅するマイコ殿たちが羨ましいとかでは?」
ミト    「・・・・・・・・。ううん、、、私には、やるべき事がありますから。」
カークス 「感服いたします。。。。。」

スケィド 「でも、もう少し、自由にしてもいいと私は思いますがね。」


     少女でありながら、世直しを続けるミト。
     その心のおくに仕舞った思いは、、、、、、、。




     マイコたちの冒険はまだ始ったばっかりである。
     次なる北の地へと向かった所で、今回はおしまいであります。






続く。













メロン  「でん!でででん、でででででででででん!
      じ〜んせい、楽ありゃ〜雲あるさ〜♪」
カホ   「 「雲あるさ。」じゃなくて、「苦もあるさ。」やん。」
メロン  「(・_・、)・・・・・・・・・・。」

マロン  「時代劇系はカホさん好きですからね〜。」

カホ   「ウチもイエローゲート行きたかったわぁ。。。。。
      ニンジャとか会うてみたいわぁ。。。。。」

メロン  「♪ あ〜〜〜とか〜〜ら〜〜来た〜〜の〜〜に、
      追〜〜〜い越され〜〜〜〜〜♪」
マイコ  「♪ 泣くのがイ〜ヤな〜ら、さ〜〜あ、歩〜〜〜け〜〜〜♪」


メロン  「でん!でででん、でででででででででん!
      ど〜〜んぐり、ころこ〜ろ、ど〜〜〜んぐりこ〜〜〜♪」
カホ   「Ψ(`∀´)Ψ 絶対歌うと思った。(笑)」

マロン  「おんなじ、メロディで歌えるんですよねー。」

メロン  「(・_・、)・・・・・・・・・・。」

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