ST:52
あけてびっくり











    *マイコサイド*
    足元でゴトゴト音がする。


マイコ  「ん?」

   パカ。

   足元の板が開いた。

マイコ  「( ̄□ ̄;)!!」
ジェード 「( ̄□ ̄;)!!」









    *メロンサイド*
メロン  「あっれ〜? 上のフタが開かないぞ。」

    ゴトゴト。


    パカ。


メロン  「あ!!開いた。」




    *マイコサイド*
マイコ  「ネズミ!!」
シオン  「でっかいなー。」

マイコ  「うっわー。キモイなぁ。。。。。」

    甲板の下からでてきたのはネズミであった。





    と、言うことは?
    
    *メロンサイド*


メロン  「あっれ?ドコだここ?な〜〜〜んか、イヤ〜な。」

    メロンが出て来た先には、いかつい男たちが4〜5人いた。
    マイコとは違う舟に乗ってしまったらしい。。。。。

男A  「おお。なんか知らないが、こんなことから姉ちゃんが出てきたぜ。」
男B  「ま、こっちこいや。」

メロン 「( ̄□ ̄;)うわーーーーーーーーー!!放せーーーー!!」


    なんとも男たちに強引に腕をひっぱられる。






    *マイコサイド*
マイコ  「ほ〜んと、気持ちのいい潮風〜〜〜〜。
     皆、、今ごろどうしてるかなぁ。。。。。
     メロンちゃんはまたお菓子ばっか喰ってるんだろうなぁ。。。。。(笑)」
ジェード 「案外、旅に出ててピンチにおちいってたりして。
      あっはっはっはっは。」
シオン  「(笑)」




     ジェードビンゴ!!



    *魔法学校サイド*
カホ  「やっぱりメロンちゃん、行っちゃったなぁ。。。。。」
マロン 「(^ー^*)それだけ心は繋がってるんですよ。」

カイコ 「無事に合流できたでしょうか?」

スワン 「案外、舟間違えて全然違うとこ行っちゃったりしてね〜。(笑)」
カホ  「ありえるわ〜。(笑)」
マロン 「(笑)」


    スワンもビンゴ!!






   *メロンサイド*
   いやがるメロンを無理矢理ひっぱる男たち。
   と、妙な格好の魔導士風の男が来た。
魔導士 「オマエら、目障りだ。。。。。消えろ。」
男    「なんだと!? コイツはオマエの知り合いか!?」
魔導士 「そんなことは関係無い。。。。。オマエらが目障りと言ったんだ。」
男    「おい、コイツを海に放り投げてやれ!!」

   男たちが飛び掛る寸前に、魔導士風の男は腕を男たちに向けた。

   手から火炎弾を撃った!!
   次々と海へ落とされる男たち。
メロン  「うお〜。あれは、、メラミ?????」
魔導士 「やはり、オマエは魔導士か!?」
メロン  「う、、、うん。」
魔導士 「そうだろうと思ってな。。。。。」

メロン  「ん?お兄さんも魔導士?」
魔導士 「正確には違うな。。。。。俺は科学魔導士。。。。。
     魔法力と、魔導超伝動システムを勉強している。
     そして、魔法が使えない物でも魔法力を強引に魔法に変換する
     システムを作った。。。。。」

   腕に不思議な機械がついている。。。。。
   コードが背中やらなんか伸びている。

メロン  「お兄さんも今魔法使ったよね?」
魔導士 「ロレンスと呼べ。。。 今のは効果は魔法だが、
     俺の魔法力を、この魔導チェンジャーで魔法に変えたものだ。。。
     さっきのは「メラEX
メロン  「メラEX!? メラと違うの!?」
ロレンス 「メラとやらを文献でしか見たことがないから、威力は想像でしかない。
     だから、メラEX。。。。。で、オマエ魔導士なんだろう?」
メロン  「う、、、うん。」

     ロレンスの話では、実際に魔法を見るために魔導士を探していた。
     そして、服装から魔導士だと判断したためメロンを救ったと言う。


メロン  「( ̄□ ̄;)!!アタシが戦士だったら、助けなかったのか。。。。。」

    ふと、メロンの中に思い浮かぶ。

メロン  (どうせ、マイコちゃんとは違う舟なんだから、
      アタシはアタシでパーティ見つけちゃえばいいか。。。。。
      この人強そうだから、アタシが魔法教えるって言えば。。。。。)

    おお、悪人や。(笑)

メロン  「しようがないなぁ。アタシが魔法教えてあげるよ。Ψ(`∀´)Ψ」
ロレンス 「まぁ、とりあえずガマンしてやるか。。。。。」

メロン  「じゃ、メロンパーティの2人目〜〜〜♪ よろしくロレンスさん〜。」
ロレンス 「メ、、、メロンパーティ?」

    不思議な仲間ができてしまったメロンであった。。。。。

    そして、マイコはイエローゲートへ。
    メロンは、バンリへと進路が決まってしまった。。。。。





メロン  「(・_・、)と、いいつつ。困ったなぁ。。。。。
     ま、アタシ自身の修行と思えばいいか。。。。。」
ロレンス 「バンリへ行ってどうする? 仙人や魔女と妙な噂の人物が多く、
     不思議な格闘術やら、ま、なんとも魔法以上に不思議な国だ。」
メロン  「( ̄□ ̄;)イキナリ、ワンダーランド!?
     てか、戦士とか武闘家とか仲間に欲しいなぁ。。。。。」
ロレンス 「パーティ組んで魔王でも倒すのか?」
メロン  「決まってんじゃん♪」

ロレンス 「まぁ、俺たち冒険者の目的の行き着く先はソコだろうな。。。。。」
メロン  (( ̄□ ̄;)バ、バラモスとかとやっぱ戦うのかなぁ。。。。。)




    こうして、メロンも長き舟旅が始った。
    なんせ、バンリまでは舟で6日はかかるらしいからねぇ。











続く。






カホ   「なんや〜。ウチらも旅に出たいやん。」
マロン  「あら、でも、魔法学校は魔法学校で新展開らしいですよぅ。」

カホ   「(^ー^*)活躍できるかなー。」
マロン  「(=_=)魔導アイテムでてくるかなー。」
カイコ  「(;^_^A 切実ですね。。。。。」








ダイヴァー「なんか、俺らの出番は減りそうだな。」
テッケツ 「だな。」

スワン  「私、生徒なんだけどなぁ。。。。。一応。」





ツグミ  「アタシはお酒があればイイ♪」
リマ   「イイ〜♪」


テッケツ 「( ̄□ ̄;)ビ、ビクッ!!」
ダイヴァー「ツグミ先生。。。。。」









アラシ  「(;^_^A もっと出番なくなりそうなんですが。。。。。」
ディモン 「(;^_^A 確かに。」
アラシ  「新世代魔導士(ニュージェネレーション)の時代ですね。。。。。」

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