ST:51
新しい風













     魔法都市(マジックテリア)とも違うとも言えないとある場所。

     4人の娘がいました。。。。。

     なぜ、そこにいるのか。。。。。
     それは彼女達にもわからなかった。。。。。




ライカ  「ちょっと、どうするのよ!!」
     どことなく気の強そうな子の声が響く。。。。。

ハガネ 「アッハッハ。まぁ、なっちゃったモノはええやんか。」
     見たところ格闘の得意そうな子が笑っている。

ヒトハ  「そうそう、ま、なっちゃったモノは。。。。。Ψ(`∀´)Ψ」
     黒ずくめの子もいる。

ラン   「(;^_^A でも、、、どうやって帰るんです?」


     風の吹き荒れる山であった。

ハガネ 「とりあえず、飯にしよ。アタイ、腹減ったよ。ケーキないん?(笑)」
ヒトハ  「あるわけないじゃんかー。(笑)」

ライカ  「(^ー^*)ちょっと、そこの事件発端の2人。こっちおいで。(に゛っこり)」
ハガネ 「( ̄□ ̄;)!!」
ヒトハ  「( ̄□ ̄;)!!」



     口論というか、一方的にやられたというか。。。。。
     ライカと呼ばれてる少女が皆をまとめているようだ。


ラン  「あ!!帽子が!!」


    強風で突然ランの帽子が飛ばされてしまった!!

ライカ 「ああ!!」

ヒトハ  「ランとこ、お金あるんだからまた買ってもらえばいいじゃん?」
ハガネ 「そうだな。国家公務員万歳!!って。」

ライカ  「こーら。 しかし、、、どうやって元の世界に帰ろう?????」

ラン   「(;^_^A でも、ココはいったい。。。。。」


ヒトハ  「とりあえず、寒い。。。。。ハガネ、どっか岩に穴あけてよ。」
ハガネ 「はいよ。」


    ハガネは構えた。歳のわりに相当稽古を積んでるものと思われる。


ハガネ  「ハイアーーーーーーーーーーーー!!

    鉄拳一撃!!
    岩の壁が崩れ、大きな穴が開いた。

ヒトハ  「よっし、この中でとりあえず対策を。」



    その中で話し合うことにした。


ヒメ   「ちょっと、ヒトハ!もっと火強くなんないの?」

ヒトハ  「バカ言わないで、何か燃やすものないの?この中で火炎だし続けるの
     大変なのよ!! もう、ライカってば氷使いのクセに寒がりなんだから。」

    焚き火代わりにヒトハが火炎魔法を出している。


ラン   「(;^_^A風使いでも、風は寒いです。。。。。あは。」
ハガネ 「じゃ、アタイは、爆発嫌いってとこか?(笑)」


ライカ  「そんなことじゃなく、元の世界にどうやって帰るのよ!!」
ヒトハ  「ハガネの魔導アイテムのせいじゃん〜。」

ハガネ 「そんなこと言うたって、アタイが作ったアイテムじゃないし、、、、、。」

ラン   「ハガネさんのアイテムはその拳のナックルですもんね。。。。。」


    若いながら魔導アイテムまであるらしい。
    しかも、ハガネという少女は2つ。
    自分で精製したものと、人から譲り受けたものがあるようだ。。。。。

    4人は魔導士らしい。話からすると、
    ヒトハ:メラ系 ハガネ:イオ系 ライカ:ヒャド系 ラン:バギ系
    を使用すると思われる。。。。。


ハガネ 「母さんの言う事聞いときゃよかったな。」
ヒトハ  「とりあえず、ココがどんな世界なのかを把握しないと。」
ライカ  「そうね、、たまにはまともな事言うじゃん?(笑)」




    と、その頃。飛んでいったランの帽子。






    旅人の頭に乗った。。。

旅人A 「うわっ。何!?」
旅人B 「帽子だよ。。。。風が強いからな。。。。。」
旅人C 「この風じゃ、仕方ないな、、、この先に持ち主が居るかもな。。。。。」


    旅人の進む方向から風は吹いている。


旅人A 「でも、この山越えたら、やっと港町だよね?」
旅人B 「そうなのか? 地図ではそうだがな。。。。。」









ハガネ 「近くに街でもあったらな。。。。。」














     4人娘が彷徨っていた間に、旅人は港町へ着いてしまった。

旅人A 「ほーら!ついたよ!! ちょっと、なにしてんのジェード!!
ジェード「そう走るなよ。。。。。元気だな。全く。。。。。」
シオン 「ジェードがトレーニングなまけてんじゃないの?」



     なんと、マイコ隊である!!


マイコ  「港だ〜〜〜〜〜。」
シオン  「でっかい街だね。」
マイコ  「カニとかあるかな?(笑)」



シオン  「で、どこ行くんだい?」

     港町だから当然いろんな大陸に向けて出航している。


                                     |壁|_・)

マイコ  「ん? あれ?今。。。。。」
ジェード 「どうした?」
マイコ  「気のせいか。。。。。」


     そして、3人は行く先をイエローゲートへと決めた。
     とくに理由はない。ただなんとなくである。


     イエローゲート行きの舟に乗る。

マイコ  「この先は、、、魔法すらどんな扱いなのかわからないらしいわ。。。」
ジェード 「魔法の無い世界もあれば、魔法都市MTのような世界もあるし、
      魔法が毛嫌いされてる世界もある。。。。。」
シオン  「ま、格闘ならアタシに任せておいて。


     1つの人影が、こそこそと舟の荷物に紛れて、
     甲板下の荷物置き場に隠れた。。。。。



     そして、舟は出航した。





マイコ  「う〜〜〜ん、いい風〜〜〜。私たちの冒険は今始ったのね〜。」
ジェード 「ああ。。。。。で、何が目的なんだ?」

マイコ  「( ̄□ ̄;)・・・・・・・・。」

シオン  「あれ?無いの?????」

マイコ  「え、、、いや、、、あ、、、で、、伝説の、、、ま、、、魔法石、、、
      スパークリングダイヤモンドを探しに。。。。。」

ジェード 「へぇ〜〜〜〜そんなのあるんだ〜〜〜。」

マイコ  「( ̄□ ̄;)・・・・・・・・・。あ、、、、えっと、、、うん。。。。。多分ない。」

シオン  「ま。いいじゃん。そのうち何かみつかるよ。」

     もちろん、スパークリングダイヤモンドなんて無い。
     ただ、冒険したいってずっと思ってて、実はコレと言って目的は無い。
     でも、そのうち自分の冒険にも目的はできる頃であろう。


マイコ  「ん?なんか、足元にいるのかな?ゴトゴト音がするぞ。」








     その頃。

メロン  「Ψ(`∀´)Ψ ついて着ちゃったのだ。」

     甲板下の荷物置き場に潜む影はメロンであった。
     どうやら、マイコの後をついてきたのであった。

メロン  「あっれ?上に出れないなぁ。。。。。誰か乗ってるのかなぁ。。。。。。」










続く。












マイコ  「。゜(>▽<)゜。 きゃー!!魔法都市2ndeyes!!おめでとー。」
カホ   「なんや〜、50話で終わりかと思ったやんか〜。」

マロン  「しかも、この51話、違う人で始るし。。。。。」
カホ   「せやね。4人娘のお株を奪われてるし。」

メロン  「てか、あの4人。誰なん?」

マイコ  「とくに今後は登場する予定は今の所ないらしいよ?」

メロン  「Ψ(`∀´)Ψ 騙しのためだけに出てきたのかぁ。」


マイコ  「なにはともあれ。魔法都市2ndeyes:冒険編(?)
      お楽しみください。m(__)m。」
メロン  「。゜(>▽<)゜。作者がブッ倒れるまで続きます。」














(__) コロ。

 ↑作者。












メロン   「( ̄□ ̄;)!!あ、イった。」

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