ST:28
遺跡











   バラモス城に1人居る、神官ハーゴン。。。

ハーゴン  「竜王、、死におったか。。。。。」

   と、配下の魔物がやってきた。。。。。。

魔物    「ハーゴン様。。。廃墟の奥より、遺跡が発見されました。。。。。」
ハーゴン  「!!、、、ついに見つけたか!!」

魔物    「人間共が発掘し、高LVの魔法使いと学者が、、、、、。」

ハーゴン  「ええい!!殺せ!!殺せ!!」
魔物    「私の予想ですが、おそらく人間共は、古代の魔法などが目的かと
      思われます。。。。。壁画、書物などを重点に探索しているもようです。」
ハーゴン  「ん、、、、なるほど、、、、人間共に発掘させるのも手だな。。。。。」


   何か、古代のモノを探していたようである。。。。。

   バラモス復活のカギとなるのだろうか?



   そして、魔法学校も慌しかった。

   なんと、魔法の書物が多数発見されたのである。

   全教師、魔法警察警視総監ディモンも校長の下に集まった。


校長   「文献から再現できる魔法を「魔法」として登録する。
     各自、自分の得意な系統から探すがよい。」
テッケツ 「ん? ドゴ!? ドゴラマ!? ドゴナズン!?

ヒメ   「校長、、、、古代、、いえ、、、現代、、、魔法の時代が!!」

校長  「!!な、、なにぃ!!」


   古代魔法。。。。。はるか昔に使われていた魔法である。
   だが、魔物が使っていたものが多く、書物としてはほとんど残ってないため、
   古代魔法として完全に隔離していたのであるが、、、、、。


   なんと、現代魔法のできた以降の書物も眠っていたのである。。。。。

校長  「うぬぬ。。。。。これでは古代魔法とは呼べぬ。。。。。」


教師  「新系統として、ジャンルと作ってしまうとか。。。。。」
校長  「うぬぬぬ。。。。。。」

   なんとも、滑稽な出来事であるが、重要である。
   そもそも、古代魔法として免許を交付するカタチを取ったのは魔法学校である。

テッケツ 「めんどくせぇから、古代魔法ってのナシにしねぇ?(笑)
     だってよ、どれが古代で、どれが現代かわかんねぇし、
     どうでもよくない?

校長  「それだ!!
ヒメ   「( ̄□ ̄;)ま、、、、マジですかぁ〜〜〜〜?」


校長  「´ρ`)y─┛~~ よし、、、、こうなったら、古代魔法免許なし!!」

ヒメ   「( ̄□ ̄;)ええええええええええええ。」


    なんと、古代魔法だったものも全て、通常魔法として、
    ランクの区切りのみにしようと言うのだ。。。。。

ディモン 「こ、、校長、、、、。 そ、、それでは、魔法法律の古代魔法の部分の
      改正もしなくては。。。。」
テッケツ 「いいじゃねぇか、免許そのものがねぇんだから、古代魔法使用違反も
      ないってことだ。ハッハッハ。」

ディモン 「し、、しかし。。。。。」


校長   「よし、決めた、こうなったら、魔法学校もリニューアルだ!!」

ヒメ    「( ̄□ ̄;)こ、、、校長、、、、、。」

校長   「生徒もあまり入校しなくなってきたからな。。。。。
      なんか、かっこよくリニューアルしよう!!」

テッケツ 「いいねぇ。校長!!」









    その夜。


    ヴィクトリの店。


アラシ   「ええええ!!法律改正ですか?それって、、、、、。」

ディモン  「ああ、私たちの仕事だ。。。。。」



    *この世界には、内閣とかそんなんありません。
     魔法法律は全て、魔法警察で作られ律されるのである。。。。。
     魔法弁護士は、その魔法法律にのっとって弁護をする者である。


アラシ   「あ、でも、、、それって、かなり重役の仕事ですよね?
      警視総監と、、、、、。」
ディモン  「ああ、、魔法法律士24名な。。。。。」

    *魔法法律士:魔法警察内の上位の地位に位置する魔法法律担当。
     24名存在し、法律の改正・追加などはここが取り仕切る。

アラシ   「あ、じゃあ、私は関係な・・・・(;^_^A」
ディモン  「はっはっは、水臭いな〜。雑用でもいいから、残業つきあえよ。」
アラシ   「( ̄□ ̄;)!!」


    これから、魔法警察は忙しくなりますな。。。。。








ヒメ    「ええ。と言うわけで、魔法学校は一ヶ月ほど冬休みになります!!」

カホ    「えええええええええええええええええええええええええ。!!」

マイコ   「(iдi)なんで〜。一ヶ月も魔法勉強できないの〜?」
マロン   「(iдi)そんな〜、あんまりですぅ。。。。。極大魔法試験とか。。。。。」
カホ    「(iдi)魔法学校に休みなんてないよー。」
メロン   「(`∀´)ニシシシシ。休み休み〜♪」
ジェード  「(iдi)え、じゃあ、授業とか無いって事は。。。。。
        マイ・・・・コち・・・・会え・・・・。」
カイコ   「(iдi)私もまだ魔法覚えたいのにー!!」


ヒメ    「(iдi)私なんてね、私なんてね、、、、うきーーーーー!!」

マイコ   「( ̄□ ̄;)!!ヒ、、ヒメ先生が壊れた。。。。。


    そして、事情を話し、魔法学校のシステムが変わってしまうと告げる。
    授業を「魔法別」にして、自分が取得したい系統の魔法を学ぶというのである。

テッケツ 「そうだ、、、だとえば、今日は俺が「火炎系」、ヒメが「防御系」って感じでな。」

マイコ   「ええっ、じゃあ、みんなバラバラになるの?」

カホ    「まぁ、おんなじ授業受けてれば、一緒だけど、得手不得手があるしね。」

    皆で同じ授業を受けていれば、その授業が得意な者だけが取得していく事に
     なるので、自分の得意系を取得したほうがいいと言うわけだ。」



ヒメ   「あ、校舎は開放してるから、ここで自習するのはOKです。」
テッケツ「裏側の校舎は封鎖するから、立ち入り禁止だがな。。。。。」


     突然の冬休み。。。。。

     困りながらも、事実上の自習なので自分のやりたい修行にチャレンジできる
     事に新鮮さを感じる生徒たち。
     大半はなんだかんだでスバラシイ休みを満喫するでしょう。。。。。










    ケーキ屋:デ・スピサロ

シオン  「へぇ〜、冬休みか。。。。。いいなぁ。。。。。」

カホ   「でも、休みで差が開くと思うのよね。」
マロン  「そうですねぇ。。。。。」

カホ   「誰かに教えてもらいたいなぁ。。。。。」

シオン 「そっか、先生はリニュ業務があるんだな。」
マイコ  「う〜〜〜〜ん。できたら合体魔法できる人がいればいいんだけど、
      アラシ巡査長も忙しいみたいだし。。。。。」

マロン  「そうですねぇ、リマ先生も病院の方へ戻るみたいですし。。。。。」


    と、シオン。
シオン  「ねぇ、そのディアボロスって人は?元先生なんだろ?」
メロン   「( ̄□ ̄;)!! うーん、、、、、。」

マイコ  「クロス先生に戻ってくれたらなぁ。。。。。」

マロン  「私以上に闇覚醒してるようなので。。。。。」

カホ   「カイコさん、どうなんですか?」

    しっかり来ていたカイコ。

カイコ  「私は「クロス時代」を知らないのでなんともですが、、、
      闇の性格に喰われたのではなく、両方が両立してると思います。」
メロン  「( ̄□ ̄;)?」

カホ   「じゃあ、ディアボロスとクロス両方が1つの精神に?」

マイコ  「そうですよね、、、、こないだヒメ先生助けてましたし。。。。。」


シオン  「しかし、なぜ、ディアボロスになってしまったの?」

カイコ   「よくわかりませんが、、時の秘術を成功させるには、
      ただならぬ魔法力がいるとか。。。。。」
カホ   「ねぇ、それってさ、ひょっとしてすっごく重要な事なんじゃないの?
      ヒメ先生に言った?」

カイコ   「いえ。。。。。」




    そして、その後。

    寮に帰らずに学校へ向かう、3人。

カホ   「絶対、大事だよ、ソレ。。。。。」
カイコ  「あの頃の私に取っては普通の単語として聞いていたので、
      とりわけ、そんなスゴイものだとは。。。。。」
マロン  「私はあんまり覚えてないんですけどぉ、、、、、。」

カホ   「いいのー。なんか思い出すかもしれないじゃん!!」


    そして、校舎裏の校舎へと。
    なんとか、ヒメを呼び出す。


ヒメ   「時の秘術!?」

カイコ  「ええ。。。。。」

ヒメ   「空間内の時空を歪めて時間を操る・・・・・・。
     それで何をしようとしてたの?」
カイコ  「何かを「甦らせる」とか言ってたような。。。。。」

カホ   「( ̄□ ̄;)!!古代の大魔王とか!?」

ヒメ   「大魔王、、、、、ゾー、、、、、、、、マ。」

カホ   「えっ?」
ヒメ   「ううん、なんでもないわ。。。。。」

カイコ  「そういえば、よく学校の裏に行きましたよ。。。。。
      そこで何かを行ってたような。。。。。」

カホ   「学校に何かあるから、竜王たちは来たって言ってたよね!?
      まさか、その裏に大魔王とかがっ!?」




マロン  「待って下さい。。。。。多分、、、クロス先生の甦らせようとしてるのは、
     私は「ツグミ先生」だと思います。。。。。いくら闇覚醒して魔法力を上げても
     元々人間の魔法力で「大魔王」なんて復活させられないって、
     それくらいは解ってると思います。。。」

ヒメ    「そうか、、、、、その学校の裏。。。。。」

マロン  「そうです、10年前に事件のあった山の辺りだと思います。」

ヒメ    「その辺りの時空を歪めて、過去にさかのぼって。。。。。。」
カホ   「そうだったんだ。。。。。」







     その頃。

     ディアボロス城。



ディア  「くっ、、、、やはり人間の力はこんなものか!?
     おのれ、、、どこまで身を堕とせば、、、、、魔法力を。。。。。」

配下  「ディアボロス様、、、、、発見された遺跡の下は「大魔王殿」があるかと・・・・・。」

ディア  「何? ま、、まさか、、、大魔王ゾーマ。。。。。」

配下  「恐らく。。。。。大魔王ゾーマならば時の秘術を。。。。。」

ディア 「い、、いや、、、アイツは俺1人では倒せん、、、、、
     ヤツを従えるのはさすがに、、、、、しかし、バラモスはドコに。。。。。」

配下  「ご存知ないのですか? 神官ハーゴンに聞いている事かと。。。。。」

ディア 「なに!?」

配下  「魔王バラモスは、人間へと転生して、この魔法都市のどこかに・・・・・。」
ディア  「それで、、、魔法学校で、魔力の高い者を探そうとしてたのか。。。。。
     フン、、、安直なヤツラだな。。。。。」




     慌しい魔法学校!!
     急変する時の秘術への道!!
     そして、バラモスが転生した人物とは!?







続・・・・・・・・・。

マイコ  「まーだー。なんか出番少ない〜〜〜〜!!」






続く。 「強制」
















メロン  「強引な展開だなぁ。学校リニュ。」



マロン  「なんだか、古代魔法と、オリジナル魔法の区別がごっちゃになって、
      新魔法はどっちにするか悩んだらしいよ。。。。。」

カホ   「それ、言っていいの?(笑)裏話じゃん。。。。。」

マイコ  「噂では、リニュの目的がいくつかあって、
     リニュすることで「やっほ〜い」な話がかけるらしいよ。。。。。」


メロン  「35へぇ。」

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