ST:26
体験入学









   今日はシオンの体験入学の日である。

   マロンはシオンを連れて始業時間より先に学校に行き申請した。

ヒメ  「体験入学ね〜。いいわよっ。えっと、、あの子かしら?」

   と、ヒメは遠くで待つシオンを見た。

マロン「あ、おいで〜、シオンちゃん。」
   マロンがシオンを呼んだ。。。。。


ヒメ  「( ̄□ ̄;)!!」

   あきらかに、ヒメは言葉を失った!!


マロン 「?どうしたんです?ヒメ先生。。。。。」

   ビックリ表情のヒメを不思議に思うマロン。

ヒメ  「う、、ううん、、なんでもないの。。。。。」

   そして、シオンに書類を書かせた。

ヒメ   「シオンさんは、、えっ16歳!?」
マロン 「ええっ!!」

シオン 「えっ、なにっ、アタシってそんな老けて見える?」
マロン 「ううん、全然おちついてるから、もっと年上かと。。。。。」
シオン 「う〜ん、よく言われるけどね。
      母親もそうだったらしく、性格そのまま受け継いだ感じだってね。。。。。」

ヒメ   「お、、、お母さんは、何してる人?」
シオン 「家にいるよ。」

ヒメ   「もしかして、名前って、、、ツ・・・・。」
シオン 「名前は、スズメだよ。」

ヒメ   「そっか。。。。。」
マロン 「(°з°)?先生どしたんです?」

ヒメ   「ううん、なんでもないわよ。」



  そして、マロンはシオンを自分の教室に連れていったのである。

  さっそく、他の4人はびっくりこ。


カイコ 「あ、、ケーキ屋の。。。。。」
カホ  「あっれー? 入学したんですか!?」

マイコ 「わ〜い。仲間だ〜〜〜!!」

シオン 「ちょいまち!!アタシは今日だけだよっ。やっぱ学校は苦手だけど、
    皆がいつも楽しそうだから、どんなのか気になっただけだし。」

メロン  「残念だなぁ。。。。」

  ケーキ屋常連はとくに話かけたりしていたのである。。。。
  (スワンは遅刻しているらしい。。。。。)


メロン  「( ̄□ ̄;)!!ええええええええ。16歳!?」
マイコ  「( ̄□ ̄;)!! 私より色気あるじゃん!?」
カホ   「( ̄□ ̄;)!!あたしの方が年下に見える。。。。。」
ジェード 「( ̄□ ̄;)!!若すぎる!!」

カイコ  「私よりの年下?????」




  そのころ、職員室。
  テッケツ(もちろん遅刻)が早速ヒメに耳打ち。

テッケツ 「おい、ヒメ、、、、昨日、ケーキ屋でな、、、、、とんでもない子を見てしまった。」
ヒメ    「奇遇ね、、、私もさっき見たんだけど。。。。。
      まぁ、ちょっと来てよ。。。。。」
テッケツ 「なにぃ!!生徒なのか!?」
ヒメ    「ううん、、体験入学なんだけどね。。。。。」



  と、教室に連れていき、こっそり窓から見る。

テッケツ 「お、、、あの娘だ。。。。。」
ヒメ    「私も目を疑ったわ。。。。。」

  2人でシオンを見ている。。。。。
  
  と、ちょうどスワンがやってきた。

スワン  「ごめん〜。また遅刻しちゃった〜。仕事と両立は難しいのかなー?」

  スワンは仕事もしているので結構寝不足であった。
  そして、速攻教室に入った。


リマ   「あら。スワンさん、また遅刻ですか〜?」
スワン  「ごめんなさい〜〜〜〜。」

  眠そうにフラフラと席につく。
  で、パタンと伏せる。

スワン  「う〜〜〜ん。眠いよぅ。。。。眠いょ・・・・・・。」
  半分眠っている。。。。。

リマ   「もー。今日は体験入学の子もいるのに、イメージが。。。。。」
スワン 「ごめんなさい〜〜〜〜〜〜。」

  と、シオンは近づいて、挨拶する。

シオン  「体験入学者のシオンって言います。よろしくっ。」

  そして、眠気満点の顔で、シオンを見上げた。。。。。


スワン  「( ̄□ ̄;)!!ツ、、、ツグミ先生!?

  おめめパッチリ!!


メロン  「ええええええええええええ!?」

マイコ  「な、、、、なんですとっ!!」


  なんと、シオンは肌の色は違うが、髪型、髪の色、顔だち全てが、
  ツグミに生き写しだったのである。

スワン  「えええええ。ツグミ先生の娘さん!?
      ええええええええ。違うよね、結婚してないはずっ、
      ええええええええええええええええええええ!?」

  スワン錯乱。


 と、テッケツ、ヒメも入って来た。


マロン  「それで、ヒメ先生、さっきビックリしてたんですね。」


ヒメ   「シオンさん、お母さんの名前って、変わってない?」

シオン 「えっ、、、、変わってはないけど、、、どうして?」


  ヒメは伝えた、ヒメ・テッケツ・スワンの担当教師がツグミだったことを。

ヒメ   「いくらなんでも、他人にしては似すぎているものだから。。。。。」
テッケツ「済まぬな、、、、もし、そなたの母がツグミって人ならば、、、、、
     俺たちに取っては大事件なものでな。。。。。」

シオン 「・・・・・・・・・・・・。そうだったんだ。。。。。」



  シオンの正体は。。。。。?





続く。。。。。。

























メロン   「なんじゃー!!転生かー!?」
マイコ   「生まれ変わりかー!?」

カホ    「妹とか。。。。。」


マロン   「とりあえず、作者がツグミ先生好きだったと言うことなんですよねー。」



カイコ   「それを言っては。。。。。(汗)」

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