ST:24
魔導超伝動システム








 今日の授業は魔法学と科学の複合。


ヒメ   「いい、魔法力で機械を動かす「魔導超伝動システム」が、コレよ。
     この電灯の下にある魔導石に魔法力を貯める。。。。。
     そしてその魔法力を動力にして作動させると、、、、、、。」

 魔導超伝動電灯が発光した!!

カホ   「うわわ。。。。。光った。」
メロン  「Σ( ̄□ ̄;)!!ビックリコ。」

ヒメ   「実は身近にあるものほぼ全て、これのおかげよ。」

カイコ  「魔法石が直接発光するのとは違うのですか?」
ヒメ   「そうね、それは光源魔法「レミーラ」をこめた魔法アイテムだからね。」

マイコ  「魔導超伝動の「魔導」と、魔導アイテムの「魔導」はどういう意味なんですか?」

ヒメ   「えっとね。」


  (*作者独自の考えです。)

   魔道:魔法に携わる関係のジャンルを表わす。
   魔法:おもに術者の使う「魔法」や、魔法アイテムにこめられた「魔法」を表わす。
   魔導:魔法力を利用して「魔法」を応用する場合に使う。
      魔導アイテムは「魔法」の効果を持ち主の任意で色々変えられたりできるから
      効果的に「魔法」ではない。
      ただ、効果の結果として「魔法」に近いものが多い。
      それは全て持ち主のインスピレーションが魔道に準じているからである。

メロン  「全然、意味わかんね。。。。。」

マロン  「ですから、茶道ってわかりますよね?」
メロン  「お茶ね。」

マロン  「お茶の粉を「魔法力」として、お茶を魔法。抹茶ケーキとかが魔導。
      って考えるといいですよ。」
カホ   「なるほど、で、魔導アイテムは、お茶の粉を使って独自に色々できるけど、
      結局、茶道から離れられてないから、結果として「お茶」ができてしまう人が
      多いってことね。」
マロン  「そうです〜ぅ。」

メロン  「( ̄□ ̄;)抹茶アイス・・・・・・。

マイコ  「(¬_¬)解ってないな。。。。。」


   この世界にも科学と呼ばれるものが存在するのである。
   ただし、結局一番手軽な動力は魔法力である。



ヒメ   「魔法銃。これはちょっと特殊。
      魔法銃自体に魔法石があって、ここに魔法力をこめる事で、
      銃は作動します。が、弾丸の方は、
      弾丸にある魔法石に直接「魔法」をこめるのです。」

メロン  「う〜ん、、、、。お茶の粉で、、、うぬぅ。。。。。」
カホ   「Σ( ̄□ ̄;)!!解ってないし!!」


マイコ  「銃かぁ、、、かっこいいなぁ。。。。。もしや、私のアイテムは
      2丁拳銃!?」
カイコ  「私は、マイコさんの魔導アイテムの「両手に秘めた力」って、
      そのままの意味ではないと思いますよ。」
マイコ  「え?」
カイコ  「合体魔法が関係してるはわかりません、もしかしたら合体魔法を
     サポートする効果かもしれませんが、、、、、なんとなく。」

カホ   「でも、両手から魔法出すって、普通の人ではできないんだよね〜。」

ヒメ   「そうよ〜。別系統ならなおさらよ。私は一応できるけど。。。。。
     合体魔法は一切できないわ。。。。。努力だけでは難しいのよね〜。」

マイコ  「え?じゃあ、合体魔法免許は誰に?」

ヒメ   「そうね、、、今在籍してる教師では、、、、、、、、。いないかも。。。。。
     アラシ巡査長なら多分できるわよ。 あとは、クロ・・・・・。」

マイコ  「むむむ。。。。。アラシ巡査長に弟子入りだぁ!!」


カホ   「アラシ巡査長って、銃の魔導アイテムだよね。」

メロン  「そういえばさ、なんでテッケツ先生の魔導アイテムだけ、
     自分で出現させれるんだろ?」
マイコ  「気合い?(笑)

カイコ  「そうですね、持ち歩いてるわけではないですし。。。。。」

カホ   「もしかして、テッケツ先生は、、、魔導超伝動ロボット!?」
マイコ  「Σ( ̄□ ̄;)!!そういえば、魔法を素手で!!」
メロン  「Σ( ̄□ ̄;)!!でも、目覚まし機能はダメだ!!(笑)」
カイコ  「Σ( ̄□ ̄;)!!そういえば、ケーキ好き。(関係なし)」

     テッケツロボット疑惑浮上!!




マロン  「次の授業、、、、気をつけてみないと。。。。。」


     次のテッケツの授業。。。。。
     全員、テッケツの挙動を見逃さない。。。




テッケツ 「で、あるので、、、、魔法力はだな。。。。」

カホ   (あれ?  なんか、ギシギシ音がする。。。。。)

     テッケツが教室を歩くたびに小さく音がする。

カホ   (えええええええええ!?)

     テッケツが背中を向けた。

マイコ  「今だ!!」
   
     マイコがビーダマを投げる。

     カチン

カホ   (ちょっと!!今、カチンって!!)

カイコ  (Σ( ̄□ ̄;)ば、、、ばかな。。。。)

ジェード (マイコちゃん、、、、ナニしてんだ?)
マイコ  (テッケツ先生ってば、、、ロボかもしんない。。。。。)
ジェード (ええっ、、、そんなこと、、、、、。)
マイコ  (だっていま、ビーダマがカチンって!!カチンって!!)



     と、そこへ、リマがやって来た。


リマ   「テッケツ先生、、、、油は薬じゃないんですから、
     私じゃなくても手に入りますよ〜。」
テッケツ 「おお、そうかそうか。(笑) いや、どうも、最近足がギクシャクと。。。。」


メロン  (Σ( ̄□ ̄;)!!決まった!!ロボットだ!!)
カホ   (Σ( ̄□ ̄;)!!決まった。。。。。)

マロン  (Σ( ̄□ ̄;)!!でも、なんでケーキ好きなの!?)
カイコ  (Σ( ̄□ ̄;)!!重火器だから微調整できないんだ!!)


テッケツ 「なぁ、オマエたち。」


マイコたち「きゃあああああああああああああああああああああ!!」


     逃げ出した。



テッケツ 「?????」
リマ    「テッケツ先生? みんなに何かしたんですか?」
テッケツ 「?????」



     遅れてスワンがやってきた。


スワン  「あ、、あの、寝坊しちゃったんですけど、、、
      カホちゃんたちはどうしたんでしょう?」


テッケツ 「(°з°) さぁ?」



     逃げた一部の生徒は外に集まっていた。

カホ   「どうしよう?ロボットだったよ?」
マイコ  「でもさ、ロボットだから、、、なんで逃げたんだろ?(笑)」
マロン  「( ̄□ ̄;)そういえば、、先生に失礼でしたねぇ。。。」

ジェード 「そうだなぁ。。。。」

メロン  「ロボットでも、いい先生じゃん・・・・・。」
カイコ  「そうですよ。ロボットでも授業しっかりやってるじゃないですか!!」



     そして、また教室に戻る。
     テッケツに飛びつく。


メロン  「(ノ_<。)先生〜ごべんなざい〜!!」
マロン  「(ノ_<。)ごめんなさい〜!!」

テッケツ 「( ̄□ ̄;)???? どうしたんだオマエら、、、?????」

カホ   「たとえ、流れるモノは違っても、先生だもんね。」

マイコ  「そうよね、こんなに硬い体でも。」
     テッケツにパンチするマイコ。

     手に感じる金属感に、涙するマイコ。

マイコ  「(ノ_<。)先生〜〜〜〜〜!!」



テッケツ 「(°з°)??????」
リマ   「さすがテッケツ先生。。。。。青春学園ドラマみたいですわ。」











ヒメ    「へっ? テッケツ先生がロボット!?」


マイコ   「(;°◇°)そうなんですよ。」
カホ    「これで、全て納得いくわね。」






ヒメ    「ああ、あの人はね。。。。。。。」












続く。。。。。。










ヒメ    「ちなみに、24話でこの話の続きは無いわよ。(笑)」






ヒメ    「くすくすくすくす。。。。。。」







ヒメ    「みんな、永遠に悩むといいわ。。。。。。(笑)」



























メロン  「Σ( ̄□ ̄;)ええ!!ほんとにネタバレ無し!?」






無しです。(笑)

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