ST:23
魔法病院(2)










 毒感染手術。。。。。


 すでに4時間経過している。。。


 と、ローズが出てきた。。。。。

リマ  「先輩!!」

ローズ 「ご、、ごめん、、、魔法力が切れた。。。。。。」


 時折、キアリー担当看護婦が出て行き、交代で入っていく。

 リマはローズについて行った。

リマ  「先輩!!どうなんですか!?」

ローズ 「心配しないの。魔物の毒に負けたとあっちゃ、
     魔法医師・魔法看護婦の名折れだからね。。。。15分寝たらまた行くわ。」

 こうして交代で看護婦がいくが、魔法力の回復もままならない状態である。



 そして、ついに、患者の体力だけが勝負となった。
 看護婦の魔法力もカラになってしまったのである。

医師  「皆、頑張れ!! あともう少しで、全て切除できる!!」

 看護婦は魔法力が尽きて、フラフラである。



リマ  「私、、、行く。」

姉   「リマさん?」

 手術室前で待ってたリマは突然、手術着を着ると中に入っていった。

 そして、ただ、患者の手を握っているだけであった。。。。。










 そして、手術は終わった。。。。。


 手術は見事成功である。


医師  「毒感染部分は全て除去です。今後の感染はありえませんので
     大丈夫です。。。」
姉   「ありがとうございます!!」







 そして、数週間後に、皮膚が移植され無事退院となるのであった。

姉   「皆さん、ありがとうございます。」

医師  「お大事にしてください。」

 医師含め、手術に関わった看護婦全員が出迎えている。。。

姉   「ほら、ミーちゃん。先生にありがとういいなさい。」

ミー  「は〜い。」

 皆の方へ歩いていく。


 そして。


ミー  「お姉ちゃん。ありがとう!!」

 リマの前で、真っ先にリマにお礼をいったのである。

リマ  「ミーちゃん。。。。。(i ロi)」

 思わず泣いてしまうリマ。

ローズ 「どんな魔法も、、、、叶わなかったね、、、先生。」
医師  「はっはっは。だが、それが医師として一番大事なものだろうな。。。。。」













 と、リマ話。


カホ   「(iдi)えぐっえぐっ。。。。。」
メロン  「(iдi)おーぃおぃおぃ。。。」

カイコ  「これをきっかけにまだ続ける気になったってことですね。」

マイコ  「ここでメロンちゃんなら、魔法使えないままで10年なんだろうね。」
メロン  「(; ̄Д ̄)コラ。」

カホ   「そっか、魔法関係なく感謝はされたけど、魔法はあった方が
      人を救う可能性が大きくなるって事だもんね。」

リマ  「(^ー^*)そういう事です。だから私は回復とかを重点に覚えました。
     攻撃は私の分担ではありませんから。。。。。」

メロン 「そっか、攻撃魔法はいらないもんね。」

リマ   「そうでもないですよ。。。。。ちょうどいい。 婦長〜〜!!」

   と、婦長と呼ばれた女性が来た。
   なんと、看護婦の婦長でありながら、その魔導アイテムとその実力で
   自らも執刀する医師でもあった。

リマ  「婦長。魔導アイテム、見せてあげてくださいな。」


婦長  「もう。消毒したのに。。。。。」


   なんと、メスである。
   その能力とは、魔法を微力化させる事が可能なメスである。
カイコ  「微力化して、どうするんですか?キアリーとかですか?」

婦長  「メラを微力化メスを加熱して焼き切るとか、熱消毒。
     バギを微力化して伸縮自在のメスになる。
     イオを微力化して腫瘍を破壊とかね。。。。。」

カホ   「そ、、、そんな事ができるんですか!?」

婦長  「アタシはこの能力にするために、この能力のために、
     頑張ってきたんだよ。。。。もう、10年かな。。。。。」

マロン  「もしかして、、、ローズさん?」

婦長  「そ。覚えの悪い後輩がいて、大変だったわ。(笑)」
リマ   「(; ̄Д ̄)ひ、、、ひどいですー。」


   と、そこへ看護婦が。

メロン  「あ、ミルミィさんだ。」

ミルミィ 「婦長、先生が呼んでますよ。205号室の患者さんの・・・・・・・・・・」


   と、少し話をしていた、どうやら忙しいらしい。

婦長   「生徒の皆、今では一応回復のスペシャリストだから、
      まぁ、見捨てないでついていってやってね。」
マイコ  「(≧▽≦)/もちろんですー!!」

カイコ   「あ、婦長さん、魔導アイテム、なんて名前なんですか?」
リマ    「・・・・・・・・・。」

   そして、去り行く婦長はちょっと不敵に笑って答えた。

婦長   「デッド・オア・アライブ
メロン   「(; ̄Д ̄)か、、、かっけー!!」
マロン   「(; ̄Д ̄)す、、、スゴイ名前ですね。。。。。」

カイコ   「そう言えば、リマ先生の魔導アイテムは?」

ミルミィ  「あ、リマさんのはね・・・・・・・・・。」
リマ    「秘密♪」

作者「酒が無限に出るー。(嘘)」

カホ    「今の私たちには、他の人の魔導アイテムが超気になるんだよねー。」
マイコ   「だよねー。」



ミルミィ  「あ、皆さんも、気軽に来てくださいねー。(笑)」
メロン   「(; ̄Д ̄)。。。。。ゲフン!」


マイコ   「よーし!!ケーキ食べて帰るぞー!!」

マロン   「また、テッケツ先生いたりしてね〜。(笑)」


リマ    「あ、ミーちゃんも、また今度一緒に行こうね。」






   そして、今日も一日が過ぎていった。









続く。
































生徒全員  「( ̄□ ̄;)!!えっ!?ミーちゃん!?

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