ST:21
マイコの冒険(2)









   禁断の地下51階へ降りていってしまった、マイコ・カホ・ジェード。。。
   本来いるはずの門番がいないためについ来てしまったわけだが。。。。。





マイコ   「あら?宝箱が。。。。。」

ジェード  「待て、、、、、インパス!!
   宝箱は青く光っている。。。。。どうやら中は安全のようだ。

カホ    「ええっ、、、中身入ってるの?」
マイコ   「じゃあ、誰も来てないのかな?先生とかは来てそうだけどね。。。。。」

   宝箱を開けてみる。

   ナイフが入っていた。。。

カホ   「なんか高級そうね。。。」
マイコ  「でも、私たち魔導士は、杖以外は持ってても邪魔なだけよね。」
ジェード 「そうだな。剣士とか戦士なら話は別だが、、、この近辺ではありえないなぁ。
      魔法都市って呼ばれてるくらいだからな。。。。。」

マイコ  「一応もらっとこー。」

   この都市では魔法力の高い家系が多いため、魔法中心である。
   剣では太刀打ちできない魔法が多数あるため、皆魔法に専念しているのである。
   だから、魔法学校の者は刃物などの武器は装備していない。



   ドスーン。ドスーン。ドスーン。

カホ   「なんか、、、重いモノ歩いてる音しなかった?」

ジェード 「なんか、、、、したな。。。。。」
マイコ  「下の階にいそうなんだけど。。。。。」

カホ   「帰ろうか?」

マイコ  「そ、、、そうね。。。。。」

   結局ココでマイコの冒険は終わりである。


マイコ  「でも、なんか楽しかったなぁ。
      帰ったら、おいしいもの食べに行こ〜。」
ジェード 「俺も、、、、い、、、いいか?」

カホ   ( (¬_¬)はは〜ん。ジェードさんはマイコさんが・・・・・。

   と、リレミトを発動させようとしたカホ。

カホ   「あれ? そ、、、そんな。。。。。」

マイコ  「どうしたの?」

カホ   「ここ、、、リレミトできない。。。。。」
マイコ  「Σ( ̄□ ̄;)なんですとー!!」
ジェード 「魔法フィールドがはってあるんだ。。。。。」

   ドラクエで言えば「不思議な力で掻き消された」ってヤツである。


マイコ  「どうしよう。。。。。50階から上には歩いていけないよ。。。。。」
ジェード 「下に行ったからって、抜けられるとは考えにくい。。。。。」
カホ   「だから、入っちゃダメだったのかな?」

ジェード 「とにかく下へ行くしかない。。。。。もしかして聖なるエリアとかあるかもしれない。
     迷宮が続く以上、最下層には何かある。」
カホ   「でも、何階まであるかわかんないよ。。。。。」

   それでも3人は進むしかなかったのである。

   おそるおそる下への階段をおりる。。。。。

   妙な足音はココの階層からであろう。。。。。
   地響きもしている。。。。。おそらく3m以上の大きさであろう。


カホ   「で、、、出た。。。。。」

ジェード 「あ、、、、あれは、、、、ゴーレム!?」

マイコ  「待って、、、、アイツ、金色!?」
   ストーンゴーレムではなく、ゴールデンゴーレムである。

ジェード 「チョット待て、レア魔物じゃねぇか。。。。。
     アイツの身体は金(カネ)になるんだぜ。。。。。」
マイコ  「(¥▽¥) んまぁ!!」

カホ   「でも、、、炎とか氷とか効かないよ。。。。。」
マイコ  「(ノ_<。)うわ〜〜〜ん。まただぁ。。。。。
      はっ、、、、もしやメドローア!?」

ジェード 「身体消滅したらカネにはならないけどな。(汗)」
   
    どちらにせよ、倒さねば先に進めないのである。

マイコ  「どうしたらいいんだろう。。。。。」
ジェード 「とりあえずルカニをかけて!!イオ系で地道に、、、、、って。まさか。」
マイコ  「(ノ_<。)ヒャダルコ・メラミしかできない。。。。。」
カホ   「あたしは攻撃魔法いっさいないよ。」

ジェード 「(;^_^A よくまぁ、それで迷宮行こうなどと。。。。。」

    そして、ジェードは勇敢にもGゴーレムに向かっていった!!

カホ   「ええ!? イオで戦う気!? もしかしてイオラ・・・・・。」

ジェード 「Gゴーレムの弱点魔法あるだろ!?」

    身体が金属なために、デインが効くのである。
    しかし、デインは覚えるには相当の努力が必要なのである。

ジェード 「行け!! デイン!!
    Gゴーレムにダメージを与えている。

カホ   「すっごい!!」

ジェード 「一気にトドメだ!!ライデイン!!
    すさまじい雷撃がGゴーレムを襲う!!

マイコ  「Σ( ̄□ ̄;)ラ、、、ライデイン!?すっごい!!」
カホ   「すごい、才能と努力の人だ。。。。。きっと。。。。。」


    Gゴーレムは動かなくなった。。。。。

マイコ  「やったー!!(¥▽¥)

カホ   「あ!」

    Gゴーレムを倒したわけではなかった!!
ゴーレム 「BAAUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUU!!」

    雄たけびを上げこっちへ向かって来る!!
    暴走状態である!!
    イキナリ、ジェードをブン殴る!!

ジェード  「うわっ!!」

    その一撃でジェードは倒れる。

ジェード  「や、、、、やべぇな、、、、、ダメージがでかい。。。。。」

    そのままマイコ&カホを狙う。

ゴーレム 「GUOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOONN!!」

カホ    「スクルト!!

    スクルトで守備力を上げたがダメージは強大だ!!

マイコ   「スクルトじゃあ、10回くらい唱えないと。。。。。。」

    マイコにも攻撃がいく!!
マイコ   「きゃああああああああああああ!!」

ジェード  「やめろーーーーーーー!!貴様!!
      うおおおおおおおおおおおおおお!!」

    ジェードはかなりのダメージのはずなのに、マイコの方に疾走する!!

ジェード  「スカラル!!

    マイコとカホに極大守備魔法スカラルをかけた!!
    これなら、ゴーレムの一撃もかなりダメージが減る。

カホ    「すごい、、、、、。」

ジェード  「俺、極大免許持ってないから黙ってろよ。。。。。。唯一使える魔法。。。。。
      守りたいものを守る、、、、魔法。。。。。」
マイコ   「(; ̄Д ̄)えっ?」

ジェード  「くっそ、、、、、後1回ライデインができるか。。。。。」

    ジェードはゴーレムの前に立ちふさがる。

カホ    「あれ?ジェードさん、、スカラル。。。。。」

    ジェードはスカラルをマイコとカホにしかかけていないのである。
    残りの魔法力でライデインを唱えるにはコレしかなかった。


カホ    「そうだ!!ボミオス!!
    Gゴーレムの動きが鈍くなった!!

ジェード  「よし!!」

    ジェードはGゴーレムの後ろに廻った!!

ジェード  「これで終わりだ!! ラ・イ・デ・イ・ン!!

    Gゴーレムの核をついたか、、Gゴーレムはバラバラに砕け散った。。。。。

マイコ   「やったー!!」

    だが、ジェードの魔法力は尽きた。
    そして、全員体力的にもダメージを受けている。。。



カホ    「あれ? 階段がないよ。。。。。」

マイコ   「ホントだ。。。。あ、でも扉が。。。。。」
ジェード  「なぜ、、、こんな地下に光がさす?」


    出てみてわかったのである。

    学校は山の上にあり、そこは山のふもとであった。。。。。
    そう、地下52階で終わったのである。。。。。

    ただ単に、Gゴーレムはデイン系でないと倒す事は不可能。
    そして、デイン系は習得者がほとんどいないからであろう。。。。。


    ただ、出た先は崖になっていて歩いては帰れなかった。

    結局、スワンにもらった宝玉を空で爆発させ、
    ノロシ代わりにして迎えに来てもらったのである。。。。。


    こうしてマイコ・カホの冒険は終わった。。。。。





続く。。。。。。




















マイコ   「きゃっほーい!! お金もち〜〜♪」

カホ    「わ〜い。これで本が買える〜〜〜♪」

メロン   「(・_・、)マイコち、、、、アタシは誘ってくれなかったのね。。。。。」
マイコ   「え、、、、、ああ、、、、カホちが修行したいって言うカラサ。。。。。」
カホ    「(; ̄Д ̄)!!あぅ!! え、、、、。。。。。」

ジェード  「あれ?そうだっけ?(笑)」

メロン   「(・_・、)・・・・・。マイコちん、アタシの事キライなのね。。。。。」

マイコ   「Σ( ̄□ ̄;)!! だって〜。私も魔導アイテム欲しいもん!!」
メロン   「(iдi)アタシだって魔法ほしいよ!!2個しかないよ。」

     インパス・ベギラマ。。。。。

カホ    「あ、気づかなかった、そう言えばそうね。。。。。」






カイコ   「ベラギマいれて3つ。。。。。。(笑)」
マロン   「あはっ。(笑)」




メロン   「(; ̄Д ̄)ある意味伝説魔法作っちゃった。。。。。?」

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