ST:18
激戦の中で









   竜王の炎が、マイコを襲う!!


マイコ   「ダメだ、、、わたしには、アイテムとか、、、、、
      イメージできない・・・・・・。」

   マイコを火炎が包む。。。。。

   はずが、、、、火炎が振りほどかれた・・・・・・。


マイコ   「あ、、、、あれ?」


   1人の男が立ちふさがっていた。


ディア  「ふん、、、無様だな、竜王。こんな小娘にそこまで追い詰められるとはな。
     とはいえ、さっきの力はもう出せないと思うがな。。。。。」

竜王  「ディアボロスゥ、、、、、、オマエモコロス!!」

キグナ 「ちっ、、、、もう、ただのアバレ竜ね。。。。。
     わたしまでやられてしまうわ。。。」


   荒れ狂う竜王の攻撃や炎がその場を掻き乱す!!

ディア  「おい、、、オマエ。 早く、そこのザコをどこかにやれ。
     メラゾオン!!
   それ同等の炎で迎え撃つ!!

マイコ  「(; ̄Д ̄)は、、はい!! いますぐやります。」

   マイコはメロンをなんとか後ろに下げた。



ディア  「ギルティ・ダイス!! 魔法は、、、、、。」

   そう、ギルティ・ダイスで魔法を増幅させようとするが、ヒャドを使う者が、、、、、。

   その時、ディアボロスの目に、今にも踏まれそうなヒメの姿が、、、、、。


ディア  「!! なにをしている!!」


ヒメ   「・・・・・・・・。」


   その一瞬を竜王が!!
   その爪でディアボロスを斬った!!

ディア  「し、、、、、、、、、、、、、しまった、、、、、、、、、、。」


   顔を斬られたディアボロス、、、、、、目を斬られたらしい。。。。。

竜王   「ディアボロスウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!」


   また、そのありさまをただ見てるだけのキグナ。
   己の中に眠る、戦士としての心と、熱い何かが、竜王の仲間だという
   事実を迷わせる。


キグナ  「、、、、、。ディアボロス・ヒメを倒すチャンス。。。。。。そう、、、そう。」

   自分に言い聞かせる。


   一方、ディアボロスはヒメを掴んで、トベルーラ(飛翔魔法)で飛んでいる。

ヒメ   「ザマァないわね、、、、、ディアボロス。。。。。。」
ディア 「ああ、オマエみたいな、ザコのために、、、我が目を片方失ったわ。。。。。」
ヒメ   「ほっとけば、、、、いいでしょ。。。。。」
ディア 「そうだな、、、、、ただ、あの修行時代を思い出しただけだ、、、、
     ほんの気まぐれだ。。。。。」

   ヒメは自分のカバンから何かを出した。。。。。



ヒメ   「私の、、、、、一番の、、、、御守りだから、、、、、ね。。。。。」


   青い宝珠。。。。。

   そう、、、氷撃魔法のつまった宝珠。。。。。

   スワンの残した宝珠であった。

   ヒメはずっと持っていたのである。


   それを渡すと言うことは、何かを意味するのである。


ディア  「いいのか、、、、、、、、、?」

ヒメ   「ええ、、、、、、、きっと、、、スワンが私たちを守ってくれる・・・・・・・。
     きっと・・・・・・・。」




   ディアボロスはヒメを避難させ、宝珠を持って飛来した!!

竜王  「コロスゥ!! コロスゥ!! ヤキツクスゥ!!」


キグナ 「・・・・・。これは戦いなの・・・・・?
     私はこんなのを望んでは、、、、、いない、、、、、、、、、、、。」 
   キグナは少々混乱している。。。。。






   そして、ディアボロスは宝珠を口の中へ投げ込んだ!!


   蒼い光が辺りに散る!!


マイコ  「あ、、、、、、、、これがスワンさんの、、、、宝珠。。。。。。」


   いつのまにか気がついたメロンも見ていた。。。。。


メロン  「(iдi) 、、、、、、。ス、、スワンさん、、、、助けて〜。。。。。。」


ヒメ   「ゴメン、、、、スワン、、、、、、、、。」
   ヒメは何に対して謝ったのであろう。。。。。


スワン(私のお気に入りのでっかい青い花火が打ちあがったら、
     私は必ず生きて帰るって思ってね。)



   スワンの残したあの言葉が、ヒメの頭をよぎる。。。。。


ヒメ   「あがったけどね、、、、、、青い花火は、、、、、、、。」




   その光を掻き消す恐ろしい声!!


   竜王は生きている。。。。。


ディア 「!! 宝珠の中は、、、、ヒャダルコ!?」

   そうである。スワンはマヒャドが使えないため、ただ激しい青い光のために
   ヒャダルコをいれていたのである。。。。。
   さすがにそのダメージで死ぬ竜王ではなかった!!

   そのまま、ディアボロスに噛みつく!!


ディア 「!!グアアアアアアアアアアアアアアア!!」


マイコ 「そ、、、、、、、、、、、、そんな、、、、、、、、、、、、、、。」



ヒメ   「・・・・・・・・・・・・。 あは、、、、世の中、そんなに甘く、、、ないってこと?
     参ったなぁ、、、、スワンが命をこめて、、、、、、、、、、うっうっ。。。。。」


   ついにディアボロスですら捕まってしまった。。。。。
   重傷のメロン・マイコ。。。。。
   ヒメに打つ手はあるのだろうか。。。。。。










続く。























メロン   「(iдi)ス゛ワ゛ン゛ざ〜〜〜〜〜んの宝珠がぁ!!」
マイコ   「って、アンタケガしてるんだから!!って、私もか。。。。。」

メロン   「竜になれたよーぅ。」


マイコ   「(・_・、) どうせ、私には魔導アイテム目覚めなかったもん。。。。。」

メロン   「(・_・、)あぅ。。。。。」




ヒメ    「くすっ。 19始まるまでディアボロスは噛まれまくり。(笑)」


マイコ  「ガブガブガブガブガブガブ。」
メロン  「ガブガブガブガブガブガブ。」

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