ST:17











また、いつもの授業中。

隕石のような衝撃とともに、校庭に2人の影が現れた。



ヒメ   「!! あ、、、、あれは!!竜王とキグナ!!
    よりによってこんな時に。。。。。。」

  よりによってとは、今日はリマ先生が休みなのである。
  某教師Tは足のケガで入院中

ヒメ  「!! 今日は魔法警察はデスパレス周辺で、、、、、、って
    モシャス(変身魔法)とかに騙されてないでしょうね。。。。。」

  そして、ヒメはいつもこの学校に何を求めてバラモス軍が来るのか
  不思議に思いつつ、校庭へ向かった。。。。。


ヒメ   「困るんですけどね。いちいち来られちゃ。。。」

キグナ 「こないだの魔導士じゃん。」
竜王  「我々の邪魔をするな。」

ヒメ   「だから、アンタたちが私たちを邪魔してるんでしょ!?
     このバカ!!」

竜王  「フン、、、、こんな低LVな者共を鍛えてなんになる。。。。。」

ヒメ   (ふふん、ひっかかったわ。。。。。どうやら生徒ではないらしい。。。)

 さらにカマをかけるヒメ。

ヒメ   「アナタたちのお探しものがいつまでも、ココにあると思って?」

竜王  「・・・・・・・・・。」

ヒメ   (なるほど。。。。。何かがココにあるのね。。。。。)

竜王  「どこまで知ってるか知らんが、邪魔をするな。。。」


 と、校舎の窓から叫ぶ生徒がいる。


●●● 「コラァ!!そこのツノ男(竜王)、あんま調子のんなー!!」
●●● 「Ψ(`∀´)Ψそうだー!!ベラギマでやっちまうぞー!!」

ヒメ   「(; ̄Д ̄)あ、、、あのバカチン。。。。。」


竜王  「ラリホーマ!!
    催眠魔法が校舎を包む。

竜王  「ザコは寝ていろ。。。」


ヒメ   「!! 私の生徒に手を出すと言うなら、ここで死んでもらうわよ!!」


キグナ 「おっと、、、私もいるんだけどね。」

  すかさず、ヒメの前に立ちふさがるキグナ。

ヒメ   「いいわ!!2人とも相手してあげるわ!!」


竜王  「メラゾー・・・・・・」
メロン  「ベギラマ!!

   魔法を唱えようとした竜王の横っ面をはたく。


竜王  「き、、貴様。。。。。おとなしく寝てればいいものを。。。。。」

ヒメ   「アナタたち!!」

マイコ  「(・_・、)私たちだって、戦うもん!!」
メロン  「(・_・、)戦うもん!!」

   2人だけ、ラリホーマが効かなかったらしい。。。。。
   しっかり下まで降りてきた2人。

マイコ  「これで、2対3!!1対1と1対1。」
メロン  「1人はフリー。」

ヒメ   「(; ̄Д ̄)そ、、、そんなわけないだろー。。。。。」



メロン  「さてさて、行きますよ!!ラギマ!!
竜王   「ん!?」

   竜王は魔法(ベギラマ)だと思い、身構えた!!

マイコ  「魔法は使い方なのよ!! ヒャダルコ!!

    その隙にマイコが氷撃魔法で竜王の足を凍らせる。

ヒメ   「(; ̄Д ̄)う、、うまい、、、でも、アレは魔法じゃないでしょーに。」


メロン  「はいはい、そっちも行くよ!! ベ・・・・・・・・・。」
キグナ  「!?」

    キグナはベギラマとベラギマを見極めようとした。

マイコ  「こっちだもーーーーーーーーーーーん!!メラミ!!

    キグナに火炎高等魔法が炸裂!!

メロン  「ベギラマ!!
    すかさず、竜王を攻撃する!!

ヒメ   「イオラッ!!

    さらにヒメも爆発魔法で攻撃!!


竜王  「こ、、、小癪な、、、、、。」

    竜王は凍った足をふりほどく。。。。。

マイコ  「Σ( ̄□ ̄;) やっぱヒャダルコじゃだめ?」
メロン  「Σ( ̄□ ̄;) やっばいじゃん。。。。。」

    と、1歩下がった足元で爆発が!!

マイコ  「きゃああああああああああああ!!」


キグナ 「気をつけて歩きなさいよっ!!」

ヒメ   「やたらに動いちゃダメよ、魔法爆弾を使ってくるわ。」


竜王   「メラゾーマ!!

メロン  「わわわっ!!」
ヒメ   「フバーハ!!

   光の幕が3人を守る。

キグナ  「ヒャダイン!!
   ヒャダルコと同じ威力の氷撃魔法だが、範囲がケタ外れに広い!!
   辺り一面を包む!!


マイコ  「メラミ!!
   マイコが魔法で、氷を溶かすと同時に攻撃!!


竜王  「私の体は竜の皮膚だ!! メラゾーマでも効きはしない!!
     喰らえ!!イオラーガ!!
   ついに竜王最大奥義!!爆発封印魔法が炸裂!!
   爆発にはフバーハも効果はない!!

マイコ  「!! (もう、ダメ!!死んじゃう!!)」
   完全にマイコ狙い!!

ヒメ   「マイコさん!!」

   ヒメがマイコをかばい抱きかかえる!!
   メロンはすでに射程距離をはずされていた。


   凄まじい爆発・爆音・爆炎・爆煙が辺りを包む。。。。。

   爆煙がおさまっり、辺りの様子が見えてきた。



メロン  「!!

   ヒメはその場に倒れていた。。。

マイコ  「なんで・・・・・。私より、ヒメ先生の方が強いのに!!
     私が残ってもナニもできないじゃん!!」

  ヒメはイオラーガを直撃。。。。。
  体の骨が相当やられたらしい。。。。。さすがに動けない。。。。。

ヒメ   「バカね、、、、、そ、、、それでも、、、、私の生徒。。。。。。」
マイコ  「(ノ_<。)先生!!」


竜王  「バカめ!! 生徒を助けたつもりだろうが、これから
     弄り殺されるのだ!! さっきので死んだ方が楽だっただろうに。」

キグナ 「残念ね。。。。。強かったのに。。。。。」


メロン  「(iдi) 力が、、、欲しいよう。。。。。
      もう、誰も死なせないって、、、、、思っててもダメなんだ。。。。。
      メラゾーマも効かない竜。。。。。。
      アタシも竜だったらなぁ。。。。。」

マイコ  「メロンちゃん危ない!!」

    メロンを突き飛ばすマイコ!!
    ついに、マイコもメラゾーマを浴びてしまった!!


メロン  「(iдi) やだもん!!誰も死なせないもん!!


    メロンの手が光った!!


竜王  「トドメだ!!イオラーガ!!」 


    イオラーガの炸裂する瞬間!!
    メロンの手が激しく輝いた!!


メロン  「なに、、、、これ? ペンダント!? 竜!?」

    竜を模ったペンダントが現れた!!

メロン  「!! アタシの魔導アイテム!! 
    そうだ!! アタシには使える!!
    力を貸して!! ドラグナーハーツ!!

    メロンの両腕が竜のようになった!!

メロン  「身体の一部だけでも、竜になる・・・・・。この腕なら。。。。。」


竜王  「メラゾーマ!!

    その極大火炎を竜の腕で振り払う。。。


キグナ 「!! なに、、、あの魔導アイテムは!?」

メロン  「魔法なんか効かないもん!!(でも、どうやって倒そう。。。。。)
     あれ? なんか、、、おかしい・・・・・・・・。」


    メロンの身体が、、、、竜になる!!

竜王  「そうか、、ドラゴラムの魔法効果。。。。。。
     なにぃ、、、、金色!?」

    巨大な金色の竜になった!!

ヒメ   「ゴ、、、ゴールデンドラゴン・・・・・・!?」

    その吹く炎も金色と言われる。。。。。
    メロン竜は金色の火炎を吹いた!!


竜王  「グ! グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

    邪悪な者にはそれはすさまじいダメージになるのである。


    竜王は焼き尽くされようとしている。



    が、メロン竜は、メロンの姿に戻り、、その場に倒れた。。。。。


マイコ  「魔法力が、、、、、、足りな、、いんだ・・・・・。」


キグナ  「参ったわ、、、、こんな子が竜王を倒すとはね。。。。。ん?」




竜王   「コノ、、、ザコメガ!!」


  
    竜王は、、、、、竜の姿で炎の中からよみがえった!!


キグナ  「あちゃー、、、、アイツそう言えば、竜だったわね。。。。。
    知らないよ。。。。。。」


ヒメ    「マ、、、マイコさん、、、、、さすがにあの竜は、、、無理。。。。。」
マイコ   「でも、、、、もう、私しか。。。。。」




竜王   「シネ!!」

    竜王は紅蓮の炎を吐いた!!

     またもマイコ狙い。
     さっきのメラゾーマのダメージで満足に動けない!!

マイコ  「私の、、、魔導アイテム・・・・・・。」


    マイコの運命は!?










続く。

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