脳噛話術の源流。
技 |
『ホット・リーディング』 事前に情報を入手しておいてから、あたかも知っていたかのようにする。 世間では自称『霊能力者』が使うため、イメージが悪い。 |
『コールド・リーディング』 準備無しで、相手の表情・しぐさなど様々な反応を読み取って、 正しい情報のベクトルを修正していく。 |
『ウォーム・リーディング』 コールド・リーディングを行う場合でも、知人の場合はこう呼ばれる。 |
『ストック・スピール』 誰にでもあてはまる事(スピール)を、ストックしておく。 コールドリーディングに必要。 |
『バーナム効果』 誰にでもあてはまる事(スピール)を、自分自身に特に当てはまると思ってしまう効果。 |
『フィッシング』 コールドリーディングで、相手の反応した部分を突いていく。 |
『ダブルバーレル』 述べた複数の条件のうち、片方満たしても両方満たしても答が同じ。 |
『ラベル付け』 物々しいラベルを付ける事で、信じ込みやすくなる。 |
『消える隻眼』 片眼が見えないのなら、両目を閉じれば良い。 |
『繰り返す鏡』 「何度も繰り返し聞かせる嘘」は真実にうつる。 聞かせてないように演じるのが良いであろう。 |
「透明な第三者」 実在しない第三者を作りあげる事で、真実味を出す。 |
「他者投影」 第三者の経験を自分に投影させ、間接的に説得する。 |
「過去に立つ鏡」 自分の過去を、第三者に仕立てあげる。 |
「未来に立つ鏡」 自分の未来を諌める事で、釘を刺す。 |
「さらけ出す心臓」 わざと弱点をさらけだす事で、逆に相手に疑わせ身を守る。 |
「己の棺桶」 わざとミスをし、そのフォローの度合いで逆に好印象を与える。 |
「非虐待本能」 通常は『怪我人』には強く出れない。 |
「魔の数字」 連続しない、キリの悪い数字は真実味を増す。 |
『松竹梅の理論』 2種類(梅と竹)だと高い方(竹)を選ばないが、それ以上のプラン(松)を用意すると 選ばれなかったもの(竹)が選ばれていく。 |
「小さな葛篭」 欲の無い方を選ぶ事で、欲の無さの真実味が増す。 |
「マジシャンズ・セレクト」 あたかも選ばせた用に見せ、実は思いどうりにしている。 |
「誘導話法(二者択一)」 選択権を与えた時点で、『選ばせた』という壁を超えさせる。 |
「二重の拘束」『ダブルバインド』 繰り返し最初に与えた否定的な命令を下し、 それに反する否定的な命令(その2)を下す。 これにより、そういう世界観を植えつける。 |
「影武者」 別の自分を完全に投影する事で、虚を実と見せる。 |
「柳枝の剣」 全ての攻撃を受け流してると見せる。 |
「アクトレス・ドランク」 わざと演じさせる事で浸透させる。 |
「虚実の教授」 『ご存知の通り』は、プライドの高い者の プライドを攻撃しつつ反撃を成さない。 |
「堕落した金貨」 落ちていた事を装う硬貨。 突発的を装ったものは、計画の意図を見抜かれにくい。 |
『最小関心の原理』 AがBに興味を持ち、BはAに興味が無い場合、Bの立場が上である。 |
「洗脳」 『能動性(自分の行動の認識』 『同一性(過去から通して1つ)』 『単一性(自分は1つである)』 『限界性(他人とは違うという事)』 という、『自我意識』を崩壊させる事から始まる。 |
『嫌悪療法』 「アバージョン・セラピー」 やって欲しくない行為の最中に、不快だと思わせる行動を取る。 |
『役割演技』 『ロールプレイング』 ある役職などを与える事で責任感などを生み出す。 |
「引掻き廻す者」 『トリックスター』 突然現れた異端児は、自分の立場を再認識させる。 |
『スパン・オブ・コントロール』 自分の掌握できる範囲・人数を理解せよ。 |
『無為の技法』 方向性だけ定めて『何もしない』事で、人は育つ。 |
「反転の技法」 信用してなかった事ほど、実際に目の当たりにすると一転する。 |
「間接効果」 ただ褒めるだけでなく、第三者を挟み「伝わせる」事で効果は増大する。 |
『下位目標』「サブゴール」 高い目標を出されるより、届きそうな目標を与えた方が届きやすい。 |
『防衛機能』 『空想』 (満たされない物を空想で満たそうとする。) 『補償』 (満たされない物を他の物で満たそうとする。) 『合理化』 (満たされなかった物は自分には価値が無かったと思い込む。) 『反動形成』 (満たされない物を押さえ込むために逆の行動を取る。) |
『ライオンのパラドックス』 「私の思ってる事を言い当てたら、食わずに逃がしてやる。」とライオンに言われる。 正解は『私を食べようと思ってるでしょう?』 |
『肯定誘導法』「イエスセット」 連続して同じ答えを言わせる事で、否定を消しやすくする。 |
「フット・インザ・ドア・テクニック」 簡単な願いから聞いてもらい、徐々に大きくする。 |
「チアルディニ」 逆に無理な願いを断らせておいて、小さくし、断りにくくする。 |
「片面呈示」 良い事だけを伝える。(低年齢層に。) |
「両面呈示」 良い事だけでなく、あえて悪い事も伝える。 |
「暗示的説得」 結論を言わずに説得する。(弱) |
「明示的説得」 理由を述べた後で、結論を述べる。 |
「許容範囲の破壊」 難しく曖昧で抽象的な言葉を使う。 |
「フィーリング・グッド」 物を食べている方が説得しやすい。 |
「首位効果」 先に与えた情報を信じやすい。(個人) |
「新近効果」 最新の情報を信じやすい。(多勢) |
「アルコール・コミュニケーション」 酒を呑む事でできる親近感。 |
「バンドワゴン効果」 集団説得時に盛り上げる人。 |
「スティンザー効果」 1:正面座の反論を用意。 2:同意権にはすぐ賛成を述べる。 |
「暗黙の強化」 他人が褒められると妬み、他人が怒られてると嬉しくなる効果を使う。 |
「知覚限界以下の広告」 サブリミナル。 |
「同質の原理」 悲しい時には輪をかけた悲しい音楽から、楽しい音楽に変える事で効果を増す。 |
「ダメモト効果」 開き直りがゆとりを生む。 |
「威光効果」 尊敬する存在の元に居るという安心感からの強さ。 |
「意識化の法則」 何かに対する意識は、否定より抑制なり抵抗して明確に意識する。 |
「偽薬効果」(プラシーボ効果) 医者が渡せば、効果があると思い込む。 |
「バイオフィードバック」(生命供給) 生きる意志が実際に身体の反応をもコントロールする。 |
「シャルパンティエの錯覚」(自動運動) 動いたと思うと、本当にそんな気がする錯覚。 |
「半仮病」 危機、不快を予測した時心因性の病気を発動させ回避する自己防衛機能。 |
「非合理的性向」 品物そのものより、それを入れるものによって嗜好が自由に変わる。 黒い箱は白い箱より重く感じる。 |
「単純攻撃の原理」 繰り返し会う事で好意を持つ。 |
「逆効果の法則」 行為の結果を恐れさせる事で、行為を持続させる。 |
「誤前提暗示」 あらかじめ誤った情報を与え、判断を鈍くさせる。 |
「後光効果」 美人には弱い。 |
「ハウリング効果」 失敗は次へと響く。 |
「サイコ・サイバネティクスの理論」 肉体イメージが変わることで、心のイメージも変わる。 |
「制服の心理」 制服は本領を発揮させる効果がある。 |
「機会原価」(オポチュニティ・コスト) チャンスを放棄して、他に投資。 その際に失った本来の利益。 |
「ドミネーション」(抑圧) 力でねじ伏せる。 「コンプロミス」(妥協) いやいや従う。 「インテグレーション」(統合) 共に満たされる。 |
「潜在的欲求」 状況下で一定の決断後、同じ状況になると同じ言動をする。 |
「拡散効果」(希釈効果) まとめてやるより、分散する事で誤魔化す。 |
「興味の持続」 盛り上がった所で停止、次回へ進みやすくする。 |
「鏡」 鏡の中の自分にかける自己暗示。自分を冷静に見れる。 |
「知覚防衛機構」 都合が悪い事は規制し、都合の良い事をピックアップする。 |
「同調化」 他人と同じ行動を取ってるという安心感。 |
「環境暗示法」 慣れしんだ場所がおちつく。 |
「カリギュラ効果」 禁止されると、それが魅力になる。 |
「アリストテレスの錯覚」 カタチを変えると大きな誤りを起こす。 |
「抑制効果」 起きてるだけで五感からの心的活動が記憶を抑える。 |
「記憶の孤立効果」 全く浮いている物は憶えやすい。 |
「ツアイガルニク効果」 未完了課題の記憶痕跡には解消されぬ緊張感が残っている。 |
「重畳効果」 相互に類似するものは、印象が重なり合って独自性を失う。 |
「同調行動」 仲間ハズレにはなりたくない群集心理。 |
「知覚の恒常現象」 知覚する時、感覚器官で受け取る刺激は明らかに異なるが同じように感じる。 |
「近接の要因」 知覚では近いものを結ぼうとする。 |
「誘導尋問」 罠を踏ませる質問。 |
「複回話法」 会話の中に何回か含む事で記憶痕跡に刻む。 |
「驚愕催眠」 驚かし、そのキーワードを叩き込む。 |
「自己催眠」 思い込む事も力。 |
「地場軟化」 あくまで裏、楽しさにより堅苦しさを取り払う。 |
「重決動」 重く暗くゆっくり話す。 |
「C線上のアリア」 遅刻は、謝って、理由、謝る。 |
「連合の法則」 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。 |
「マズローの五段階欲求理論」 1:「生理的欲求」 2:「安全欲求」 3:「親和欲求」 4:「認知欲求」 5:「自己実現欲求」 |
攻撃の技 |
「律する罠」 話の各所に埋め込んだ言葉の爆弾。 特定のキーワードで爆発する。複数埋める事で効果を増す。 |
「律する剣」 特定のキーワードで攻撃を止める。「罪悪感の剣」 |
「ミス・ディレクション」 わざと攻撃を外し油断させる。 |
「偽撃転殺」 派手に攻撃をし欺き、裏で真の攻撃をする。 |
「虚誘転殺」 相手の策に乗ったと見せかけ攻撃に転ずる。 |
「死刑台の輪舞」 廻りから潰していき逃げ道を無くす。 |
「皆既月食」 相手の持てる物を全て吐き出せれば何も残らない。 |
「追陣の二連刃」 先に些細な攻撃をしておき、後で大きな攻撃をする。 |
「仮面の刃」 先に大きな攻撃をしておき、切り札があると思わせつづける。 |
「二虎競食の計」 強いもの同士を戦わせる。残った弱った者を叩く。 |
「駆虎呑狼の計」 虎に豹を狙わせ、その隙に虎の穴を狼に狙わせる。 |
「空城の計」 何も無い城の城門をあえて開く事で、何かあると見せる。 |
「迂直の計」 わざと迂回をして油断をさせ、最も早く到達する。 |
「呉越同舟の計」 たとえ敵同士でも、舟が傾くとすれば争いは止まる。 |
「背水の陣」 自分をわざと窮地に追い込む事で士気を奮わせる。 |
「驕兵の計」 わざと退陣し、別働隊が行動する。 |
孫子兵法・参考 |
戦果には正当な報酬を与えるべきである。 |
「君主の口出し」 軍師の作戦に、何も知らぬ君主は口を出すべきではない。 |
自分の戦力知らずして、敵を計ることなかれ。 |
攻撃よりも先に防御。 |
誰もが想像できる勝ち方は勝利ではない。木の枝を持ち上げても誰も賞賛はしない。 |
「水の噴出する勢い」を侮る事なかれ。 |
「形」の究極は「無形」である。変幻自在こそ究極の形。 |
「実を避けて虚を撃つ」弱気部分を撃つ。 |
「風林火山」 疾風のように行動するかと思えば、林のように静まり返る。 燃えさかる火のように襲撃するかと思えば、山のごとく微動だにしない。 |
衆を用いるの法 たとえ有能な軍勢でも、号令が届かねば意味が無い。 |
逸を以って労を待つ守りを固めて相手の疲労を誘う。 |
窮鼠猫を噛む 「高い場所の敵」「丘を背にした敵」「わざと撤退する敵」「戦意旺盛な敵」 「囮の敵」「帰国途上の敵」「窮地の敵」を攻撃してはならない。 追い詰められて死を選ぶのは弱者のみである。 |
敵を包囲し、必ず逃げ道を開けておく。 |
「ヒ地」 進むのが困難な道に、立ち止まってはいけない。 |
「ク地」 他の勢力が浸透してる所では戦ってはいけない。 |
「絶地」 敵の領地深くに長居は無用。 |
「囲地」 囲まれた時は戦わず、計略で逃げる。 |
「死地」 絶体絶命の危機には戦う。 |
「智者の慮は必ず利害に雑う」 利益を考える時は、必ず損失も考えれば物事は順調に進む。 また、損失を被った時、それに受ける利益を考慮すれば無用な心配は無い。 |
「吾の以って待つことを恃む」 敵の来襲が来ない事を祈るのではなく、敵に来襲を断念させる。 |
「必死は殺され、必生は虜にされる」 「いたずらに必死」「助かろうと足掻く」「短気」「清廉潔白挑発に乗りやすい)」 「思いやりの持ちすぎ」は危険。 |
敵の補給を絶つ事が先である。 |
危険な時でも「契約」を守る事で、兵の士気は上がる。 |
「軍規」 例え重要な仲間であれど罰は罰として与えねば、軍規が乱れる。 |
「始めは処女のごとく、後には脱兎のごとし」 最初は敵の狙いに嵌ったフリをする。 敵の狙いを一点に集中させる事。 |
「利に合して動き、利に合せずして止む。」 怒りに身を任せる事は愚か。 |
敵の兵力だけでなく、敵の情も知るべし。 |
「郷間」 敵の領民から情報を集める。 「内間」 敵の幹部を買収して情報を集める。 「反間」 敵の間者を手なずける。 「死間」 死ぬ気で敵の懐に入り、偽の情報を流す。 「生間」 敵の懐より生還して、情報をもたらす。 |
催眠・洗脳 |
「暗示」 ある観念や、行動を起こさせる言葉・行動・潜在意識に語りかける。 |
「変換連想法」(脳噛流) 連想を連続させる事で、その元や痛みを取り払う。 |
「イメージ法」 催眠中に特定のイメージを与えて、深化へ導く方法。 |
「運動支配」 筋肉の運動を暗示により操作できる段階。(催眠深度は一番浅い。) |
「覚醒法」 催眠から覚まさせる方法。 |
「カタレプシー」 運動禁止状態。 |
「感覚麻痺」 知覚支配の段階まで催眠状態が深くなり、痛み・熱さの感覚がなくなる。 |
「間接暗示」 逸話や比喩の中に暗示を組み込み、被験者に気づかせずに暗示を与える。 |
「観念運動」 最初にある観念を与えて、暗示通りに動かす技法。 |
「記憶支配」 記憶を蘇らせたり、一時的に失わせる。(催眠深度は一番深い。) |
「逆算法」 数を大きい方から1づつ下げる。「数えて聞かせる」「数えさせる」方法がある。 |
「凝視法」 ペンライトや指先を見つめさせ、意識集中からトランスへと。 |
「キーワード法」 特定の言葉で簡単に催眠状態にする。(五音位) |
「健忘暗示」 暗示そのものや、暗示中の出来事を忘れるようにする暗示。 |
「後・催眠暗示」 覚めたあと、合図で暗示効果を再現する事。 |
「催眠状態」 眠りと覚醒の中間、意識の働きが低下。(潜在意識に働きが容易。) |
「催眠の自覚」 催眠状態に入った事を被験者が認識する。 |
「催眠の深化」 閉眼>筋肉不随>感覚変化>嗜好の変化>記憶の変化。 |
「催眠誘導」 被験者を催眠状態へ導く事。 |
「サブリミナル効果」 認識できないほどの小さな情報を脳に刷り込む。 |
「時間湾曲法」 時間を長く感じさせたりする心理的操作。 |
「自己催眠」 自分自身に暗示を与えて、催眠状態に入る。 |
「自然催眠」 自然にトランス状態に入る事。 |
「瞬間催眠」 誘導催眠を行わずに一言の暗示・身振りで催眠状態にする。 |
「驚愕法」 大きな音で驚かせ、その瞬間に暗示を。 |
「自律訓練法」 身体の各部に独特の暗示をかけ一定の身体感覚を引き出し、催眠状態に入る事で 自律神経を調整し、働きを安定させる。 |
「深化法」 いくつかの誘導催眠を組み合わせ、催眠状態をより深く。 |
「人工催眠」 意識的にトランスへ。 |
「潜在意識」 無意識・下意識とも言う。『本能・感情・記憶』を司る。 |
「退行催眠」 トラウマの源に着くよう年齢退行を進め意識下に抑圧された忘れてる記憶の解放を図る。 |
「前世療法」 退行催眠により、幼児期を通り越し前世まで退行。 イメージ・トラウマを知る事で不安・恐怖の改善、習慣の変更、心身症状の改善。 |
「洗脳」 意図的に行われる『性格改造』『人格改造』またそれを保護する行為。 『宗教的』『商業的』『媒体的』『政治的』『研修的』 |
「他者催眠」 第三者に催眠をかけられる事。 |
「知覚支配」 五感を暗示で操作する。 |
「直接暗示」 「瞼が重くなる・・・。」など目的がはっきり解る暗示法。 |
「動的催眠」 暗示で身体が動く催眠。静的催眠と交互で行う事で深いトランスへ。 |
「トランス状態」 意識レベルが低下して、理性的判断の後退した状態。 |
「後倒法」 被験者を立たせ、後方へ転倒させてトランスへ。 |
「年齢退行」 暗示された過去のある時点まで年齢を下げ過去を遡る。 |
「被暗示性テスト」 暗示されやすい質を調べる。催眠状態の前段階。 |
「本能運動」 理性に抑えられてる感情・願望を表に引き出す。 |
「ラポール」 催眠誘導などに必要な信頼感。 |
「催眠術適正」 集中力に欠け、感受性が鈍く、猜疑心が強い=かかりにくい。 |
「単純呈示効果」 単純なリピートにより人を刺激する。 |
「無意識的記名」 名前を連呼して言う事で意識付ける。 |