絡繰乱舞夢日記
第漆拾壱話
「夢の詰まったもの(後編)」
万屋「けった屋」
姫 「とりあえず・・・福袋を・・・・・八十個ほど頂きますわ。」
た 「((((;゜Д゜))))八十!?」
け 「超絶毎度ありぃ!!!!!!」
ミ 「((((;゜Д゜))))!!あるんだ!!」
もうそれはそれは大変でした。
ただ、舞姫は帰ってから見たいので
福袋を三個残して忍び軍団に持ち帰らせたのである。
姫 「私も開けてみましょう。」
ミ 「(´・ω;`)きっと、黄金とか入ってるんだ。」
た 「いやいやいやいや、売れ残りとかでしょ。」
け 「コホン。」
た 「おっと・・・。(笑)」
姫 「あら・・・絡繰の詰め合わせかしら?」
す 「なんか綺麗な簪(かんざし)入ってますね。」
姫 「そうね。」
ミ 「(´;ω;`)ほーら、黄金だ。」
た 「やっぱ、日頃の行いなんやな。(笑)」
ミ 「(´;ω;`)ううう・・・・・。」
す 「(´;ω;`)うう・・・・・。」
流れに乗ろうと、おミナはもう一袋を・・・・・。
ミ 「(´;ω;`)うわああああああああああん!!」
暴れるおミナ。
た 「ちょ、おミナはん!!しっかりしぃや!!」
ミ 「(´;ω;`)離せぇ〜〜〜!!この店、火つけてやるぅ!!」
け 「((((;゜Д゜))))!!」
凛 「え?一体何が・・・・・。」
と、おミナの袋からころころと何かが転がる。
ダ 「( ̄- ̄ )y─~~青竹踏みか・・・・・。」
ミ 「(´;ω;`)なんやねん!!両足にそれぞれかっちゅーねん!!
健康なりまくりやんけ!!」
凛 「大丈夫ですよ!!色違いですから!!」
ミ 「(´;ω;`)だからなんぼのもんじゃい!!」
た 「ああ・・・言葉もおかしくなった・・・・・。」
凛 「わ、私もひとつ・・・・・。」
け 「まいどありっ!!」
凛 「ん?こ・・・・・これは!?」
ダ 「( ̄- ̄ )y─~~ ほぅ。これは・・・・・。」
け 「かの戦国武将、直江氏の手甲・・・・・。
で、作った青竹踏みです。」
凛 「(´;ω;`)ひいいいいいいいいいいいいい!!
そんな恐れ多い・・・・・なんて恐れ多い・・・・・。
家宝にしますよ!!」
ダ 「( ̄- ̄ )y─~~ もちろん・・・・・模造品だが・・・・・。」
凛 「(´;ω;`)ぶわわ!! いいんですいいんです。家宝に。」
ミ 「(。`・д・´)てか、青竹踏み率、高くね?」
け 「でも、舞姫様、すわん様を見ると・・・・・。」
た 「やっぱ、日頃の行いやで?」
ミ 「(´;ω;`)」
姫 「では、わらわの袋から、この不思議な絡繰と・・・・・。」
ミ 「え?くれるの?」
姫 「この青竹踏みを・・・・・。(笑)」
ミ 「 (´゚ω゚):;*.:;ブッ よっつ目。」
す 「じゃあ・・・私のも・・・・・。」
ミ 「 (´゚ω゚):;*.:;ブッ いつつ目。」
凛 「やっぱり、青竹踏み率・・・・・高いですよね・・・・・。」
け 「(滝汗)」
帰り道もまだぶつぶつ言ってるおミナだった。
ミ 「(´・ω・`)ぶつぶつぶつ・・・・・。」
凛 「まぁまぁ・・・。健康第一って事で。」
か 「お?」
ミ 「(´・ω・`)おかちょさんだ。」
か 「ちょうどいい、良いものをやろう。
福袋に入ってたんだが・・・・・。
中に星が入っていてな、
七種類そろえると願いが叶うと言われる・・・・・。」
ミ 「(。`・д・´)なぬ!!」
か 「昇竜青竹踏みだ。」
ミ 「(´;ω;`)い、要らぬ・・・。」
凛 「で、でも、七つそろえたら・・・。」
か 「ああ、じゃあ、七つやろう。」
ミ 「(。`・д・´)!!やったぁ!!」
それが全部同じ柄だというのに気付くのは
それから数刻後だった。(笑)
ミ 「(´;ω;`)うわあああああああああああああああああん!!
姫様のくれたの、絡繰の折りたたみ青竹踏みじゃんか!!」
続く。
おまけ。
ミ 「(。`・д・´)ノ らっしゃいらっしゃい!!
そこの兄さん。おミナ印の青竹踏みだよっ!!」
ロ 「ちょ!! おミナちゃ!!
青竹踏み屋さんなんて、店先で開かないの!!(ダミ怒)」
ミ 「(´;ω;`)健康にいいのに・・・・・。」