絡繰乱舞夢日記
第陸拾玖話
「いくら貯まります?(後編)」















            某所


た  「・・・・・。いやぁ・・・・・これは・・・・・。」





も  「(〃▽〃)ん?」

た  「なんていうか・・・・・。」

も  「(〃▽〃)黄金仕様。」

た  「うん、黄金が輝いてんけど・・・・・。」

も  「(〃▽〃)ん?」


























た 「悪趣味やで・・・・・。

も 「(〃▽〃;)はれ?????お、黄金。」

た 「でもさ・・・・・。鎧兜全て黄金の武将なんて居ないよね。」

も 「(〃▽〃)黄金・・・。」

た 「一体いくらつぎ込んだねんな・・・・・。
     まっさか、数百万とか言わへんやろなあ・・・・・。」



             と、『もえ』の戦国貯金箱を見る。





















た 「((((;゜Д゜))))ぎゃあああああああ!!

も 「(`・ω・´;)あ、いや、博打でちょっと買ったもんで・・・。」























             潜行亭

ダ 「( ̄- ̄ )y─~~なかなか売れたな。」

麦 「何がでしょう?」

ダ 「( ̄- ̄;)y─~~ ああ、絡繰人形の麦・・・・・居たんだな。」

麦 「何か絡繰装置の中に『忘れててすまん』とか書いてはりますぇ?」
ダ 「( ̄- ̄;)y─~~気にするな。」

り 「しかし、戦国箱結構売れたね。」
ダ 「( ̄- ̄ )y─~~だな。人の心理を見事についた。」

り 「しかもここでないと開錠できないってのがね・・・・・。(汗)」

ダ 「どうする?一番最高位の『黄金鎧』にしてる奴いたら?(笑)」



り 「あっはっはっは。貯金で散財するでしょ?」

ダ 「ちょっとあの金額はやりすぎたか?(笑)」












り 「さすがに、一億も入れないでしょ?(笑)」

























た 「あの・・・『もえ』はんが、その黄金鎧だったんやけど・・・。」

り 「おたのちゃん・・・いつ来たの?(汗)」


              不思議な表情で立ち尽くすおたのがそこにいた。

ダ 「(; ̄□ ̄)yヾ ポロ なに・・・・・。」

り 「い・・・・・一億入れたんだ・・・・・。」

ダ 「(; ̄□ ̄) まさか・・・・・居るとは・・・・・。」







す 「あの・・・・・。」

ダ 「おお、すわん総帥まで・・・どうした?」

す 「姫様が・・・・・。」
      
ダ 「(; ̄□ ̄)yヾ 姫様が!?」






す 「『黄金鎧から一行に変わらぬぞよ』・・・と。」

ダ 「(; ̄□ ̄)yヾ ポロ 」
り 「ふ、二人目・・・・・。」

た 「((((;゜Д゜))))ぎゃあああああああああああああああああん。」
す 「(`・ω・´;)(滝汗)もう・・・数億つぎ込まれてるかと・・・・・。」












た 「ところで・・・・・。」

ダ 「ん?」












































た 「この箱の何処に数億も入る空間があるの?」

り 「・・・・・。」









ダ 「それがニンポー。(汗)」

















              続く。












































おまけ。


み 「( ゚Д゚ノノ☆ハィハィハィハィ!!
      忍び込んだ家の戦国貯金箱の装備が弱いと、
      つい、金貨を入れちゃう盗賊、星兎でーす☆」

ミ 「(`・ω・´)なんで入れるの?」

み 「不憫だったら・・・かわいそうかな・・・と。」

ミ 「(`・ω・´)不憫だったら、あんな超たっけー箱買わないよ。」

み 「((((;゜Д゜))))!!」





























け 「あ・・・あの・・・おかちょさん・・・さすがに盗品は・・・。」

か 「違う、貰ったんだよ。(*強制的に)」

け 「いや・・・あの・・・さすがに仏像は・・・・・バチ当たりな・・・・・。」

か 「大丈夫だ・・・私が神だ!!」

け 「いやまぁ・・・それはそうなんですが・・・・・。」




か 「さぁ、天下の『けった屋』がケチケチしてるんじゃないよ!!」

け 「(`・ω・´;)・・・・・。」

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