絡繰乱舞夢日記
第肆拾陸話
「続々・秘伝忍法帳」
黒須殿くろすでん。
舞姫は忍法帳を探しに部屋に行く。
姫 「ありましたよ。」
ス 「(`・ω・´)!!拝見してもよろしいでしょうか?」
姫 「処分は任せると言われておるのでな。」
饅 「なんの巻でやんすかね?」
例に漏れず。
『食の巻』
ス 「((((;゜Д゜))))!!あんまり忍者に関係なさそうな!!
って、有効に使える忍者なんて・・・・・。」
ミ 「( >д<)、;'.・ へくちーーーーん。」
た 「あら?おミナちゃん、風邪?」
ミ 「どっかのイイ男がアタシの噂・・・・・。」
た 「((´∀`))絶対ないない。」
ス 「『食とは、素材に使われる事なかれ・・・・・。』」
姫 「高級な材料でしか美味しいものができないのは、素材を使ってるんじゃなく
素材に使われてるだけだ・・・・・。だ、そうですよ。」
饅 「なるほど!!」
ふと、スワンは言葉の意味を置き換えてみたりした。
ス 「これは・・・・・。術にも言えることなんじゃ・・・・・。」
そしてブツブツ言いながら、忍法帳を読み耽った。
姫 「これは今日はあのままですね。」
饅 「で、やんすな。姫様っ、では饅頭と食事に参りましょう。
今日はダミ声団子などいかがでやんす?」
姫 「そうね・・・・・。そうしましょう。」
と、轆轤屋に付く、おりえが何かの仕入れだろうか?
箱を豪快に投・・・・・入庫している。
饅 「あいかわらず、豪快だなあ・・・・・。」
り 「あ、饅頭君だ。舞姫様もこんにちは。」
姫 「こんにちは。^^」
饅 「あいかわらず・・・・・。豪快な・・・・・。」
り 「ん?」
饅 「じーーーーーー。」
妖しい視線。
姫 「これ、饅頭。それは何の意味で?」
饅 「((((;゜Д゜))))はっ!!いえ、なんにもでやんす!!
おりえぽん、お仕事お疲れでやんす。○┓ペコ」
り 「饅頭さん、意味解んないんですけど。(笑)」
さ 「はっ!!」
と、品を受け取りに出てきた「おサヤ」が、舞姫と饅頭に気づく。
さ 「あ・・・あの・・・・・今ちょうど無法地・・・いえ、盛り上がってるところなんで・・・・・。
一緒に犠牲・・・・・いえ・・・・楽しみません?」
饅 「((((;゜Д゜))))なんか、危険な単語が出たような!?」
中に通される、3人。
り 「あれ?私も?」
さ 「((´∀`))えへへへへへへへへへへへ。」
『殿様遊戯』 殿様の符を引いた者が、
他の番号の者に命令をくだせる遊戯。
姫 「なるほど・・・・・。」
く 「うう・・・・・なぜだ・・・・・おかちょさんがなぜいつも『殿様』の符を引くんだああああ!?」
ロ 「ああああああ・・・・・次は何!?まさかっあたくしの身体っ!?
いやあああああああああ!!(ダミ声)」
も 「(〃▽〃)ぽわーん。」
姫 「なんかもう状況聞くまでもないわね・・・。」
饅 「おもえさん、何をされたんでやんしょう?」
り 「なんか、オモソロそー!!」
饅 「はっ!?おりえさんが危ない!! はっ!?姫様も危ない!!」
おかちょと目が合う。手招きをしている。
すぐに座らされる。
と、おかちょ以外が符を選ぶ。
饅 「あれ?おかちょさんは・・・・・?」
く 「あまりにも引きが強いので、私たちが選んでるんですが・・・・・。」
姫 「惨敗・・・・・と。」
く 「(´・ω・`)ええ。」
おかちょ以外が全員取りおわる。
そして、おかちょが最後の一枚を。
か 「おーっほっほっほっほ!!」
見事に書かれてる『殿様』の文字。
く 「((((;゜Д゜))))なあああああああああああ!?」
さ 「((((;゜Д゜))))なんでなんで?」
ロ 「きゃああああああああ!!あたくしの身体があああああ!!(ダミ声)」
か 「チラ。」
り 「(`・ω・´;)ドキ。」
か 「チラ。」
姫 「(`・ω・´;)ドキリ。」
饅 「((((;゜Д゜))))獲物を狙う獅子の目だ!?」
か 「弐番が・・・・・・参番の乳を揉みしだく!!」
ロ 「あら、弐番だわ・・・・・・つまんないわ・・・・・・(ダミ声)」
サ 「(`・ω・´;)やられたいんだ・・・・・・。」
饅 「(`・ω・´;)ノ『参』」
ロ 「(`☆ω☆´)キラーン」
饅 「あ゛ーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
サ 「また一人犠牲者が・・・・・。」
か 「次っ、陸番!!甘党になれっ!!」
も 「(`・ω・´;)ノ『陸』 それ、命令としてどうなの?」
か 「漆番!!空を飛べ!!」
く 「((((;゜Д゜))))ノ『漆』 できねーーーーーー!!」
か 「フフフフフフ・・・・・艶っぽいのが残りましたな。」
サ 「(`・ω・´;)」
り 「((´∀`))ケラケラ 」
姫 「(`・ω・´;)まさに、無法地帯。」
か 「肆番が!!伍番の!!」
サ 「(`・ω・´;)ドキドキ。」
か 「ムニャムニャムニャ・・・・・・。」
サ 「((((;゜Д゜))))ありゃ!!」
り 「((´∀`)) 寝てるんですけどぉ?」
姫 「これはまた・・・・・とんだ寝オチで・・・・・。」
饅 「姫様、それ洒落ですか?」
姫 「(〃▽〃;)」
ロ 「あれ?あたくしの貞操は誰が・・・・・?」
く 「((((;゜Д゜))))いやいやいやいやいやいや。」
も 「えーっと・・・・・これでお開きって事で?」
く 「チッ。」
姫 「住職さん、その舌打ちにはどのような意味が含まれてるのでしょうか?」
く 「((((;゜Д゜))))!!」
饅 「住職・・・・・姫様に指一本でも触れたら・・・・・。
明日から行方不明になりますよ?」
く 「((((;゜Д゜))))カタカタカタカタ。」
す 「|天井|_☆)」
天井からこっそりクナイを光らせるすわんの姿が。
す 「さてさて、姫様。夕食の用意ができましたようですので。」
姫 「なんじゃ、そうだったのか。」
饅 「(´・ω;`)饅頭の提案はいつもだめだめですな。」
り 「んじゃ、私も帰ります〜〜♪」
サ 「(`・ω・´)ノ お疲れ様♪」
一部を残し、皆散るが・・・・・・。
饅 「総帥、『食の巻』は読んだんでやんすか?」
す 「もう、ばっちり暗記したわっ!!って・・・・・あれ?」
懐を探るが・・・・・無い。
饅 「どうしたでやんすか?」
す 「なななななんでもないわよっ。
ひひひひ姫様っ、今日は新鮮な刺身でございますです。」
姫 「そろそろ焼肉かと思っていたがハズレたようじゃ。」
す 「なら、明日は焼肉をご用意します。」
す 「(´;ω;`)あれぇ・・・・・私は忍法帳に縁が無いのかな・・・・・。」
続く。
おまけ。
り 「なにこれ・・・・・超ウケるんですけど。((´∀`))ケラケラ
野菜は水につけると長持ちするけど、栄養素が流れ出る・・・・・・?
そんなん見て解んないんですけどぉ?((´∀`))ケラケラ
」
ケ 「? 料理の勉強・・・・・・かな?」