絡繰乱舞夢日記
第肆拾話
「タコ焼き大作戦(後編)」














            轆轤屋
             引き続き。



姫 「食材が無駄にならない、『追加型』の別の味を作るのです。
    そうですね、つけるタレの種類など考えてみたら?」
ち 「〆(ω・´ )書き書き書き書き。」


ロ 「新しい物・・・・・私にも言える事だわ・・・・・。(勉強のダミ声)」


  「そうそう。日々精進です。」




             謎の声が突然


ロ 「((((;゜Д゜))))!!おおおおおお、大女将っ!!(驚愕のダミ声)」

サ 「○┓ペコ
か 「○┓ペコ


た 「((((;゜Д゜))))大女将って事は、女将さんの母上やん?」
ミ 「((((;゜Д゜))))どーん。」



大 「で?新しい小説できたのかい?
     『酒場殺人事件』の続きかい?」
ロ 「((((;゜Д゜))))違っ!!(訂正のダミ声)」

大 「なんだぃなんだぃ、仕方ないねぇ・・・・・。
    最近ハマったこっちでも読んでようかねぇ・・・・・。」
ロ 「((((;゜Д゜))))私の小説読むの?(疑問のダミ声)」

大 「あたりまえじゃないの・・・私がお腹を痛めて産んだ・・・・・。
    むす・・・・・。」






ミ 「(`・ω・´;)むす・・・め?むす・・・・こ?」
た 「(`・ω・´;)どっちやろ?」
す 「(`・ω・´;)き、気になる。」
凛 「(`・ω・´) むす・・・・・?てんむす?」


大 「おや?ダミ声団子じゃないか。一つ頂くよ。」



             そして大女将は奥へと消えて行った。


ロ 「な・・・・・なにしに・・・・・?(不思議ダミ声)」







す 「お母様はダミ声じゃないんだ・・・・・。」

た 「と、なると・・・・・。」




ロ 「( ゚Д゚ノノ☆ハィハィハィハィ!!
    今はそれどころじゃないでしょ?」


              女将の原点は解らず終い。




              と、一連の騒ぎの中。

              舞姫は餡蜜三十杯とダミ声団子を平らげた。


姫 「ご馳走であった。」
す 「姫!宿までお送り致します。」




              そして、舞姫は帰って行った。





ち 「(`・ω・´)タレか・・・・・。具を変えるのも・・・・・。」


た 「(`・ω・´)牡蠣のタレとか。」
ミ 「(`・ω・´) 具を海老ぷりぷりぷーりぷり。」
凛 「(-´∀`-) 梨のタレとか。」

サ 「(-´∀`-) 梨おいしいですよね〜。」





か 「( ̄- ̄ )y─~~ タコ焼きに『天然素材』は邪魔・・・・・と。」
ロ 「 (´゚ω゚):;*.:;ブッ (ダミ吹き)」


ち 「(-´∀`-)/゛ とりあえず、明日から色々試してみよう!!
     まずはタレからだっ!!!!!!」




              元気っぷり復活のおちい。

              さてさて、どんなタレができるのでしょう。






              次の日。













              潜行亭
ミ 「と、いうワケで。」


              昨夜の事情を話す。


ダ 「( ̄- ̄ )y─~~事情は解るが、こっちもコレで喰ってるからな。
     それに退院したとはいえ、まだ満足に動けん・・・・・。」

凛 「(`・ω・´)うーん。何かの特効薬が必要ですね。」

ダ 「( ̄- ̄;)y─~~ フフフ・・・もう凛特製春画では動かんぞ。」


凛 「(-´∀`-)/゛ おりえちゃーん。」


り 「(-´∀`-)/゛はいよっ。
     ダイさん、ダイさん、私新しいタコ焼き食べたいナ。」


              大地の恵みに乾杯。



ダ 「(; ̄□ ̄)yヾ ポロ め、、、女神降臨!?
り 「(´゚艸゚)∴ブッ なにそれ?超ウケるんですけど。」


凛 「(`・ω・´)ゴニョゴニョゴニョ。」


              「おりえ」に耳打ちする「お凛」。




り 「(-´∀`-) 新しいタコ焼き食べたいナ〜〜〜〜♪」







凛 「(`・ω・´;)ど、どうだ。「おりえ忍法:上目遣い」なんて・・・・・。」












































ダ 「(`・ω・´)だよな! 食べたいよなっ!!」
り 「(-´∀`-)/゛はぃ♪」


ミ 「(´・ω・`)だからその火場の絡繰の予算がねーって言ってるじゃん。
    このエロ絡繰師。」















り 「(-´∀`-)/゛無いって言ってるじゃん。」
ダ 「(`・ω・´)要りませんな。」



ミ 「 (´゚ω゚):;*.:;ブッ



ダ 「( ̄- ̄ )y─~~いたいけな少女が、純粋に美味いものを食べたいと言う、
    その信念に心撃たれた。」


凛 「(`・ω・´;)で、、、ですよね。」
ミ 「(`・ω・´;)と、とりあえずこっちはいいね。」

















              タコ焼き屋台

ち 「(`・ω・´)うーーん。」

た 「(`・ω・´)うーーん。」

ち 「(`・ω・´)とりあえず。『辛いタレ』はこれでいいね。」
た 「せやね。あとは『大根オロシ』のさっぱり風味もええ感じやね。」
ち 「(`・ω・´)うんうん。さすが、苺女将の考えた味。」

た 「(`・ω・´;)あとは、お凛さんの『みかんタレ』・・・・・。」
ち 「(`・ω・´;)作らないわけにはいかないよね・・・・・。」
た 「せやな・・・・・せっかく考えてくれたんだし・・・・・・。(汗)」













             皆の協力もあって、ついに新装開店となりました。




ち 「(´;ω;`)うううう。皆ありがとぅ・・・・・。」

ダ 「( ̄- ̄ )y─~~ いいな?鉄板が温まったら、半分はこっちの保温電極に
    切り替えるんだ。これで、光熱費は三割くらいになる。」


ち 「((((;゜Д゜))))!!そんなにっ!?
     それだけで充分黒字なんだけど・・・・・。」

た 「((((;゜Д゜))))!!やっぱ、ソコが一番大きかったの?」

ち 「(-´∀`-)/゛でもでも、新しい商品はワクワクするよね。」
た 「(-´∀`-)/゛やね。」

ミ 「(`・ω・´。)もぐもぐもぐもぐもぐもぐ。」





              と、少し離れた位置から見ている舞姫。



姫 「|壁|_;)」
す 「ひ、姫はまた特別に用意しますので・・・・・。」



ち 「麦ちゃーん。用意はいいかな?」




              絡繰人形『麦』も参戦です。



麦 「うちは大丈夫どすえー。『普通のん:三・一升』と、『辛いのん:二・八八升』
     『みかん味:四・ニ七升』 『ニンニク味:三・一六升』用意してはりまー。
     あんじょうよろしやすー。」

ち 「(`・ω・´;)細かぃな・・・・・。」
た 「(`・ω・´;)会話回路にもなんらか、問題あるような・・・・・。」



ダ 「( ̄- ̄ )y─~~ さて、料金は・・・・・。」

凛 「(-´∀`-)/゛あちらで、おりえさんがお酌してくれるそうです。」






ダ 「(-´∀`-)無料でいいや〜〜〜〜。」



た 「(´・ω・`;)あ、兄貴、うちは今、仕える人を間違えたような気が・・・・・。」
凛 「(´・ω・`;)・・・・・・。(汗)」











              四種類のタレを用意した、おちいのタコ焼き屋は大繁盛したそうです。
              作戦は成功って事で。










































             ちなみに。










































ち 「(`・ω・´;)一番売れたの・・・・・みかん味。」

た 「((((;゜Д゜))))!!」 









             続く。









































おまけ。


凛 「ところで・・・・・今思い出したんですけど・・・・・。」


す 「(`・ω・´)ん?」
ミ 「(`・ω・´。)ん?モシャモシャ。」
た 「(`・ω・´)ん?」










































凛 「(`・ω・´;)大女将が最近ハマってるって読んでたの、
     『秘伝忍法帳(謎の巻)』でしたよ?


た 「ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿ええええええ!?
ミ 「 (´゚ω゚):;*.:;○   ポンッ



す 「(´・ω・`)そんなぁ・・・・・。」

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