絡繰乱舞夢日記
第弐拾漆話
「町に響く轟音」
空散寺
ひとりで寺に居るわけだが、以前『丑(ウシ)』が襲ってたのだが
どこに避難するわけでもなく・・・・・。
く 「((((;゜Д゜))))!!どちら様!?」
寅 「坊主・・・・・カ・・・・・。」
く 「((((;゜Д゜))))寅『トラ』ですかーーーっ!!」
ちらっと後ろを見てみる。
く 「(`・ω・´;)屏風から出てきたわけじゃないようですね。
私も呑んだら虎になりますよ〜?」
寅 「ソコノ仏像ヲ貰オウカ・・・・・。」
く 「(`・ω・´;)聞いてないですね。」
巨大な寅が近づいて、仏像を取ろうとする。
く 「(`・ω・´)こう見えても・・・・・。」
妙な構えをする。
く 「(`・ω・´)酔拳の使い手ですよ?」
と、寅と対峙する。
け 「住職〜〜〜。牛乳お届けに参り・・・・・・ま・・・・・・。」
住職と寅が視界に入る。
け 「あ、失礼しました〜〜〜〜〜。」
く 「((((;゜Д゜))))ええええええええ!!
けったさん、なんか無いの?爆撃砲とか!!」
け 「(`・ω・´)b ありますけど、高いですよ?(笑)」
く 「((((;゜Д゜))))!!あるんだ!!売るんだ!!」
け 「ま、まぁ、酔拳で戦う見せ場っぽいので・・・・・。」
く 「( `ー´) 今日呑んでへんねん。」
け 「(´・ω・`)だめじゃないですか・・・・・。」
寅は住職を無視し、仏像をもぎ取る。
く 「((((;゜Д゜))))あああああ。罰当たりな!!」
け 「普段の住職に言われたくないですね・・・・・。
仕方ないですね、、、、、爆弾でも使ってしまいましょうか。」
く 「(`・ω・´;)外でね・・・・・。」
ちょうど、寅が仏像を抱え外に出て行く・・・・・。
け 「お、ちょうどいい。一気に爆破しちゃいましょう!!」
く 「けったさん、大胆ですね・・・・・。」
け 「新製品があるんですよ。」
く 「((((;゜Д゜))))あなた、絡繰師ですか!?」
け 「( `ー´)o なんでもござれの万屋ですので。」
く 「(`・ω・´;)ま、、まぁ、やっちゃいましょう!!」
け 「(`・ω・´;)一応坊主なんですから・・・・・。」
く 「(`・人・´)成仏成仏!!」
寅が何処かへ行きそうである。
け 「この新型爆弾を投げましょう!!
これはスゴイんですよ、フタを開けて三秒で爆発するんですよ。
しかも、牛乳小樽に見せかけてるので、家庭にあっても違和感ありません。」
く 「なんでもいいから、やっちゃいましょう。(笑)」
ぽんっ!
ひゅーーーん!!
かしゃーん!!
け 「((´∀`)) すみません、住職んとこに
お届けするのと、間違えて入れ替わってました。」
く 「((((;゜Д゜))))飲んでたら、死の予感!?」
け 「よーし、やっちゃいましょう。」
寅はもう結構遠くに行っている。
く 「(´・ω・`)もう届きませんよ・・・・・。」
け 「大丈夫です。爆破範囲は周囲三里(12km)ですから。」
く 「((((;゜Д゜))))おい!!」
け 「冗談ですよ・・・・・。
あれ?どっちが本物の爆弾なんだろ・・・・・。」
く 「(´・ω・`)・・・・・。」
け 「ちょっと住職飲んでみてくださいよ。」
く 「((((;゜Д゜))))おい!!」
け 「(´・ω・`)仕方ないですねぇ・・・・・。奥の手です。」
妙な箱を出す。
け 「以前開発した、『仏像爆弾』の起動装置です。
絡繰師りすきさんに作ってもらったんですよ。」
く 「((((;゜Д゜))))ぇ?」
け 「あの仏像実は爆弾なんですよ。」
く 「いつのまに・・・・・。え?じゃあ本物の黄金の仏像は?」
け 「大丈夫です!!」
け 「それを溶かして作りましたので!!まさに、アレです。」
寅が持ってるのがそうらしいです。
け 「ってことで、えい。」
く 「((((;゜Д゜))))ちょ・・・・・・・・・・待って!!」
ぽちっ。
ぼーーーん!!
遠くで派手な爆発と共に、寅が吹き飛んだみたいです・・・・・。
仏像と共に。
け 「((´∀`))いやぁ、良かったですね。住職も仏像も無事で。」
く 「((((;゜Д゜))))いやいやいやいや!!」
け 「((´∀`))あ、仏像はニセモノだからいいじゃないですか。」
く 「((((;゜Д゜))))え?だから、本物を使ったんだよね?」
け 「((´∀`))あれ?以前、住職が水墨画を盗まれた時と同じようなものかと・・・・・。」
*第陸話参照
く 「(´;ω;`)ああ、もうワケが解らない・・・・・。」
寅も撃破して、続く。
おまけ。
く 「(´・ω・`)あれ?何の理由で仏像を爆弾に・・・・・?」