絡繰乱舞夢日記
第弐拾壱話
「伝説の食材」













          タコ焼き屋
           店の名前は特に無い。誰かつけとくれ。

           おちいが営業するようになって、味も認められてどれ位経ったでしょう。




ち 「(-´∀`-;)/゛□ はいはい、タコ焼き三人前お待たせです〜。
    え〜っと、次は、小さいのが二人前と、大きいのが三人前かぁ・・・・・。」


           ようやく行列も少なくなり、最後の客。



客 「今日も繁盛してるねぇ。」
ち 「(-´∀`-;)おかげさまで。」











           と、その客がぽつりと・・・・・。









客 「伝説の『黄金タコ』でも捕まえてみたらどうだい?」
ち 「(`・ω・´;)ぇ?」



            なんでも最近金色に光る伝説のタコが近海で採れたとか採れないとか。

            また、その風味は最高らしい。




            って事で作戦会議。



ち 「(`・ω・´)b 私はそのタコ捕まえてみたい。」
ミ 「(`・ω・´;) そんなにたくさん捕まるのかな?」

ち 「(`・ω・´) ううん、一度食べてみたい・・・。」
ミ 「(`・ω・´)ですよねっ。」


ダ 「( ̄- ̄ )y─~~でも、タコじゃん。」
み 「(´・ω・`;)ああ、タコ嫌いだったね。」


苺 「.*゚+(人*´∀`)+゚*.数量限定で、お寿司に・・・・・。
     高額でもいいよねぇ・・・・・。うふふふふふふふふふふ。」
み 「((((;゜Д゜))))ビクッ。」


ダ 「( ̄- ̄ ) もぐもぐもぐ。」
ミ 「って、なんでダイさんが居るの?苺作戦会議に。」

ダ 「( ̄- ̄ ) だって、無料で食べ放題・・・・・。」
ち 「((((;゜Д゜))))毎日本当に来てるんだ。」

ダ 「( ̄- ̄ ) 鮭だけね。」




苺 「そのタコ、どうやったら捕まえられるのかな?」
ち 「うーん。そのいる海域で釣ればいいのかな?」

み 「タコの習性・・・・・。自分の足を食べちゃうとか・・・・・。」
































ミ 「.*゚+(人*´∀`)+゚*.
  じゃあ、エサはタコ焼きでいいの?



ダ 「( ̄- ̄ )y─~~ おまえ、馬鹿だろ?」

ミ 「(`д´)きいいいい。」

ダ 「タコは白い物に抱きつく習性があるとか、そういうのだろ・・・。」












































ミ 「.*゚+(人*´∀`)+゚*.
  じゃあ、エサはタコの寿司でいいの?


み 「((((;゜Д゜))))二種類の的を射てるけど・・・・・。」

ダ 「( ̄- ̄ )y─~~だめだこりゃ・・・・・。」


































ち 「(´・ω・`)だよね、
  海中じゃ醤油つけれないもんね
。」





み 「((((;゜Д゜))))問題はそこなんだ!?



苺 「んじゃ、次は舟に乗せる装備を考えないとね。」
ち 「(-´∀`-)/゛うんうん。」
ミ 「(-´∀`-)/゛荒海で戦う乙女かぁ。」
み 「(-´∀`-)/゛かっこぃぃ〜〜☆」






ダ 「( ̄- ̄ )y─~~漢女(おとめ)・・・・かぁ。もぐもぐ。」




            四人は『タコ狩り』で盛り上がっている。

            どうやって捕まえたらいいかなど、いまいち解ってない素人なりに
            色々考えるのが楽しいのであろう。


            『伝説の黄金タコ捕獲大作戦』である。


            そして、荷物を借りた舟へと運ぶ。

            舟は「りすき製」である。



ち 「(-´∀`-)/゛モリ〜♪」
ミ 「(-´∀`-)/゛煎餅〜♪」
み 「(-´∀`-)/゛綱(つな)〜♪」
ミ 「(-´∀`-)/゛芋羊羹〜♪」
苺 「(-´∀`-)/゛網(あみ)〜♪」
ミ 「(-´∀`-)/゛ヨモギ饅頭〜♪」




ち 「(`・ω・´;)おミナちゃん、お菓子ばっかりじゃ?」
み 「(`・ω・´;)何気に、運ぶ回数多いし。」

ミ 「(`・ω・´)b 腹が減っては戦ができん。」 













































女性全員 「(`・ω・´)b だな♪」    



ダ 「( ̄- ̄ )y─~~だめだこりゃ・・・・・。」




            本気でこのメンツで行くつもりなのだろうか・・・・・。



            モリモリの荷物を大八車で押していると、「けった」に会った。



け 「(`・ω・´)おお!!その大八車の車輪・・・・・いいですねぇ。」
ミ 「((((;゜Д゜))))車輪?」

け 「(`・ω・´)ええ、最近車輪集めに凝ってまして・・・・・。」
ミ 「((((;゜Д゜))))そ、そうなんだ・・・・・。」


け 「(`・ω・´)良かったら、その大八車、うちのと交換してくれません?」

ち 「(`・ω・´;)そんなにこの大八車の車輪がいいの?」































け 「(`・ω・´)木目で酒が呑めます。」




            と、なぜか大八車のとっかえって事に。


苺 「まぁ、ついでに万屋で必要な物も買おうか!?」
ミ 「(-´∀`-)/゛おーぅ!!」
み 「(-´∀`-)/゛そうですね〜☆」



            なんでもあるという「けった」の万屋。

            必要な舟の装備もあるっぽい。




ち 「(`・ω・´;)なにこれ・・・・・?」

け 「ああ、それは『クジラも一撃大砲』ですよ。」


            自分の大八車と荷物を積み替えながら、「けった」は説明する。


苺 「こ、このモリ・・・・・なんかスゴそう。」

け 「それは『自動絡繰発射』のモリです。熊も死にますよ。』



            車輪にほお擦りしながら説明する。



ミ 「(`・ω・´)!!なにこれ!?」

け 「ああ、それは『絡繰・魚群探知機』で、魚の居場所が解るんですよ。」


苺 「す、すごい、本当になんでもあるんだ・・・・・。」
ち 「この装備全部乗せられたら、無敵なのに。」

み 「(´・ω・`)高そうですもんね。」

け 「そうですね、基本的に『潜行亭(ダイとりすきの店)』は高いです。(汗)」


ミ 「((((;゜Д゜))))!!
   すっごいの見つけちゃった
。」

み 「(`・ω・´)え?なになに?」











































ミ 「(´・ω・`)黄金タコ・・・・・。」





み 「 (´゚ω゚):;*.:;ブッ
ち 「 (´゚ω゚):;*.:;ブッ
苺 「 (´゚ω゚):;*.:;ブッ




け 「(-´∀`-) ええ、最近入荷したんですよ。おいしいですよ。」













            『伝説の黄金タコ捕獲大作戦』(完)












             続く。





































おまけ。



ち 「(´・ω・`)できたよ〜。」

苺 「(´・ω・`)あ、おいしいね。」
み 「(´・ω・`)ですね・・・★」
ミ 「(´・ω・`)ホッペ落ちるね・・・・・。」



け 「あれ?皆さん、なんか覇気が無いですが・・・・・?」



























女性陣 「( ̄- ̄ ) 色々とね。(遠い目)」

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