絡繰乱舞夢日記
第拾参話
「夏祭り・後編」
その一瞬に起きた出来事にとまどう「おミナ」
ミ 「((((;゜Д゜))))あわわわわ・・・・泡泡泡。」
ダ 「クッ・・・・・・・たの!!」
そのまま倒れこみ、「たの」の影に刺さった針を抜く。
ダ 「たの・・・・・。これを使え!!」
た 「兄貴っ、ごめん!!」
ダイが刀を渡す。
た 「二刀流!!」
ダ 「伊達に刃忍を名乗ってないと・・・・・見せてやれ。」
たのが刀二本で斬りかかる。
た 「忍法・天地十字!!」
縦・横の軌道の読めない斬撃!!
押される影は、分身をたのに向ける。
後ろを見ずに片方の刀で受けきる「たの」
刀を持ったときの集中力で周囲360度の気配を読み取る。
ミ 「((((;゜Д゜))))あたしも、、何かしなきゃ・・・・・。」
影が手裏剣を多数投げる!!
正気に戻ってるおミナはそれを拾ってみる。
ミ 「(`・ω・´)!!」
試しに投げては見るが、当たるはずもない。。。。。
ふと、「たの」が何かを「おミナ」に伝える。
た 「それを頭に描いて!!」
ミ 「(`・ω・´)!!」
「おミナ」の投げた手裏剣がことごとく当たる。
いったいどんなコツが・・・・・。
影の「影法師」が「おミナ」を狙い地面を再び走る。
た 「おミナちゃん!!」
また、「たの」が何かを伝える。
印象のきっかけだろうか?
た 「それで、光を描いて!!」
少し祭囃子の聞こえる中、「おミナ」の叫びが響き渡る!!
ミ 「光源忍法・提灯乱舞!!」
なんか光の玉がいっぱい出た!!(笑)
ミ 「(`・ω・´;)b 夜道も安心!!」
た 「なるほどね・・・・。」
出現した光源が影法師を消して行く。
影 「馬鹿な、、、素人がそんな簡単に!?
やはりあの忍法帳は欲しいな・・・・・。」
複数の影分身が「たの」を攻撃し吹き飛ばされる。
再度、影分身がおミナの忍法帳を奪おうとする。
ミ 「(`д´)離せーーー!!」
影の足を何かが掴む!!
斬りおとされたはずのダイ腕である。
影 「か、、絡繰か!!」
ダ 「絡繰忍法『獣拳』!!私の身体の一部は絡繰で出来ている。」
鎖で繋がってる腕が獣のように這いずる。
ミ 「((((;゜Д゜))))!!絡繰だったのか。。。。。」
段々と握力が加わるダイの『手』(獣拳)。
そのまま、影の足を握りつぶした。
影 「クッ・・・・・・・ここまでか!?」
そして鎖が巻き取られ、影がダイの目前まで引きずられる。
ダ 「異空間の塵となれ・・・・・。絡繰忍法『魔法』!!」
腕から展開された不思議な扉が開き、
一瞬にして影は断末魔をあげる事無く中に吸い込まれて行った。。。。。
扉を閉じ、鎖も収納され、普通の腕と成る。
ダ 「( ̄- ̄ )y─~~」
ミ 「(`・ω・´)? 今、ナニが起きたのかな?」
た 「(`・ω・´;)さ、、さぁ。」
完全に身体と繋がった腕ぐるぐる廻し慣らすダイ。
た 「((((;゜Д゜))))兄貴の身体・・・・・全部絡繰なん?」
ダ 「( ̄- ̄ )y─~~うむ、一部ね。」
た 「((((;゜Д゜))))ななななななんで?」
ダ 「( ̄- ̄ )y─~~名誉の負傷。(嘘)」
ミ 「((((;゜Д゜))))あわわわわ。それで『機忍』なんだ・・・・・。」
扉に吸い込まれた影。
その中がいったいどうなってるのか、どうなるのかはダイすら知らない。
ダ 「で、オマエは『自分』の忍を見つけたんだな?」
ミ 「(`・ω・´)b!! 漠然とはしなかったんだけど、たのさんのおかげで。
やっとこ、気づきました。」
た 「(`・ω・´;)でもまぁ、ちょっとびっくりしたけどね。
それが一番、脳内に描きやすいんだね。。。。。」
おミナの属性は『祭忍』だった・・・・・。
はっちゃけ娘の脳内は年中お祭りだったようです・・・・・。
た 「(`・ω・´;)せやけど、使い方によっては『なんでもあり』なんじゃない?
属性に縛られる事も無いっていうか。。。。。」
ダ 「( ̄- ̄ )y─~~ですな。日々精進あるのみ。」
ミ 「(`・ω・´)b あぃ!!」
こうして、秘伝忍法帳を狙う輩から守ることができましたが。
さて、その「術の巻」はいったい誰が?
た 「(-´∀`-)/゛取ったで〜〜〜〜♪ おこづかい全部なくなってしもた。」
ミ 「(屮゚Д゚)屮くーーやーーーしーーぃ!!」
た 「おミナちゃんは、1冊持ってるやん!!」
ミ 「(屮゚Д゚)屮 にーさーつーほーしーぃ!!」
た 「(`・ω・´;)ずるいやんか。」
ミ 「(屮゚Д゚)屮 おーなーかーすーいーたー!!
た 「(`・ω・´;)か、関係ないやん。」
ぶーたれながらも、忍法帳の一冊目(心の巻)を読む「おミナ」
それでも、ソレを見せるから、二冊目(術の巻)を見せてというのは
ちょっとずるいなぁと、黙ってヤキソバを頬張るのであった。
ミ 「ヤキソバニンポー・・・・・?」
た 「(`・ω・´;)想像力も豊かっ!!」
さてさて、皆さん、夏祭りでも楽しみましょう。
続く。
ミ 「(`・ω・´)絡繰かあ・・・・・。戸棚の大福盗むのとか便利だよね?」
ダ 「( ̄- ̄ )y─~~んな、使い方しねぇよ。
これでも腕の根元はちょっと痛いしな。」
ミ 「(`・ω・´)でも、殴られても蹴られて大丈夫っぽいならいいよね〜。」
蹴ってみる「おミナ」
コキン☆
ダ 「(;°◇°)ぎゃああああああああああああああああああああああああああ。」
ミ 「(`・ω・´;)ごめ。ソコはダメだったか・・・・・。」
姫 「(´;ω;`)・・・・・。」
す 「(´;ω;`)・・・・・。」
饅 「あれ?どうしたんでやんす?」
姫 「(´;ω;`)射的したかったなあ・・・・・。」
す 「(´;ω;`)忍法帳ほしかったなぁ・・・・。」