絡繰乱舞夢日記
第拾話
「夏祭り前夜」
宿屋「苺」
夏まっさかり。
大きな夏祭りがあるため、結構忙しい時期。
苺の一角のタコ焼き屋を「おちい」が任されてから、大変である。
ミ 「( ´_ゝ`)ふー。ごくごくごくごく。」
み 「あれ?おミナさん、またお茶飲んでる〜。」
新人の「おみる」が新しく入ったのである。
ミ 「(^ー^*)アタシは水の精なので、水分補給が必要なのです。」
み 「( ´_ゝ`)えーっと・・・・・。クラゲ?」
ミ 「(`д´)んなっ!!」
苺 「ふー、さてひと段落したみたいだし、お茶にしましょうか。」
ミ 「(-´∀`-)/゛うあーぃ。」
み 「(´・ω・`)今、飲んでたじゃないですかあ。」
ミ 「(`д´)違うのょ、今からの『お茶』は、お菓子がつくでしょ!!」
み 「(`・ω・´)!!なるほど!!」
苺 「( ´_ゝ`)ほほぅ・・・。飲んでいたとな?」
ミ 「((((;゜Д゜))))!!」
女将の目が光る。
ミ 「(´;ω;`)あああああ。。。。。アタシのお菓子艦隊が・・・・・。」
裏山の神社で黄昏る、おミナ。
ミ 「(´・ω・`)ニンポー豆饅頭〜〜〜〜。」
さすがに出ない。
ミ 「(´・ω・`)はぁ・・・。忍者にも全然なれないし・・・・・。
信念とか、印象とか・・・・・。うーーん。
アタシ、何したいんだろ?」
フッと横切る影。
おミナの喉元に突きつけられる刀。
ミ 「((((;゜Д゜))))カタカタカタカタ!!」
影 「なんだ・・・お主忍びの者か?」
ミ 「((((;゜Д゜))))ち、、ちがちがいまっ!アタシは偽物です・・・・・。
火も饅頭も出ません・・・・・。」(ワタ飴は出ます。)
影 「コイツを見なかったか?」
人相書きである。
どっかで見たような・・・・・。
ミ 「((((;゜Д゜))))どどどどどっかで見たような気がしまままま。」
影 「なるほど・・・この町か・・・・・明日がちょうどいいか・・・・。」
ミ 「((((;゜Д゜))))なななななな何がでしょうか?・・・・・・・あれ?」
怪しい影は消えていた・・・・・。
怖くなって町に戻る。
ミ 「((((;゜Д゜))))カタカタカタカタカタ・・・・・。」
と、偶然出会う、絡繰師ダイと、りすき。
り 「ん?おミナさん?どうかしたの?」
ダ 「いつも以上にシマリの無い顔だぞ?」
ミ 「((((;゜Д゜))))カカカカカカカ・・・・・ニンニンニンニン・・・・・。」
り 「(´・ω・`)ん?」
ダ 「( ̄- ̄ )y─~~ 釜飯と、人参とかじゃね?」
り 「(`・ω・´)なるほど。満腹精神旺盛だね。」
ダ 「( ̄- ̄ )y─~~うむ。」
ミ 「(;°◇°)σ あ!!」
り 「(`・ω・´)ん?」
ミ 「(;°◇°)σ さっき、影な人が、ダイさんの似顔絵見せて、
コイツ知ってるか〜〜?みたいな。」
ダ 「な、、なに!?」
り 「まさか、、、、、、。」
ダ 「うむ、、、、話は繋がるな・・・・・。」
ミ 「((((;゜Д゜))))ぇぅ?」
ダ 「いや、なんでもない・・・・・何処でそいつに会った?」
ミ 「((((;゜Д゜))))裏山の神社・・・・・。」
ダ 「解った。。。。。まぁ、深く関わるな。」
ミ 「((((;゜Д゜))))へぃ!!」
ダイとりすきは、何やら話しながら、神社の方向へと歩いて行った。
ミ 「((((;゜Д゜))))あわわわわわ・・・・・。」
そんな不思議状態で宿に戻る。
ミ 「((((;゜Д゜))))あわわわわわわ・・・・・。」
苺 「あら?何処行ってたのよ・・・・・?ん?泡盛?????」
ミ 「(´・ω・`)なんにもです。。。。。」
夕暮れに今度は浜辺で黄昏る・・・・・。
ミ 「(´・ω・`)ショボーン。」
ぼわーーーーん。
た 「( `ー´)o 忍者たの参上!!」
ミ 「(´・ω・`)はれ?」
た 「( `ー´) 兄貴と、りすきさんが、護衛してろってさ。」
ミ 「(´・ω・`)アタシ、忍者になれるんかな。」
た 「(`・ω・´)ん?なんの素質も無い人は、忍法出ないよ。
神通力無いって事だし。ウチ忍法できへんし。」
ミ 「((((;゜Д゜))))そうなの?」
たのは掌を出して、小さい炎を出した。
た 「ほらね。うちは忍具、手裏剣とか刀とかなんていうんかな、
『自分のスキル』も欲しいねん。
そら忍法も神通力あればいいだけちゃうけど。」
ミ 「(´・ω・`)だから『刃忍』なんだ。」
た 「スワン総帥は、『音忍』。自分の『念』を、言霊に乗せる事で人を操る事もできる。
兄貴は『機忍』まだ、うちも全部解ってないけど、絡繰を使うみたいやで。
兄貴が言うには、絡繰使いはだいたい忍びや言うてたけど。」
ミ 「(´・ω・`)ほんじゃ、炎出たアタシすごぃ?」
た 「(-´∀`-) ウチはすごいと思うで。」
ミ 「(`・ω・´)!!でも、何かを思い浮かべないと出ない。
やっぱ、アタシって『食忍』?」
た 「(`・ω・´;)ま、それは冗談だけど、何か違うかな。
本当に食忍だったら、『肉』とかも出るかな(汗)。」
ミ 「(`・ω・´;)それはそれで嬉しいな。」
ふと。
た 「しかし、その影。目的はなんなんやろ?兄貴もりすきさんも教えてくれへんし。」
ミ 「((((;゜Д゜))))!!あ。 そうえいば、明日がちょうどいいって言ってた!!」
影の言った言葉を今思い出したおミナ。
た 「明日って・・・・・?」
ふと聞こえる、祭囃子の笛の音。。。。。
ミ 「(`・ω・´)!!夏祭り!!」
た 「(`・ω・´)!!それやでっ!!」
そう、夏祭りに露店を出店するのが、「ダイ」と「りすき」。
もしや、暗殺!?
た 「(`・ω・´)!!ウチは兄貴たちに伝えてくるから、おミナちゃんは宿に戻っとき!!」
ミ 「(´・ω・`;)う、うん。」
トボトボと帰るおミナだった。。。。。
自分は『お荷物さん』だと。。。。。
苺 「あれ?おミナちゃん、どうしたの?イカ焼き売り切れてたような顔して。」
ミ 「(´・ω・`)イカ焼きおいしいですよね・・・・・。」
み 「(´・ω・`)あれ?食べ物で反応薄い。。。。。」
ミ 「(´・ω・`)ショボーン。」
一方その頃。
南町奉行所。
鉄 「ワシが黒須藩南町奉行所奉行
鉄漢音鉄兵衛である!!
さて、夏祭りの警備を依頼された。」
玉 「(´・ω・`;)そんな仕事もするんだ・・・。」
鉄 「全員、「はっぴ」を着て、物々しく無いようにな。」
玉 「お奉行もですか?」
鉄 「ワシはこの戦国鎧を脱ぐわけにはいかんのでな。」
玉 「いや、脱ごうよ。」
戦国鎧の上からはっぴを着る。
玉 「(´・ω・`)いい加減、役に立たない部下、解雇してほしぃ。」
鉄 「ふふふふふふふ。新手の新人を手配しておいた。
知り合いのツテでな。」
玉 「(´・ω・`)期待できるのかな・・・・・。」
明日から開催する夏祭りに向けて、町も加速する。
続く。
おまけ。
鉄 「フハハハハハハ。りんご飴♪ りんご飴♪」
玉 「|壁|_・) 警備は・・・・・?」
姫 「これ、すわん。夏祭りでの買出し頼みますよ。」
す 「覚悟しております。(汗)」
姫 「りんご飴8個、あんず飴10個、牛串・鶏串各種10本づつ。
イカ焼き5本、タコ焼き5本、唐揚げ3人前、カキ氷全種
((((;゜Д゜))))は!!」
す 「どう致しました!?」
姫 「(´;ω;`)輪投げがやりたいのぅ。」
す 「そこは、こらえてください・・・・・。」