絡繰乱舞夢日記
第漆話
「秘伝忍法帳」













        轆轤屋(ロクロ屋)

        ただし天井裏。。。。。




        いつの日だったか、偶然ばったりあった忍者。





す 「(`・ω・´;)・・・・・。」
た 「(`・ω・´;)・・・・・。」



        そう、白鳥忍軍総帥「すわん」と、
        元どっかの抜け忍くのいち「たの」である。。。。。


        本来抜け忍は途中でブチ殺されそうな気がしますが、
        なぜかもっそり逃亡成功した「たの」

        実は自分の忍軍を作るっぽいです。




        と、天井裏にもう一人。


ミ 「((((;゜Д゜))))にゃ?」

す 「(`・ω・´;)・・・・・。」
た 「(`・ω・´;)・・・・・。」


        なんと、おミナであった!!


        そう、実はおミナは見習いの独学忍者。


        とりあえず、天井が抜けそうなので裏山の神社に。





た 「総帥のすわん殿が、なぜここに・・・・・?舞姫の護衛では?」
ス 「(`・ω・´;) 実はこの轆轤屋の『ダミ声団子』を、姫が・・・・・。」

た 「(`・ω・´)下見かぁ。」
ス 「抜け忍たの殿は、どうやら誰かに仕えてるようで。
    どっかの絡繰師か・・・。」
た 「(`・ω・´;)ドキ」



         二人の視線は忍者ミナに。

ミ 「(`・ω・´;)アタシは一度天井裏に上りたかったの!!」

た 「そうじゃなくて、何で忍び装束が桃色なの?」

ミ 「.*゚+(人*´∀`)+゚*.かわぃぃでしょ?」

す 「(`・ω・´;)全然忍んで無い気が・・・・・。」



ミ 「(´・ω・`)ねーねー、アタシにもなんかニンポー教えてよ。
    アタシも称号欲しいよぅ。ニンポーニンポー。」




         忍びとは世を忍ぶ存在ではあるが、
         意外に表に出る用心棒忍者など様々だったりする。

         職業の一つとしては至って珍しくも無かったりするが、
         所詮、素人は素人。


         真の忍者は称号を持つ。

ミ 「(`・ω・´)妙な素質はあるらしいのよ。」

す 「なんとなく眠ってる感じ。」
た 「(`・ω・´)服装を選ぶ忍びの素質は無さそうだけど。。。。。(汗)」


す 「火遁!!炎波の術!!」(えんぱの術)


         すわんの手から火炎が巻き起こる。

ミ 「.*゚+(人*´∀`)+゚*.かっけーかっけー!!」
た 「(`・ω・´;)うちは忍具系で、忍術はそんなになんやねん・・・・・。」


ミ 「おミナ忍法!!」
す 「ちょっと待って!!」

ミ 「(`・ω・´)む?」
す 「な、、なんで自分の名前をバラすの?(汗)」

ミ 「(`・ω・´)響き的に?」
す 「(´・ω・`)・・・・・。」


ミ 「(`・ω・´)もう1回!!火遁!!炎波の術ぅ!!


          気迫だけはいい感じ。



ミ 「(`・ω・´;)うーん。なんかこう『炎』ってのが釈然と浮かばないなあ。。。。。」

た 「(´・ω・`)焼肉強火の術とか・・・。」

ミ 「(`・ω・´)焼肉ですかっ!!」


































         ゴオオオオッ!!

ミ 「(`・ω・´)!!なんか出た!!」
す 「((((;゜Д゜))))嘘っ!!」
た 「((((;゜Д゜))))なんでっ!!」


す 「(`・ω・´;)ま、、、まぁ、本人の浮かべる印象が大事だからね・・・・・。」

ミ 「.*゚+(人*´∀`)+゚*.アタシも称号取れちゃうかな?」
た 「総帥は、『歌』忍 でしたっけ?。」

す 「歌というか、『音』忍ね。」

ミ 「.*゚+(人*´∀`)+゚*.かっけー!!たのさんは?」

た 「(`・ω・´;)ウチは忍具の『刃』忍。」

ミ 「.*゚+(人*´∀`)+゚*.これまたかっけー!!
    アタシの印象的に・・・・・・どんな忍者だろ?
    やっぱ、海好きだから、『海』忍とか、『波』忍かな?














































        顔を見合わせる二人。

す ( 『食』忍・・・・・?
た ( 『食』忍・・・・・?


す 「ま、、まぁ、そのうちなんらかの素質が目覚めるかと・・・。」
た 「う、、うん、得意な何かが・・・・・。」








         焼肉強火の術・・・・・。






す (  (´゚ω゚):;*.:;ブッ )
た (  (´゚ω゚):;*.:;ブッ )




ミ 「(`・ω・´)うーん。炎じゃないなんか出ろ!!出ろ!!」


す 「なんか、抽象的にもほどがある・・・・・。」
た 「(`・ω・´;)『わたあめ』出ろ!!とかで、出たら面白いのに・・・。」













































ミ 「((((;゜Д゜))))!!わたあめ出た!!

た 「((((;゜Д゜))))忍法!!綿飴蝉時雨!!
す 「((((;゜Д゜))))いまだかつてない忍者の誕生!!




          理論的な質問は受け付けてません。

          きっと、大気中の糖分を物質化できる忍法なのです。ええ。


す 「でも、どうやって忍法の基礎を?」

ミ 「(´・ω・`)この本。」








           『秘伝忍法帳』








































                 著 絡繰師ダイ




す 「((((;゜Д゜))))なんでーーーーー!!」
た 「((((;゜Д゜))))ええええええええ!!」

ミ 「(´・ω・`)ダメ?」


た 「(´・ω・`)うーん。一応元忍者だけどねぇ。」

す 「((((;゜Д゜))))そうなの!?」
た 「(´・ω・`)うん。 『機』忍。」

す 「((((;゜Д゜))))知らなかった・・・・・・。」

た 「(´・ω・`)あと、絡繰師りすき って人も怪しい・・・・・。」



           機密情報がもれもれです。

た 「で、総帥は・・・・・。」
す 「ああ、実は私はもう総帥じゃないわよ。二代目に譲って引退。」

ミ 「.*゚+(人*´∀`)+゚*.年齢制限?」

す 「((´∀`))おミナちゃん?お墓増えるよ?」
ミ 「((((;゜Д゜))))ごめんなざい・・・・・。」


す 「まぁ、今は姫の護衛に専念してるからね。」

ミ 「(`・ω・´)んじゃ、全員、個人経営だね。」

す 「^^; 経営なんだ・・・・。」
た 「そ、、そんなもんかな・・・・・。」


す 「で、その秘伝忍法帳で、大丈夫なのかな。(笑)」
た 「((´∀`))ケラケラ 」

ミ 「(´・ω・`)見るぅ?」

す 「((´∀`))どんなのかな。」












































す 「((((;゜Д゜))))!!私コレ欲しい!!」
た 「((((;゜Д゜))))!!うわぁ!!うちも!!」

ミ 「(´・ω・`)何がそんなにすごいんだろう・・・・・。」


た 「さて、そろそろ任務に。」
す 「私も・・・・・。んじゃ、またね。」








ミ 「(´;ω;`)ノ ニンポー!!
 せめて舞空術でも・・・・・
。」













          もそもそと、轆轤屋に行くおミナ。


ミ 「(´・ω・`)・・・。」
ロ 「あ〜ら、おミナちゃん、桃色忍者?かわいいじゃないの。(ダミ声)」

ミ 「(`・ω・´)!!そ?」
ロ 「あたしはいいと思うわよ?(ダミ声)」

ミ 「(`・ω・´)シャキーン!!よーし、忍者頑張るぞ!!」























            わりと単純な、おミナであった。






            続く。























おまけ。











            屋根裏。









































            ブォオオオ〜〜〜ブォッブォオオオオ〜〜♪(着信)




た 「((((;゜Д゜))))携帯の音は消しときなさい!!」


ミ 「((´∀`))てへ☆




















ところで。


秘伝忍法帳、何がすごかったのでしょう?















『服部半蔵の秘密・袋とじ』

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