3(前編)

脳噛サイド 「MNKS視点」












































( ´_ゝ`) ZZZZZZZZZZ・・・・パチン!!


M 「((((;゜Д゜))))!!うぇぇああああああ!!」


あれ?ダイヴァーさんと呑む約束だよね?

とりあえず、電話しとこ。


M 「((((;゜Д゜))))ご、ごめん!!!今起きた!!!!」

ダ 「んじゃ、先に行くぞ。」

M 「えぇ!!そんなちょtt」



ブチッ

MNKSが言い終わらないうちに携帯を斬られる。

M 「(`д´)あんちくしょーめ!!」


でも、遅れたのアタシだもんな。




とりあえず、メールしとこ。


すぐに返事。


相変わらずレスは早いなあ。


ダ 『場所は取って置くからちゃんと身だしなみをしてこい。』


いつも、Tシャツ+タオルの人に言われたかないやい・・・・・。


お気に入りの『トンガリロマンスブーツ』で行っちゃうもんね。





そして、家を出た。
3(後半)

急いで待ち合わせ場所に向かった。


走れアタシ!!輝けアタシ!!


店に着いたらなんて登場の仕方をしよう!?

アタシと言うものが
『遅れてごめんなさ〜〜〜い♪』
じゃ、面白くもなんともない・・・・・。






やっぱ・・・アレか?




『ワンモアセット!!』
あれしか無い!!












店の扉を開けた!!

もう、汗びっしょりなんですけど!?


「ワ・・・・・・・・・・。あれ?」


なんか、空気が変だぞ?

もしかして、アタシそんなヤバイ格好?

キメキメなドレスがダメだった?

お気に入りのブーツ「トンガリロマンス」にダメ出しですか?



いや・・・何かがおかしい・・・・・。

店内の空気はそんなもんじゃない・・・・・。


普段『空気の読めないアタシ』でも、読めちゃう。





そして、しばらくして状況がちょっと解った・・・・・。



「ねぇ!ダイヴァー?一体どうしたの?」

とりあえず状況が知りたかった・・・・・。


「…もう少ししたらちゃんと説明する」

なんだかぶっきらぼーな答えが返ってきた。
そしてダイヴァーはまたアタシに背を向けた・・・・・。



後ろからボソボソと会話は聞こえてくる。

「…どうなるんですかね…」

「とりあえず警察が来るまで動けませんし…。」

「…それよりも何故こんな事が…。やっぱり…。」




鉄血さんが、つぶやく・・・・・。
「かちょ…わしが先に着いて居れば…。」

「鉄血さんのせいではありませんよ…」

「慰めは要らん。事実に変わりがない」

ケッタさんと何やら話している。


おちつけアタシ・・・・・。



「…ですが、なんかかちょさんの倒れ方変じゃなかったですか?」
ケッタさんがそう言って皆の視線を集めた。


「どういう事だ?」
「いや、毒を飲んだにしたらやけに静かに倒れたな…って。
  イメージでしかないけど毒を飲んだらちょっと位は苦しむんじゃ…」

「確かに。わたしも毒を飲んだ人を間近で見たことはありませんが、なんだか変ですね。」
「…そうかな…あっしは気付かなかったな…」
「こんな時にすいません。ちょっとミステリ入ってますよね」



名探偵の孫(嘘)のアタシの出番なのか・・・・・。
って冗談言ってる場合じゃないよね・・・・・。



あれ?この空気。

『もしかしてダイヴァーさん、一服盛った?』
そんな・・・・・感じ!?



あの人なら盛るなら睡眠薬とかで、かちょさんを・・・・・。

いやいやいやいやいや。



「馬鹿馬鹿しい。」



あれ?今言ったのさや姉?

ななななななんか怒ってる?



しばらくの静寂の中、さや姉が口を開く。




「あの・・・かちょさんが席を外してる間…私見たんです…。」


((((;゜Д゜))))何を!?


「誰かがグラスに何か入れてるのを」





周りがざわつく。


さらに続けるさや姉。
「だけど…「演奏の時に楽譜越しにチラッと見えただけだから…」



「波乗りさんはどう思う?」

後ろで聞こえる会話だけど、アタシは知らない人ばかり。

とりあえず、「かなっぺ」って呼ばれてる人を
さや姉が睨んだ事だけ解った・・・・・。

((((;゜Д゜))))


ダイヴァーのあの目は『思考中』である。

エロだけど、計算は早いもんね

でもでも、この状況・・・・・。

犯人濃厚じゃん!?

早く真犯人言っちゃいなよ!!











ダイヴァーが口を開いた。



「……。俺がやった…。」








(´・ω・`)キョトーン。


え?今なんて・・・・・?
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