#16




感動のフィナーレ!!(笑) 長き戦いに終止符を打ち
安息の日々を送ろうとする戦士たちの涙にはどんな理由?
終わりは始まりであり、始まりは終わり、
繰り返される出会いの中で人は成長する。
人々にも安堵の表情が戻り、空は蒼さを取り戻し、
鳥たちはまた囀りだした。今、この平和こそがなによりもの
宝であり、またいつか平和が崩れてしまわないように、
人々は・・・・・・ってもういい?(笑)






X    「長かったな。。。。。」
ユウカ 「だって、王様の話長いんだもんねー。」


X    「でも、笑ったな。
     ’そなたの武器をロトの剣と名づけ代々伝えていく。’だってさ。」
ユウカ 「皆笑ってたじゃん!! だって棍棒じゃん!!(笑)」


剣神  「おお、ここにいたか。」

X    「あれ?キッドは?」

剣神  「アイツは、この王宮魔術師として迎えられるって決まって酒飲みまくり。」

X    「はっはっは。 ユウカはこの後どうすんだ?」

ユウカ 「私はそりゃ、家に帰るよ。兄貴連れてね。。。。。」

X    「そういえば剣神はどうして、色々旅の内容を知っていたんだ?」

 X以外に色々知ってたのは剣神だけだった。。。。。


剣神  「実は俺、元戦士で1回ゾーマ城までたどりついている。。。。。
     でも、これで倒したら終わりなのか?????と、
     転職したわけさ。。。。。で、Xは?」
X    「俺は、この世界の・・・・・いや、、なんでもない。。。。。
     なぁ、勇者って魔王倒したら、、、、なんなんだ?

ユウカ 「えっ?」

X    「俺は違うが、戦士たちは平和か名声のために戦うんだろ?
     その目的がこういう形で終わりを告げたとき、その後何をすればいいんだ?
     多分、、、それまでの冒険に比べれば、物足りない生活。。。。。
     そんな気がする・・・・・。」

ユウカ 「・・・・・・。 うん、、、でもさ、そんな中でしか生まれない楽しい事もたくさんあるよ!」

剣神  「・・・・・。それでも、戦いの中でしか自分をみいだせない者はいったい。。。。。」



X    「な〜〜んてな。はっはっは。そんな勇者の葛藤を語ってみました〜〜〜。
     って、俺がそんなん考えるわけねぇじゃん。(笑)」
ユウカ 「な、、なーんだ。もう、、ちょっと真剣に考えちゃったじゃん!!」

剣神  「さて、、、飯でも食ってくるか!!」

X    「俺よ、あの原始肉っつーの?この世界独特の骨の突き刺さった肉。
      あれにカブりついてみたかったんだよな!!」
ユウカ 「(笑)」



 そして、平和の宴は続く。。。。。
 城下町では深夜になったことを感じさせないほどの宴がまだ続いている。。。。。
 あるものは飛び跳ね、あるものは酔い潰れて。。。。。


そして、朝が来た。。。。。


キッド  「行くのか?」

X    「ああ。。。。。」

剣神  「ユウカとかはいいのか?」

X    「おいおい、そんなロマンスな展開で終わったらダメだろ。(笑)
     アイツは余計な心配するから、100年後に竜王がよみがえる話は無しだぞ。」
キッド  「ああ、それまで私が城を。。。。。」
X    「使えないジジイの面影無しかよ。(笑)」

剣神  「破天荒だったけど、楽しかったぜ。。。。。
     こんな冒険もアリだってな。。。。。」

X    「まぁ、また気が向いたら来るさ。。。。。。」

剣神  「本当かよ。(笑) まぁ、でも次回は次回で違う者たちとまたバカやってるんだろうな。
     そろそろ、宝箱全て憶えたんじゃねえか?」

X    「はっはっは。間違いない!!」


 と、1人の駆け足の音が聞こえてくる。。。。。


X    「げ!」


ユウカO−_−)=O)X_X)


ユウカ 「必殺ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」

X    「ナニすんだよ!! って、見つかるなんてベタなオチだな。オイ!!」

ユウカ 「ん? 私ここで、「私も行く!!」とか言ったほうがいい?
      なーに言ってんだか。(笑) はいはい、皆仕度して!!」

剣神  「は? 皆って、俺たちもか?」
キッド  「ドコへいくんだ?」

ユウカ  「決まってるじゃん!! レアアイテムよー!!
      南西の洞窟のソードイドが吹雪の剣持ってるんだよー!!
      やっぱね、やっぱね、はぐれメタルの「幸せの靴」を筆頭に、
      漣の杖とか欲しいじゃん!?」

X    「(; ̄Д ̄)!? いや、、もうモンスター出ないし。」

ユウカ 「大丈夫!!私、リセット押したから!!(笑)

X    「(; ̄Д ̄)!! じゃあ、ゾーマは健在ってこと。。。。。?」
ユウカ 「(≧▽≦)/そう!!」

剣神  「ハッハッハッハッハッハッハッハ! こいつは参った!!」
キッド  「せっかく、王宮から・・・・・・ブツブツ・・・・・・。」
ユウカ 「じゃあ、キッドは行かないの?」
キッド  「何を!? 私がいかなくて、呪文はどうする!!」
剣神  「使えねぇじゃん!!(笑)」


X    「・・・・・・・・・。  ま、、、、いいか。」







 そして、また冒険は始まった。

ユウカ 「ねーねー、今度は全員転職してみるー?」
剣神  「キッドなんか、ますます使えないキャラになるじゃねぇか!!」
キッド  「!!なんだと!! この野郎!!」



 皆のやりとりを見つつ、再び始まってどこか安心している。
 そんな自分がいたり。

ユウカ  「X〜♪ だからね、私なりに答えを見つけてみた。」
X     「ん?」
ユウカ  「魔王を倒すのが目的の人もいるけどさ、こうやって旅を楽しむ人だっている。
      だから、終わったから終わりじゃないよ!!
      終わったんならまた始まる。。。。。 こうやって。。。。。
      それで、自分がそれに飽きてしまったとき、初めて終わりが来るんじゃない?
      でも、そしたらまたそっと閉まっとけばいいと思う。。。。。

      またこうやって目的ができたとき、私たちは行けばいい!!」

X     「まぁ、、、な。」





X     「クリアしか目的が無い者に、こんな世界は絶対見つけられない。。。。。。
       そうかもしれない。。。。。」

剣神   「ん? ああ、そうだな。。。。。」



ユウカ   「早速、ターゲット発見!! 行くよ!!」

キッド   「私の呪文に!!」

剣神    「そんなもん、アテになるかよ!!(笑)」




X     「さて、、、、行くか。。。。。

     おお!!俺が毒針でトドメさしたるよ!! 任せろ!!」






ユウカ&剣神&キッド

 「だから、勇者は毒針装備できねぇっつーの!!

























 おつかれ様でした。 リセットボタンとか押さずに電源をお切りください。



























デンデロデンデロデーンデン♪

冒険の書1が消えました。

X    「うお!!」





























デンデロデンデロデーンデン♪

冒険の書3が消えました。


X    「ふう〜。2が残ったか。。。。。」





























デンデロデンデロデーンデン♪

冒険の書2が消えました。



X   「フェイントかよ!!」


実話







DQ3邪悪の章。








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