#15




目前に聳えるゾーマ城を見つめ、戦士たちの決意は
荒ぶる波に乗って悠久の・・・・・もぅいいや。(笑)




X    「あれが、ゾーマの城か。。。。。」
ユウカ 「ねえ、、、、ま、いいんだけどさ。。。。。
     普通ってさ、、、あっちの大陸から虹の雫で渡るって言ってなかった?」
X    「さぁ? いいやん、ラダトームから船ですぐなんだから。」
ユウカ 「普通は通れないんだけど。。。。。」

剣神  「てかよ、こっからイオナズンとかで城吹き飛ばすとかどう?」
キッド 「メラゾーマの方が届くんじゃないか?」
X    「なんにせよ、ココから行こう。」

    普通は浅瀬が邪魔して入れないのが、ラダトームからゾーマ城(竜王の城)である。
    
X    「おお、妙案があるぜ!!」
ユウカ 「(;^_^A、、、普通は名案って言うんだけど。。。。。」

    向かった先はラダトーム城。
    まっさきに王様の元へ。。。。。

王様  「おお、上の世界の者か!? バラモスを倒したという!!」
X    「はいはいはい、時間無いから用件だけ言う!!
      ゾーマ倒してやっから、船を南の岸に作れ!!
王様  「あ、、、いや、、、この土地には昔から、伝説があってな、、
     太陽と雨が重なる時、、、、、。」
X    「はいはい、太陽の石は地下にあるから、杖はどっかのジジイじゃないっけ?
     あ、毒の沼にもなんかあったべ?
     いいから、船を作れ!!
王様  「あ、、、流れが激しくて無理じゃぞ・・・・・。」
X    「無理かどうかは俺が決める!!」
王様  「そ、、そうすぐには・・・・・。」
X    「ごちゃごちゃ言わずさっさとやれ!!
  それとも、俺がココを落城しようか?

王様  「Σ( ̄□ ̄;)!! すぐに、南の岸に船の手配を!!」



X    「ほーら、やればできる。」
ユウカ 「ムチャクチャじゃん。王様は「太陽の石」「雨雲の杖」を探して欲しかったんだよ?」
剣神  「虹のしずく・・・・・か。」
X    「そういえば、リムルダールを囲む湖の周りの樹のひとつが、
      世界樹の葉の取れる樹があるという噂だが、本当なんだろうか?」
剣神  「聞いたことはあるが、いつも世界樹の葉持ってるからな。。。。。」
X    「リムルダール・・・・・・か、、、、、しまった!!

     Xがなにやら深刻な顔になった。。。。。
     重要なミスがあったのだろうか?
     (あるとしたらストーリー自体であろう。。。。。)

ユウカ 「どうしたの?」
X    「宿屋の宝箱に「命の指輪」があるんだった。。。。。」


     ついに船が完成した。。。。。

王様  「どうじゃ!! 船ができましたぞ!!」
X    「小さいのでいいのにな。。。。。こんなでっけぇ帆船作っちゃってまぁ。。。。。
      浅瀬で出れないんだぜ?」
王様  「Σ( ̄□ ̄;)・・・・・。」
X    「まぁ、いい、ゾーマのひとりやふたり任せておけ。」
王様  「頼みますぞ!!」

X    「宴会の用意な。」
王様  「Σ( ̄□ ̄;)!!」





ゾーマ城。

最終決戦の場。。。。。
ついに戦士たちは世界の平和を取り戻す旅に終止符を打つのか!?


キッド 「こんなに長い城って、本人も毎回往復イヤなんじゃないか?」
ユウカ 「ルーラとかじゃないかな?」

X    「だとすると、空の見える所から入れるわけだよな。。。。。」
剣神  「そうだな、、、、。」

 城の裏から侵入した一行はとりあえず入口を探すことにした。。。。。

X    「アレじゃねぇの? ベランダあるぜ?

 少し上の階にベランダ発見。


キッド  「私に任せろ!! 浮遊呪文!!トベルーラ!!」 
 某ジャンプに出てきた呪文である。

ユウカ  「ね、いつからアイツ、あんな使えるようになったんだろ?」
X     「うーーん。。。。。」

 キッドが浮遊して城内を確認。。。。。


キッド  「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああ。」


X    「!!」
剣神  「なにごと!!」

  キッドが外へ放り出された!!
  1人の女性が、トベルーラで降りてきた。

X    「何者!?」
女   「´ρ`)y─┛~~ ふぅ〜〜〜。アタシ?四天王のフレィムってんだけどさ。
     なんだよ、アンタらイキナリ人の部屋、しかも窓から入ってきてさ。。。。。」
剣神  「火の四天王!? なんで、倒したじゃん!?」

 全員戦闘態勢に入る!!
 四天王はまだあと2人残っていたのだった!!

フレィム 「おっと、まちなよ。

     よくある話だろ?四天王が実は双子でもうひとりいたって。
 
     でさ、こちとら二日酔いで頭痛くてさ、別にアンタらがゾーマ倒そうが
     アタシの知ったこっちゃないんだよねー? だってそうじゃん?
     アタシらがいなくてスグやられるなら、大魔王なんて偉そうな事言ってんじゃないよ?
     って感じじゃない?」
ユウカ  「Σ( ̄□ ̄;) ま、言われてみれば、、そうね。。。。。」
フレィム 「どうせ、アタシだってアンタらと戦ったら、
      すごいヒャド系呪文
      とかで殺されちゃうんだろ?」 
X     「そうだねー。オリジナル呪文「マヒゼロス」でね。。。。。(笑)」

フレィム 「そんなのゴメンだねー。 あ、、アタシの部屋に小さなメダルあるからなー。」


 少々、普段の愚痴を聞きつつフレィムの部屋をあとにした。。。。。
 どうやらゾーマは地下にいるらしい。






玉座。

地下室への階段のあると言う玉座に来た。
バリアで包まれた中、玉座の後ろを調べると階段が出るらしい。。。。。


X    「バリア解除!!
   トラマ・・・ぶぇっくしょい!!・・ナ!!

ユウカ 「ちょっとまって!! 今のバリア消えたの?」
剣神  「・・・・・。」
X    「もちろん!! さぁ、行け!!
ユウカ 「じゃあ、アンタが行きなさいよ。」

X    「Σ( ̄□ ̄;)うぬ。。。。。絶対かかってるって。」

 バリアに一歩踏み込む。

X    「Σ( ̄□ ̄;)はぐぅ!!

ユウカ 「Σ( ̄□ ̄;)今、はぐぅ!とか言った!!」
X    「フフフフ、消えて・・・るよ〜。アハハハ。。。。。」

 また一歩。

X    「Σ( ̄□ ̄;)ぁぅっ!!
     はっはは、ち、、ちとぬるいな。。。。。江戸っ子にはな。。。。。」
剣神  「いじっぱりだな。。。。。」

X    「Σ( ̄□ ̄;)ちょっと小腹がすいてきたから、
     薬草でも食べるか。。。。。。」
ユウカ 「・・・・・。」


 階段を見つけた、降りていくと祭壇ができていた。。。。。

剣神  「へんだな、ここではキングヒドラ、バラモスブロス、バラモスゾンビと
     戦うはずなのにな。。。。。」
X    「はっはっは。都合都合.。(笑)」
剣神  「そういえば、昔火口へ落ちて行った勇者、つうかオヤジがいるはずじゃ?」
X    「ナニ言ってんだい、ウチのオヤジは勇者じゃなくてトラックの運・・・・・。」
ユウカ 「Σ( ̄□ ̄;)!!」
キッド 「?」


祭壇の向こうに、玉座があり、、まるで来るのを待っていたようであった。
その玉座の横に男がひとりたっていた。。。。。四天王最後の将であろう。。。。。

ゾーマ 「よくぞ来た。。。。。」

ユウカ 「あ!! お、、、お兄ちゃん!!」

剣神  「ついにやってしまった!!四天王のひとりがやっぱり兄貴!?



ゾーマ 「!! おお、ユウカか!!」

X   「Σ( ̄□ ̄;) って、ゾーマの方かよっ!!

ユウカ 「こんなとこでナニしてんのよ!!」
ゾーマ 「いやぁ、ゾーマ倒そうと、LV80にしてきたら、余裕で勝ってしまってな。。。。。
     光の玉も持ってたし。。。。。んでま、ゾーマは配下にしたよ。。。。。」

ユウカ 「え?じゃあ、こっちの水の四天王が。。。。。?」
水   「・・・・・・。」


X    「ああ、なんか、棍棒でもいいっぽいね。」



ポカッ!



(元)ゾーマを倒した!!

ユウカ  「お兄ちゃんがゾーマだったって町の人に言えないから着替えて。。。。。」




キッド  「おお!!LVがあがりましたぞ!!」

X    「どうせ、今、メラゾーマとか覚えたんじゃねぇだろうな・・・・・。」

キッド  「ご安心を、なんとすばやさを下げるボミオスです!!」

剣神  「最後まで、コレか。。。。。」



 一行はラダトームへ帰ることにした。。。。。

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