＃０９


「神の加護の光の中で、覚醒した戦士の瞳は希望に満ちていた。
　その希望の光の道の先には何が待ち受けるのだろうか？」


　　　　　　　転職それは希望の光。
　　　　　　　新たな職業と、古い職業の利点を兼ね備え持つ。。。。。


レイ　　　「おおおおおおお！！」
キッド　　「フッ、、、またせたな。。。。。」

ユウカ　「！！　若返ってる！！」

　　　　　　　そうである、ＤＱ３は転職するとグラフィックが変わるので当然である。


剣神　「な、、なんと。。。。」

キッド　「何をしている、グズグズするな、魔王の手はそこまできているんだぞ！！」
レイ　　「うわー。なにげにムカツクな、、、コイツ。。。。。」
剣神　　「性格まで変わるのか。。。。。？」



　　　　　　　と、全員がダーマを後にし、次の目的地を考えていたところだった。。。。。

男　　　「見つけたぞ！！勇者軍！！」
レイ　　　「え？　勇者？　って、誰？」
ユウカ　「そうね、どっちかって言うと盗賊って感じだもんね。」

男　　　「ええい、俺様は魔王軍四天王の一人、「地」のアース様だ！！」
レイ　　「ああ、、、、やっちまった。。。。。。ベタベタだ。。。。。。
　　　　　だからあの時言ったのに。。。。。はいはい、どうせ地震とかでしょ？」

アース　「ぬ！！　ジャンプ連載ＤＱオリジナル呪文でいくぜ！！
　　　　　　重圧呪文！！ベタン！！」

　　　　　　一行を、押しつぶす重圧呪文が炸裂！！


キッド　「ふっ、初戦にしてはなかなかの歯ごたえ、、、、、
　　　　　いいだろう！！　私が相手だ！！」
剣神　　「意外にもたのもしく見える。。。。。」

アース　「いいだろう、、、呪文勝負するか！？」
キッド　　「受けてたつ！！　数多の呪文を操りし「賢者」の力、
　　　　　　とくと、お見せしよう！！」

アース　「食らえィ！！　メラゾーマ！！」
キッド　　「甘い！！」

　　　　　　　迫り来るメラゾーマ！！


剣神　　「どうした！？」
キッド　　「しまった！！　転職しただけで、
　　何も覚えちゃいねぇ！！」
ユウカ　　「Σ（￣□￣；）」
レイ　　　「しかも、ステータス半分！？」

キッド　　「ぐわああああああああああああああああああああああああ！！」


レイ　　　「使えねぇ！！　行くぞ！！　２人とも！！」
ユウカ　　「ＯＫ！！」


　　　　　３人で戦う、、、しかし、相手はメラゾーマなどの高等呪文を使う者。
　　　　　さすがに、レイたちのＬＶでは倒せない！！

レイ　　　「参ったな、、、、。」
ユウカ　「どうするの？　ＭＰもほとんどないよ。。。。。」
剣神　　「ヤバいな。。。。」

アース　「とどめだ！！　メ・ラ・ゾ・ー・マ！！」
　　　　指ひとつひとつにメラゾーまが宿る！！

ユウカ　「あ、、、アイツ、、、、、。」
剣神　　「うむ、、、間違いない。。。。。」
レイ　　　「ダイの大冒険全巻読破してやがる！！」

　　　　　　フィンガー・フレア・ボムズ＝メラゾーマを一気に５発打つ技である。

レイ　　「馬鹿野郎、、、あんなの食らったらひとたまりもねぇ。。。。」

アース　「くらえ！！フィンガーフレアボムズ！！」

ユウカ　「わわっ、、、、ヤバイよぅ。。。。。」

キッド　「サセル・・・・・カ！！

　　　　うおおおおおおおお
　おおおおおおお！！
　　　　　右手からマヒャド！！
　　左手からバギクロス！！



　　合体！！


　　氷刃乱舞マヒアロス！！」

氷の刃が、フレアボムズごと、アースを斬り刻む！！

ユウカ　「な、、、、合体魔法！？」

アース　「こ、、こんな事が物理的に可能なのか！？
　　　　　ええい！！　フィンガーフレア・・・・・・・・」
キッド　「ムダダ・・・・・・・・・・・・・・
　　　　

　　右手からメラゾーマ！！
　　左手からベギラゴン！！
　　

　　　合体！！


　　閃熱大炎メゾラゴン！！」

メラゾーマの炎と、ベギラゴンの閃熱が、大きな炎をあげ
アースごと、全てを焼き尽くした。。。。。



レイ　　「ば、、、、、馬鹿な、、、、、あの野郎。。。。。
　　　　ロトの紋章全巻読破してやがる。。。。。」
剣神　「おい、キッド！！　オマエ、、、すげぇな。。。。」
　　　キッドは意識が半分どっかいってる。。。。
キッド　「ん？　私が何かしたか？」
ユウカ　「覚えてなくて潜在能力が開花したって、ベタベタね。」




　　　　　　　一行は東の国ジパングを目指す。
　　　　　　　船は、たぶん、ポルトガの王様騙してもらったと思うよ。
　　　　　　　バリアの中のお宝も、「進んでは回復」を繰り返して取ったと思うよ。




キッド　「さぁ、行くぞ！！　世界の平和のために！！」
レイ　　「アレって、ジジイの若い頃かな？　イタイぞ。。。。アイツ（笑）」
ユウカ　「って、仮にもわたしたちは「勇者様ご一行」なんですからね〜。」
剣神　「そうそう、人の家勝手にあさっても勇者。
　　　　　お城の宝、勝手に取っても勇者。」
ユウカ　「不法侵入に、強盗、魔物倒しておいはぎみたいなことしても勇者。。。。。」
剣神　「うまのふん売らずに集めてても勇者。」

レイ　　「オマエら、ハンカチ持ってるか？」
剣神　「え？　なんで？」
レイ　　「オマエらの鼻血を拭くからだ！！　そこになおれ！！
　　　　　成敗してくれる！！」




　　　　　　　熱き潮風は今日も吹く。。。。。




　　　　　　　東の国。。。。。ジパング。。。。。目指して。。。。。