CHANGE ∀ MIND

第46話
「英雄伝C









             特撮・現場付近


              『神秘常緑』エメラルドの植物操作能力+苺の能力で硬度を上げた『鉄の鞭』


様 「なかなか荒削りに見えなくもないがな・・・。」


             その鞭をガードしつつ、進んで来る。


萌 「大丈夫大丈夫。ヒック。」



苺 「酔ってるじゃない・・・・・。」
一 「大丈夫なのか?」



             覚めたとは言ってるが、覚めてない様子。


萌 「私の能力は経費かかるのに・・・・・。
      『大地咆哮』!!オブシダン!!


             腕輪から黒曜石を外し、翳す。

             黒い閃光が発動し、そのまま地面に置いた。



             少し地面が揺れた。

             盛り上がりだした地面が壁となり、様筬に倒れこむ!!




             その壁を砕いて様筬が出てくる。


萌 「『水龍躍動』!!アクアマリン!!

             左手に持った宝石も水色に輝きだす。


             手から大量の水が流れ出す。


             口を開けた地面に流れ、泥と化す。

様 「なかなか厄介なものだな。」

             泥と化したために、上がってこれない。



萌 「苺ちゃん!!アレお願いっ!!」


苺 「OK!!」



             苺はカバンから何かを取り出した。



             化粧品か何かのようである。

             それを左手ですくい、右手で泥と化す地面に手を置いた。




苺 「どこまでの範囲か、解らないよっ!!」

萌 「一気に行くから!!」



             左手のものは、『髪のワックス』のようである。


             泥の『接着力』の数値を上昇させた。


様 「こ、これは・・・・・。」

萌 「あっはっはっは♪ そこからもう出れないでしょ?
     トドメ行くよ!!」



             萌は電撃石を取り出した。


萌 「『帯電放出』!!トルマリン!!

             自分の身体が電撃を帯びる。
              

             少し近づいて、電撃を浴びせる。




             その時、様筬は別の誰かに変身していた。




苺 「萌ちゃん!!早く、ヤっちゃいなよ!!」






















萌 「いや〜ん♪ イケメンっ!!」








ロ 「ええええええええっ!!(ダミ声)」



苺 「じゃあ、そっちの戦隊の人!!」

康 「違うよ、サムライガーだよ。」




ロ 「サムライガー!!やっちゃってー!!(ダミ声)」



一 「承知!! サムライガー・イアイ・ダイナミック!!





             サムライガーの必殺の一撃が、様筬に炸裂する。






萌 「ああああああ!!なにするのよっ!!」


苺 「それは私がアナタに言いたい。」









             爆発の中から、様筬が現れた。




様 「なかなかだったぞ?」


一 「なに・・・・・。SIDに耐えたのか・・・・・。」


様 「私を倒すほどではないが、いいモルモットがたくさん居ると解った。
      次は容赦はしない。今日の所は引いてやる。」




             液体金属が元の姿に戻り、様筬は何事もなかったかのように立ち去った。





苺 「うそ・・・・・。三人掛かりなのに。」

萌 「うーん・・・・・。ところで・・・・・。」






















萌 「アレは誰?」

ロ 「デザートカンパニーの幹部よ。(ダミ声)」

萌 「幹部っ!?」

ロ 「とんでもないのを敵にしちゃったわね。(ダミ声)」




一 「ロクロママ、アナタ方は一体、何を・・・・・。」

ロ 「ん〜〜〜〜。正義のヒーロー?(ダミ声)」



康 「大丈夫だよ!!サムライガーがまたやっつけてくれるよ!!」
ロ 「そ、そうね。(ダミ声)」


             本当に変身してしまったわけだし、それもアリだなと思うロクロママ。

一 「俺にできる事があればいつでも言ってくれ。力を貸すぜ?」
ロ 「ええ、ありがと。(ダミ声)」


萌 「また温泉入らなきゃ・・・・・。」

苺 「その根性には負けるかも。(笑)」


萌 「次いつになるか、解んないんだし?」
苺 「ま、そうだね。」






             と、また温泉宿に戻っていく萌と苺だった。






















             宿で康一が。



康 「ねぇ、ママ、これお酒なの?」
ロ 「そうよ・・・・・・・って、コレ、林檎ジュース!?(ダミ声)」







             どうやら、ノンアルコールで酔えるらしい。





















             続く。











































次回予告。



鉄 「ん?懐かしいな。サムライガー。」
蛙 「俺は記憶に無いかも。」



凛 「そうなんですよ〜〜〜〜〜。あの頃の『サムライダー』『サムライジャー』とかの中で
     唯一選ばれたリバイバル作品で、主演の人も昔観てたそうですよ。
     本当は打ち切りだったらしいんですけど、なんか最終回から急にリアル感が出てきて
     今度は新番組として新しく始ったんですよ〜〜〜〜〜♪
     で、ですね。サムライガーの魅力としてはですね〜〜〜〜。」





玄 「國玲さん、そんなキャラだったんだ・・・・・。」



凛 「え・・・・・そういうって・・・・・あわわわわ・・・。」







鉄 「さて、次回は「EVER SNOW」の面々だな。」

蛙 「最初のメンバーで、能力が明かされてないのは・・・・・・。」















凛 「サムライガー・・・・・面白いのに・・・・・。」

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