ST:61
「物理と魔法」











               
               アサシンに囲まれた4人。


               すかさず、ウルフは弓を構える。



メロス   「完成したのか?」

ウルフ   「ああ、兄貴たちにも秘密でな。(笑)」






                1発天井に向けて、インターバルシューターを放つ。







ウルフ   「くっ、、、、ダメだ・・・・。
          ここじゃ天井が低い・・・・・。」
メロス   「なにっ!? よし、大広間まで走るか・・・・・。」

アクァス  「ヘイストをかけた!!これで一気に行くぞ!!」
フェニ   「はい!」


                4人は一点突破の様子。


                アクァスのウォーターキャノンで後ろを威嚇。

                メロス・ウルフは慣れない槍で突破する。


バーキン  「追え!!捕まえろ!!」




                少し走った辺りで大広間が広がる。

                少し不思議な光景だった。
                アライブコープスをアサシンが切ったりしていた。

ウルフ    「な、なんだ?仲間割れか・・・・・?」
アクァス   「いや、あのアライブコープスは・・・・・・・・・・
          元は人間のようだな。。。。。」
フェニ    「まさか、赤き石の呪いの成れの果て・・・・・?」


メロス    「なるほど、ここで廃人になった人を・・・・・・。おのれ・・・・・。」

ウルフ    「全員、逃さねぇからな!!覚悟しろよ!!」

                二人が拳を奮わせた。
                バーキンの非人間的な実験に怒りを覚える。



                ウルフが数本の鉄の矢を上空に放った!!

                そう、グランディングファイヤーの要領だ。


メロス    「おい、ウルフ!!魔力なんかないだろ!?」

                と、それを見たメロスは不思議に思う。
                

ウルフ    「だから、良いんじゃねぇか。」




                 降り注ぐ、鉄の雨!!

ウルフ    「GFより、インタバのマスターバーストってとこか?(笑)」



                 幾つもの矢がアサシンを貫き、足を床に撃ちつけたり
                 瞬く間に蹴散らしていった。


                 多数の敵を包み込む鋼鉄の雨
                 マスターバースト
         『アイアンメイデン』



                 アサシンのほとんどはその場から動けない!!


                 アクァス、フェニが一人づつ仕留める。

ウルフ    「使う場所は選ばないといかんな・・・・・。」
メロス     「なかなかのMBじゃねぇか、ウルフ。
           俺も一丁、仕掛けさせてもらうか。」


ウルフ    「さて、バーキン。どうした?自分でかかってくるのはできないか?
          この腰抜け野郎。」


バーキン   「その程度の矢じゃ俺には当たらないな。」


            かする程度では致命傷を与える事はできない。


バーキン   「ライトニング!!


                 蒼き雷撃が辺りを包む。

                 
メロス     「!!」


                 メロスが雷撃の痺れにより、弓を落としてしまった。


ウルフ     「兄貴!!下がれ!!」


                 メロスは少しづつ下がる。

                 右腕だけで、槍を持ちアサシンを威嚇する。



バーキン   「一気にトドメをささせてもらうぜ!!」

メロス     「今だ!!」




バーキン   「おーーっと。」







                  バーキンはメロスの落とした弓を踏みつけた。




バーキン   「どうせ、わざと落としたんだろ?
           弓は金属性でも無いからな。
           そのままボイドボウとして、弓を操って俺を撃とうと言う事だったか?」


ウルフ    「兄貴のマスターバーストは、ボイドボウかエターナルだったのか・・・・・。」



メロス    「それでも、撃つ!!


            メロスは指を鳴らす、そしてつぶやく。


メロス    「攻撃(ファイアー)!!




            どこからともなく、複数の矢が襲い掛かって来た。

            咄嗟になんとか交わすバーキン。



バーキン  「こ、、これは自動誘導矢『テイルチェイサー』か!?
          ばかな、オマエは物理アーチャーじゃないはず。」


メロス    「ああ、俺はマジアチャだな。」








             テイルチェイサーを参考にしたマジカルアローのMB!!
              『バンゲリング・ベイ』

             メロスが合図をする度に仕掛けておいたマジカルアローが連射される!!



メロス    「もちろん、1発で済むわけがない・・・・・。」


バーキン  「や、、、やめろ!!」




メロス    「全攻撃!!(オールファイアー)」










               次のメロスの鳴らす指と共に、数百ものマジカルアローがバーキンに降り注いだ。


メロス    「フッ。。。。。」

ウルフ    「くっ、やるな、兄貴。。。。。ちくしょう!!くやしいな何か。」

メロス    「ま、兄貴としてのメンツがあるからな。」



                そしてそれを見たアサシン軍団は撤退して行った。


メロス    「アクァス、一応生かしておいた。警察にでも突き出すがいいだろう。」
アクァス   「そうだな。一応賞金もかかってる事だしな。」




ウルフ    「しかし、この全域のアライブコープスは・・・・・・。」
アクァス   「彼らも治す事ができるのか・・・・・?」

メロス    「それまで、ここは管理下に置くしかないな。
          バーキンが居ない以上、ただの残党の住処にしかならんしな。」


ウルフ    「どうする?フェニックスの羽を探すか?」
メロス    「俺たちは盗賊じゃないんだがな・・・・・。」

アクァス   「だが、今回はそうも言ってられないんじゃないか?」
ウルフ    「ま、俺もそうは思うがな、だがそれも想定して腹はくくった。」

メロス    「俺もだ。それに・・・・・・・・俺は。
          国家に雇われてるわけじゃないしな。(笑)」


アクァス   「俺は、バーキンを捕まえに来ただけだ。(笑)」
ウルフ    「結果的にそうなったのは内緒にしておいてやるぜ。」





                そして、4人はフェニックスの尾を数枚発見した。


ウルフ    「結構持ってるんだな。」

メロス    「ま、1枚だけ貰っておく。」

アクァス   「さすがだな・・・・・。」



ウルフ    「さて、これで、プリッツとか言うGMさんに会えばいいわけだな。」
メロス    「街で叫んでみるか?」

ウルフ    「スマグ協会のヤツに『耳打ち電報』でも送ってもらうか・・・・・。」






                 アジトを後にした。。。。。。











              鉱山町ハノブ
              最近追放天使の姿が目立つようになった。
              廃坑や藪の森へと冒険者を転送する商売が増えたためだ。

              時折そんな冒険者をロマやバリアートへ捨て去るヤツも居るので
              注意しろ!!




                そして、スマグ協会のものにプリッツ宛にメッセージを送信するように依頼。

                そのままハノブで待つ事となった。






                待て次回!!













































オマケ









ランサ   「って事があったのよ〜〜〜。」

剣士    「・・・」

ランサ   「(`д´)ちょっと、聞いてるの?」

剣士    「あ、う、うん、聞いてるさ。」

ランサ   「それでね〜〜。」




























剣士    「/



ランサ   「(`д´)おまえ、耳ウチしてただろ・・・・・。」

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