ST:60
「アジト潜入」











               
               アクァス・メロス・ウルフ・フェニはついにやってきた。

               盗賊団アジトである。



               盗賊ギルドなど正規の盗賊と違い、
               路上強盗や民家を襲う、人の道を外れた者達のアジトであった。



               世界中の宝もあったりするわけである。





メロス    「フェニ、ヤツラは素早い連続攻撃をしてくる。
          必ず、遠目から射撃するんだ。。。。。」
フェニ    「解りました。。。。。」


ウルフ    「スタン仕様にしておくかな・・・・・。」

アクァス   「フェニックスの羽さえ手に入れれば用は無い。」


メロス    「いいのか、アンタ。レンジャーだろ?手荒なマネできないんじゃ?」
アクァス   「なーに、『フェニックスの羽』を買う交渉に来ただけだ。
          ま、襲ってこられたら正当防衛と言うわけだ・・・・・。」

ウルフ    「それは、アリなのか・・・・・。」




               4人は中へと入る。。。。。


               さっそく盗賊が数人居た。



盗賊A    「ん?なんだ、オマエら?」
盗賊B    「これはこれは、魔具ハンター三兄弟のメロスさんじゃないか。
          なぜ、こんな場所に? お頭にUでも献上しに来たのかぃ?」

メロス    「あいかわらずだな・・・・・。」

ウルフ    「俺たちも何度も誘われたな・・・・・。」

盗賊C    「自分の好きなものを手に入れる。それでいいじゃないか?」

メロス    「フン、、トレジャーハンターと強盗を一緒にするな・・・・・。
          オマエらに用は無い。。。。。ボスはどこだ?」

盗賊D    「お頭なら、下だぜ。」

盗賊A    「お?なんか良い女連れてるじゃねぇか?」





                フェニが後ろに隠れる。


ウルフ    「指一本触れた時点で、貴様等全員、風穴が明く事になるがな。」

盗賊A    「冗談に決まってるじゃねぇか・・・・・。」

メロス    「まぁ、いい、行くぞ。」




                4人は降りて行った。


                B2へと向かう。



アクァス   「な、なんだ、シーフばかりじゃないのか・・・・・。
          やたらウィザードも居るんだな・・・・・。」

メロス    「こんな非常事態じゃなければこんなとこに来たくも無い・・・・・。」



                部屋にたどりついた。


                扉を叩くと男が出てきた。


メロス     「フン、久々だな、バーキン・・・・・。」
バーキン   「正規の魔具ハンターが何の用だ?」


                そう、あの『Dark wizdam』のGMバーキンである。(41話・42話参照)


メロス     「誰が好き好んでこんな所に来るかよ・・・・・。」
ウルフ     「ん、、、、、なんだ今の光は・・・・・。」



                 部屋から漏れた赤い光を見逃さなかった。


バーキン   「ああ、まぁ、新しい魔法の一種だ・・・・・。気にするな。
           こっちは忙しいんだ、用件を言え。」

メロス     「フェニックスの羽を持っているか?」
バーキン   「無い事もないがな。。。。。」


メロス     「 『ブレイジャーのブローチLX』+『大魔導師』と交換でどうだ?」
バーキン   「ほほぅ、そんな数千万のアイテムと交換とは、よほど欲しいんだな。」



                と、奥で探してみるが、見当たらない。



バーキン   「めんどくせぇがブローチのためだ・・・・・。
           上で探してくる、ココで待ってろ。」


                バーキンは部屋のカギを閉めた。






ウルフ    「兄貴、、、、なんか怪しくないか・・・・・。」
メロス    「怪しいのは昔からだろ。。。。。」

ウルフ    「まさかアイツ、、、赤石の研究をしてるんじゃないのか?」
メロス    「何!?」





                その時、その部屋の扉を何かが叩いた!!




アクァス   「な、、、なんだ?」

メロス    「誰か居るのか・・・・・?」
ウルフ    「それなら、出てこればいいだろう?」


アクァス   「さしずめ、中からは鍵が開かないといったところか・・・・・。」

メロス    「一体何が!?」




                
                しばらくしてバーキンが戻る。



メロス    「おい!バーキン、オマエ、、何を企んでいる!!」

バーキン  「何がだ・・・・。」

メロス    「その部屋で何をしている・・・・・。」

バーキン  「あ、、ああ、部下がふざけて扉を叩いているだけだろう。」


ウルフ   「ならばその扉を開けてみろ・・・・・。」


バーキン  「なんでも無いと言っているだろう?
          俺様の機嫌を損ねてもいいのか?」


メロス    「事の重大さを量る天秤は持っているんでな・・・・・。」





                メロスは扉を蹴り破った!!

















ウルフ   「こ、、これはアライブコープス!?」

メロス    「な、、なぜ? B3に生息してるんじゃないのか!?」



アクァス  「まさか、、、ココで赤石の呪いの儀式をやってるんじゃないのか!!」

バーキン  「くっ・・・・!」



アクァス   「赤き石に選ばれなかった者は、異形な姿に身を変えるという・・・・・。
           B3に徘徊するアライブコープスは、、、、、、。

           実験に失敗した人々の成れの果ての姿か!?」


メロス    「オマエ・・・・・。ついに人間として堕ちたか・・・・・。」
フェニ    「実験・・・・・。そんな事をして失敗して廃人となった人なの・・・・・。
          ヒドすぎる・・・・・。」

ウルフ    「貴様を捕獲する。」







                 次の瞬間バーキンは逃げ出した!!



                 3人は追う、わけの解らぬままフェニも追う。




                 B3へと逃げた・・・・・。



バーキン   「ククククク、、、バレては仕方が無いな。。。。。」




                  バーキンの後ろに魔導師らしき男が居る。



バーキン   「予定外の所でバレちまったけど、ここで始末すれば問題ないな。」

魔導師    「いい実験材料になりそうだな・・・・・。
          アサシン部隊・・・・・殺ってしまえ・・・・・・。」





                  周囲を囲むアサシンの群れ。



メロス     「オマエが黒幕か・・・・・。」
アクァス    「ちょうどいい・・・・・まとめて捕まえるか・・・・・。」


ウルフ     「フェニ、近づく敵だけを確実にしとめろ・・・・・。」
フェニ     「解りました。」


ウルフ     「アーチャーマスター試験用の技の練習にはもってこいの状況だな・・・・・。」

メロス     「そう、思わないとやってられんな・・・・・。」



アクァス    「邪魔するものは容赦はしないぞ!!」




                   4人を囲むアサシン集団。


                   この状況から抜け出せるのか!?





                   まて、次回。

















































おまけ。






プリッツ   「♪〜♪♪〜 ル〜ネッサ〜ンス〜情熱ぅ〜♪
     僕のこの手は〜〜〜〜♪








フレイオ    「ルドルフさん、、なんでプリッツさんあんなに上機嫌なんですか・・・・。」
ルドルフ   「ぴくっこのおいしさに目覚めたとか・・・・・。」

アシャン    「え!!って、今からアタシら、ソレ食べさせられるの!?」

ルドルフ   「ぴくの丸焼き丼とか、、、、、、。」


アシャン    「丸焼きて・・・・・。」

フレイオ    「せめて、素材解らないくらいに細かくした焼飯の方が・・・・・・。」
ルドルフ   「あまり変わらないような・・・・・。」




プリッツ    「♪〜♪♪〜 な〜んだってできるぅ〜♪








アシャン    「で、、できなくていいんだけど。」


















プリッツ    「あ!!ごめん。ミスった!!」




ルドルフ    「ゐゑ〜ゐ!!(心の叫び)」
フレイオ    「はははははは。そ、、そうか、それは残念。」



プリッツ    「(´・ω・`)『丸焼き丼』できないや。。。。。
           ゴハン炊くの忘れてたん。」



ルドルフ    「(´゚艸゚)∴ブッ 初歩!!」














































プリッツ     「だから丸焼きだけ食べてね♪












アシャン    「((((;゜Д゜))))なんだって!?

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