ST:38
「赤き石の導き」
数日後。
ever snowメンバーは古都噴水でおちあった。
新しいメンバー同士での情報交換中。
ミネルバ 「なるほど、お父様とseven seeのGMハインツの父ミハイルは知り合いというのも
そう考えると関係なくもなさそうですわ。」
イェロン 「そうじゃ、その父セスタス伯爵が隠そうとしている事も、赤石絡みじゃな。
もしかすると、ワシの探すものと同じなのかもしれんのぅ。」
ミネルバは母の死に何かあると見ている。
イェロンもなぜ『龍の髭』のメンバーが壊滅したのかを追っていた。
アシャン 「ミスティ、アンタとはお初だったね。よろしく。」
ミスティ 「(-´∀`-)/゛よろしゅうに。」
まだ怪我は完治してないが、全員行動するには大丈夫なまでに回復はしていた。
プリッツ 「ふー。ごめんごめん。お待たせ〜〜〜〜。」
ルドルフ 「お、来たかギルドマスター。」
プリッツ 「(-´∀`-)なんかそれ、くすぐったいからやめて。(笑)」
カゲトラ 「プリッツ殿。拙者もこの組合に入れてもらい感激でゴザる。
ミネルバ殿も色々言いながらも実は・・・・。」
ミネルバ 「カゲトラ!!余計な事言うんじゃありませんわ!!」
プリッツ 「ん?」
何やら、ミスティを見て驚くプリッツ。
プリッツ 「あーーーー!!」
プリッツ 「(`д´)こないだ古都で足踏んだ子だ!!」
ミスティ 「(´・ω・`)いつまでネにもってんねん。」
ルドルフ 「さて、これからの行動だがどうする?」
ミネルバ 「私は赤石の謎を追いますわ。」
イェロン 「ワシも行った方がよさそうじゃのう。」
カゲトラ 「拙者、ミネルバ殿の護衛を離れる訳にはいかぬ故、動向致す。」
ルドルフ 「ワシは、、、、、修行の旅に出る。」
プリッツ 「ぇ━━(*´・д・)━━!!!」
シーマ 「まぁ、あの戦いじゃしょうがないわね。」
ルドルフ 「くっ、ハッキリ言う女だな・・・・・。」
シーマ 「極端にハヤいのも、ただ立ってるだけでもだめだからね・・・・・。」
ルドルフ 「 ゙;`;:゙;`(;゚;ж;゚; )ブッ
」
ジェイク 「´ρ`)y─┛~~BISと天使の修行にいい場所がある。。。。。
何のスキルに進むかは知らないがな。」
ルドルフ 「何!? そこへワシを案内してくれぃ!!」
ジェイク 「´ρ`)y─┛~~俺も少し用があるからな。」
イェロン 「それぞれの方向が決まったようじゃな。」
プリッツ 「そだね。できたばっかでスグなのも、寂しいけど。
常に一緒に居るだけが仲間じゃないもんね。」
ミネルバ 「少しはまともな事が言えるのね。」
プリッツ 「こ、、このオッパイ・・・・・。」
集ったギルドメンバー。
時をわずかして、それぞれの目指す方向へ・・・・・。
プリッツ・フレイオ・アシャン・シーマは、高僧の居るという街へ。
ミネルバ・カゲトラ・ミスティ・イェロンは、ミネルバの故郷へ。
ジェイク・ルドルフは、天使の集う街へ。
全員。
神聖都市アウグスタじゃん。
全員徒歩で行ったために到着時間は別々であり会う事はなかった。
最初についたミネルバたちは、騎士団の待合所へと向かう。
次についたのはジェイクとルドルフ。
だがすぐにどこかの山へと消えて行った。
そしてプリッツ達は、
まだハノブで温泉に入っていた。
プリッツ 「んーーーーー♪ やっぱいいなぁ、温泉は〜〜♪」
アシャン 「時折、ババ臭いなプリッツは。」
シーマ 「あら、狼でも温泉入るのね。」
アシャン 「自分でもなんか変な気もするけど、もう慣れたよ。。。。。」
シーマ 「バリアート事件の影響ね・・・・・。」
アシャン 「知ってるのか?」
シーマ 「あの事件の発端となった赤石を天上界から持ち去ったのは、
私の父親の一族って噂だからね・・・・・。」
アシャン 「そうなのか!!」
シーマ 「だけど、私には真相は解らないし、信じたくもない。
悪魔族として追われてるけど、自分でその真偽を確かめるの。」
アシャン 「それでこっちに来たのね。。。。。」
シーマ 「ま、でも人間の血も濃いから私はとくにバレることなく、
それなりに楽しくすごせるけど。
それでも、『赤い血の呪縛』からは逃れられないのよ・・・・・。」
アシャン 「 『赤い血の呪縛』・・・・・。」
プリッツ 「ちょっと!2人ともいつまで入ってるの!!
そろそろフルーツ牛乳のおいしい頃だよ!!」
アシャン 「風呂あがりは、コーヒー牛乳だろ?」
シーマ 「私は、ダイエットコークプリーズ。」
アシャン 「ダイエットなら、炭酸なんか飲んでるんじゃないよ!!」
シーマ 「私の美貌を保つのには、苦労するから、多少の妥協は必要なのよ。
ただでさえ、夕方以降何も食べないんだから、これくらいいいのよ。」
プリッツ 「(´・ω・`;)ま、実際、維持してるわけだしね。。。。。ゴクゴクゴクゴク。」
アシャン 「ま、アタシには関係ないか。」
プリッツ 「アシャン姉!!手は腰!!」
と、外で1人待つフレイオ。
フレイオ 「なんだか、緊張感の無いPTだな。(汗)」
だが、フレイオもまた悩んでいた、フーフー時代とはまた違う人間としての思考。
当時の自分では知りえなかった知識と思想。
これも、赤石による進化の賜物なのだろうかと・・・・・。
赤石の世に齎す進化の行き着く先には何があるのだろう・・・・・。
それを突き止め、闇の進化を止める事は、ある意味自分の存在の否定なのかと、
フーフーでは想像もつかない範囲の考えをしていた。。。。。
そして、皆、赤石の謎へと進んで行くのであった。。。。。
次回へ。